鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~

鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~

946円 (税込)

4pt

すべての事件【ものがたり】はここから始まった。謎は原点【ゼロ】に収束する――鏡の館が写す過去と現在。異形の建築家が手掛けた初めての館、鏡面堂。すべての館の原型たる建物を訪れた百合子に、ある手記が手渡される。そこには、かつてここで起きたふたつの惨劇が記されていた。無明の闇に閉ざされた密室と消えた凶器。館に張り巡らされた罠とWHO、WHY、HOWの謎。原点の殺人は最後の事件へ繋がっていく!

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数学者十和田只人 のシリーズ作品

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1~7件目 / 7件
  • 眼球堂の殺人 ~The Book~
    1,034円 (税込)
    新たな理系&館ミステリ。シリーズ第一作神の書、"The Book"を探し求める者、放浪の数学者・十和田只人(とわだただひと)がジャーナリスト・陸奥藍子と訪れたのは、狂気の天才建築学者・驫木煬(とどろきよう)の巨大にして奇怪な邸宅"眼球堂"だった。二人と共に招かれた各界の天才たちを次々と事件と謎が見舞う。密室、館、メフィスト賞受賞作にして「堂」シリーズ第一作となった傑作本格ミステリ!
  • 双孔堂の殺人 ~Double Torus~
    880円 (税込)
    二重鍵状の館、「Double Torus(ダブル トーラス)」。警察庁キャリア、宮司司(ぐうじつかさ)は放浪の数学者、十和田只人(とわだただひと)に会うため、そこへ向かう。だが彼を待っていたのは二つの密室殺人と容疑者となった十和田の姿だった。建築物の謎、数学者たちの秘された物語。シリーズとして再構築された世界にミステリの面白さが溢れる。「堂」シリーズ第二弾。
  • 五覚堂の殺人 ~Burning Ship~
    924円 (税込)
    メフィスト賞受賞シリーズ第三弾! 有り得ぬ館と哲学者の遺言とが惨劇を呼ぶ。放浪の数学者、十和田只人は美しき天才、善知鳥神に導かれ第三の館へ。そこで見せられたものは起きたばかりの事件の映像――それは五覚堂に閉じ込められた哲学者、志田幾郎の一族と警察庁キャリア、宮司司の妹、百合子を襲う連続密室殺人だった。「既に起きた」事件に十和田はどう挑むのか。館&理系ミステリ第三弾!
  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~
    880円 (税込)
    堂シリーズはついにここまできたか 解説 村上貴史(ミステリ書評家) 謎の宗教団体・BT教団の施設だった二つの館の建つ伽藍島。リーマン予想解決に関わる講演会のため訪れた、放浪の数学者・十和田只人と天才・善知鳥(うとう)神、宮司兄妹。その夜、ともに招かれた数学者二人が不可能と思われる"瞬間移動"殺人の犠牲となる。秘められた不穏な物語がさらに動く"堂"シリーズ第四弾。
  • 教会堂の殺人 ~Game Theory~
    858円 (税込)
    館で待つのは、絶望か、祈りか。天才数学者が仕掛ける究極の罠!訪れた者を次々と死に誘う狂気の館、教会堂。失踪した部下を追い、警察庁キャリアの司は館に足を踏み入れる。そこで待ち受けていたのは、水死・焼死・窒息死などを引き起こす数多の死の罠!司の足跡をたどり、妹の百合子もまた館に向かう。死のゲームと、天才数学者が求める極限の問いに、唯一解はあるのか!?
  • 鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~
    946円 (税込)
    すべての事件【ものがたり】はここから始まった。謎は原点【ゼロ】に収束する――鏡の館が写す過去と現在。異形の建築家が手掛けた初めての館、鏡面堂。すべての館の原型たる建物を訪れた百合子に、ある手記が手渡される。そこには、かつてここで起きたふたつの惨劇が記されていた。無明の闇に閉ざされた密室と消えた凶器。館に張り巡らされた罠とWHO、WHY、HOWの謎。原点の殺人は最後の事件へ繋がっていく!
  • 大聖堂の殺人 ~The Books~
    1,144円 (税込)
    解は示された。大人気シリーズ、ついに終幕!天才数学者が館に隠した時と距離を超える最後の謎。すべての事件を操る数学者・藤衛に招かれ、北海道の孤島に聳え立つ大聖堂を訪れた宮司百合子。そこは、宮司家の両親が命を落とした場所だった。災禍再び、リーマン予想の解を巡り、焼死や凍死など不可解な殺人が発生する。しかし、藤は遠く離れた襟裳岬で講演の最中だった。大人気「堂」シリーズ、ここに証明終了!

