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堂シリーズはついにここまできたか 解説 村上貴史(ミステリ書評家) 謎の宗教団体・BT教団の施設だった二つの館の建つ伽藍島。リーマン予想解決に関わる講演会のため訪れた、放浪の数学者・十和田只人と天才・善知鳥(うとう)神、宮司兄妹。その夜、ともに招かれた数学者二人が不可能と思われる"瞬間移動"殺人の犠牲となる。秘められた不穏な物語がさらに動く"堂"シリーズ第四弾。
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数学苦手でも楽しめました!
堂シリーズの第4作。十和田、宮司、百合子、あの人……とシリーズキャラが最初から集合しているのも安心しましたが、今回も大トリックとまさかの驚愕のラストに腰を抜かしました。シリーズの中盤、転換期との事ですが、次作を早く読まねば!
#ドキドキハラハラ #カッコいい
Posted by ブクログ
堂シリーズ、読むたびにシリーズとしての先が気になってきます。 今回も驚きありました。 今作に限ってみるなら、サスペンスとしての動機にあたるところが弱くみえたり、物足りなく感じるところがあるかもしれないですが、もう堂シリーズはシリーズではなく、全7巻で一作品と捉えるようになりました。先が気になる。 ...続きを読む今作で誰か分かるなら教えてほしいところがあります。宮司や十和田が伽堂の調査から帰ってきて、小角田教授がしょうたいについて語るシーンの249ページ。部屋にいたはずの神が急に会話に入ってるように見えるのですが、特に何の伏線でもなく、その場にいる人も何も触れず、かつ読み進めるとやはりその時間は部屋にいることになっていて… ここって、実際どうだったんですかね?
衝撃! トリックは勿論、その他これまでのシリーズを読んできた人にはちょっと信じられない内容。 ストーリーについては、これ以上語らないほうが良い気がするのでとにかく凄かった、ということだけ。 理系ミステリーは、これまで自分の中の知らなかった知識を与えてくれる。難しくて全てを理解できなくても、今まで...続きを読むとは違う思考方法を見つけることができたり面白いと思ったことは積極的に調べてみたり。
私が本書を読んでいる際、所謂「解決編」において、何かが足りていない、本当にあれはそうだったのか、などという疑問が残った。しかしその疑問もエピローグにて回収され、なるほどなあと思うと同時に、本書の結末の後味の悪さ故、次作が気になってしまう。堂シリーズの中毒性は更に増していくのか。と驚かされる一冊だった...続きを読む。
堂シリーズ4作品目。 シリーズ折り返しということもあって、物語性に富んだ内容。 登場人物の謎がいろいろと示唆され、この作品(伽藍堂の殺人)自体だけではなく、シリーズそのものの続きが気になる展開でした。 もちろん一作品としての内容は言うまでもなく高く、面白いトリックでした。 作品ごとにスケール...続きを読むが増している堂シリーズ。 その終わりをこの目で確かめたいと強く思いました。
堂シリーズ第4弾。 いやートリック、エピローグ、面白かった。 意外なトリック、意外な犯人。 犯人の動機は勿体ない気がしました。 あとは神が自然を操るように見えるシーンや実際のトリックの細かい部分はもう少し丁寧でもよかったかなーと。 今回も数学用語についてネットで調べながら読み進めました。この読み方...続きを読むがすごく面白いし、知的好奇心が満たされ、文系の自分にはとても楽しい! 次作が楽しみ!大きなストーリーの中でも動きがあり、早く先が読みたい。
面白くてあっという間に読み終えてしまいました。 特にラストは衝撃。 ですので、星プラス1。 次が気になります。
えぇ……。そんな展開ありかよ……。 やってくれたなぁ周木律。 シリーズの折り返し地点にして物語の転換点となる第四作。 堂の仕掛けを楽しむシリーズ第四弾。
堂シリーズ第四弾。シリーズ当初よりだいぶ読みやすくなった。大胆な仕掛けで驚きもあるが、疑問点も多い。瞬間移動トリックがこの作品の目玉である。
孤島という絶好のシチュエーション、本格ミステリらしい大胆な仕掛け、そこまでは非常に楽しめたのだが、やはり解決パートがいまひとつ…。 やはりミステリを面白くするには、whoとwhyが重要と実感。そこが完全に無視された印象で残念。
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