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解は示された。大人気シリーズ、ついに終幕!天才数学者が館に隠した時と距離を超える最後の謎。すべての事件を操る数学者・藤衛に招かれ、北海道の孤島に聳え立つ大聖堂を訪れた宮司百合子。そこは、宮司家の両親が命を落とした場所だった。災禍再び、リーマン予想の解を巡り、焼死や凍死など不可解な殺人が発生する。しかし、藤は遠く離れた襟裳岬で講演の最中だった。大人気「堂」シリーズ、ここに証明終了!
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Posted by ブクログ
ー 人類が有史以来続けてきた営みは、まさしく還元の一言に尽きるのだ。生活、争い、そして俗に愛と呼ばれるものに至るまで、これを理解するため人類はあらゆる還元を行った。 例えば生活とは、人間の生命に対する必要条件を要素に分解し充足する営みのことと還元される。争いも、資源や富の合理的または利己的配分に向...続きを読むけた暴力による解決手段のことと還元される。愛もまた、生殖活動とDNA保存という単純な要素に還元され、容易に説明される。 人類は、事象を還元作用により単純なものに定義し直し理解を進めてきたのだ ー 期待を裏切らないフィナーレ。 衆人環視の中で講義を行いながら、160キロも離れた孤島でいかに事件を起こしたのか。 閉ざされた孤島、「リーマン予想」講義、想像を絶するトリック、シリーズもの特有の伏線回収、とにかく素晴らしい出来栄え。 もちろんトリックは分かりっこなく、前代未聞。もはやSFミステリー。 トリックはあまりにもぶっ飛んでるけど、ここまで7冊読んできたからこそ味わえる余韻は奥深い。 面白かったなぁ〜。
ラスボスとの最終決戦。 とうとう読み終わってしまった……。 いやもうさっぱり皆目見当もつかなかったが、暴かれたトリック。 唖然呆然開いた口が塞がらないとはこのこと。 はぁ……凄い。 凄かった……。
ある意味館ミステリの真髄をとことん見せられた満足できるシリーズでした、大仕掛けや言葉を紡ぐことの意味とかとにかくハッとさせられる仕掛け満載でした。 あと、シリーズとしては名探偵と裏から操る犯人の入れ替わりや立ち位置の変化やシリーズキャラの退場など結構てんこ盛りで名探偵が名探偵でいる不安定さや揺れが見...続きを読むえたシリーズでした。 2795冊 今年23冊目
シリーズ7作読み終わりました。 本編のトリックは壮大すぎてミステリーとしてはウ~ンという感じですが、このシリーズならしっくりくると思えてしまいました。 本作単体だとぽっと出てきた登場人物も多く特別感もないのですが、折り返し地点の反転から怒涛のシリーズ後半を読んできた身としては読みきって満足です。...続きを読む ラスボスの最後は、ちょっと拍子抜けでしたけど。これで実は生きてて計算通りでしたとか次作が出てきた方がむしろ前巻までの流れだと腑に落ちるというか…。 神から発する風の正体が知りたかったですが、私は分かりませんでした…。
クライマックスに向けてちょっとドラマ的な展開を重ねすぎたと思う。 最後の最後に今までに積み上げてきた、あえて読者が望まない方に進んできた物語の着地が、読者が納得できるものではなかったと思う。 シリーズを通じて、キャラクターや数学の知識について、またトリックの大胆さや表現方法について、楽しみながら読...続きを読むめたと思う。 特にエピローグは、ちょっとベタすぎるよなーと思いました。
シリーズ完結。 ドラマティックであったような、落ち着いた最後だったような。読み手に預けられたような結末に感じた。 全編通して大変面白かったが、「堂」が壮大だったために自分の想像力が追いつかず建築物のイメージが掴みづらいというのは個人的に問題点だった。
2019年45冊目。シリーズ完結作。思うところはあるけれど、シリーズらしいトリック等、集大成感は出ていた。描ききったことに敬意を表したい。
壮大すぎる館ミステリーでした。 絶対に実行不可能だけど、よくこんな舞台を思いつくものだと。思いの外、最後の対決はあっけなかったし、神ちゃんまで…という寂しさはあるけど、とりあえずシリーズ全部読み終えることができて良かったです。
堂シリーズ、第7弾。 完結らしい。 天皇には勝って、十和田さんは生き残ってるっぽい。 すみません、シリーズ通して、基本ストーリーは全く追えませんでした…。 ミステリーの部分はそれなりに楽しんだ。
堂シリーズの7巻目であり最終巻。メフィスト賞の受賞作を7巻ものシリーズにした人はいなかったし、壮大なスケールを持続していた事には敬意を表したい(個人的には5巻は嫌いですが)。 トリックが実現可能か不可能かを語るレベルでは無くなっているし、登場人物が悉く無防備なのも不満だし、数学のシグマとか出てくると...続きを読む頭が痛くなっちゃうのだけど、取り敢えず面白いシリーズだった。次作は凡人にも分かるミステリを書いて欲しいね(^-^)。
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