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鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年12月29日

    個人的には前作のガッカリが少し大きかったので、かなり持ち直した印象。
    過去が明らかになり、最終局面に向けた舞台が整う。トリックも犯人も見事でした。
    最終巻が楽しみ!

    0

    Posted by ブクログ 2019年03月21日

    ー 光…それは、空間と時間を超越した存在。過去、現在、未来、すべての時間を超え、すべての空間と相互に干渉しながら、すべてを照らし出す…

    まさしくこれは、数学そのものよ。その定理は宇宙のどこにいても普遍的なものとして存在し、現在も、未来も、そして過去のどの時代においても…宇宙の開闢以前でさえも、あま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月10日

    前作が衝撃的でドラマチックな展開だったため、出だしはイマイチ地味な印象が拭えなかったが中盤からの展開でどんどん引き込まれる。
    あとがきで作者も触れているけれど、このシリーズは主人公がどんどんかわっていくので大枠を包括する視点も移り変わり驚くほど飽きさせられずに読み進められる。
    残りは、大聖堂のみ。ど...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月04日

    クライマックスの直前に挟まれる過去回想。    
    全てはここから始まった。    
    しかしまぁ藤衛は本当に得体のしれない人物ですね。     
    沼四郎には同情しますわ……。

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月31日

    クライマックスに向けて盛り上がっているな。建物のトリックについては少し無理があるようにも思うが、それがメインの主題ではないと思えばよし。

    0

    Posted by ブクログ 2019年12月24日

    よくこんな「堂」を考えるなぁと感心しきり。やっぱり図面好きとしては、こんなトリック分かるわけないと思いつつもつい楽しく読んでしまう…
    数学的要素も頭がこんがらがりつつ、だんだん慣れてきて面白くなってきた。
    でも登場人物はもう完全神の領域(1人は本当に神だけど)。最終巻読むのが楽しみ。

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月11日

    2018年147冊目。前作から間が空いているので、細かい点はいまいち覚えておらず。文庫のみ発売になったのもノベルスで揃えてた身としては些か不満。鏡面堂の構造自体はなかなか魅力的だった。次で綺麗に終わることを願ってます。

    0

    Posted by ブクログ 2019年08月10日

    堂シリーズ、第6弾。

    今回は、シリーズ共通のワケの分からないストーリーと並行に、作中作のような事件の謎解きがメインだったので、比較的読みやすかった。
    善知鳥神、宮司百合子、十和田只人絡みのストーリーは、ワケが分からないままです…。

    0

    Posted by ブクログ 2019年02月26日

    堂シリーズの六作目。次回作で完結する事が予告されている。
    前作があまりにも理不尽な終わり方で、読後感も悪かったのでもう読むまいと思っていたが、新刊が出たら気になって手に取ってしまった。タイトルが鏡だし、ドーム型(半球形)の建物見取り図があったので、ある程度トリックの予想は付いたが、ここまでとは思わな...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月31日

     堂シリーズ6巻目、5巻目からだいぶ間が空いてしまったから前巻までの内容が頭から抜け落ちてた。

     このシリーズは当初の主役は数学者、十和田。
     そして刑事の宮司司に代わり、彼の死によって妹の百合子と語り手が代わっていく。
     しかし、ミステリーの主役はあくまで堂の名を持つ建築物なのだ。
     今作では神...続きを読む

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