周木律のレビュー一覧
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他の感想にもあるように、数学的な説明が多く、その“パート”に入ると内容が理解できているような出来ていないような感覚に陥るが、重要な要素はわかりやすくヒントとしてその“パート”に含まれているためあまり読み進めることに支障はないので問題はないと感じた。トリックについては前作同様、違和感の多さや多分に散りばめられたヒントにより自分自身でも推理(推測)することはできるが、それでも「やられた。」と思えるほど奇抜でシンプルな解が存在していることは騙された側としては気持ちがいい。しかし文章において詰めの甘さを感じないでもないことから星4とさせていただく。
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購入済み
挑戦状だもの
アンソロジーの「ほとんど一編試し読み!」だけあって、ボリュームは満点。
だが、流石に事件の結末は本編を。
つまり、この内容だけで推理をして、結論を出してから本編を買えと言う挑戦状か……? -
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ネタバレ堂シリーズ第6弾。
ついに沼四郎が建築した最初の堂に訪れた百合子=水仙はそこで起きた連続殺人の顛末が書かれた手記を読む。そこで描かれた殺人事件の犯人の正体は?書き手の「わたし」の正体は?多くの魅力的すぎる謎でとても面白かったです。
そして、さらに深く明かされる司の家族のアイデンティティにはとても驚かされました。またこれまで不気味な堂の設計者である沼四郎の本心が最後の後書きで明かされていて彼自身も、一人の人間だったんだなと思いました。それの対比のように藤衛の不気味さが際立っていて、そして多くの事件に暗躍することが明らかとなり、ラスボスにふさわしい人物だと思いました。ここまで“原点”の藤衛と繋がっている百合子は本当に運命としか言いようのない展開だと思いました。そしてその運命を受け入れ実の姉である善知鳥神と共に最後の舞台である“大聖堂”へと旅立つ所で終わっており、最終章への期待がどんどんと膨らみ、読むのがとても楽しみになりました。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
宮司百合子/善知鳥水仙:長谷川育美
善知鳥神:種田梨沙
十和田只人:津田健次郎
宮司司:細谷佳正
毛利署長:茶風林
わたし/宮司潔:神谷浩史
沼四郎:小野大輔
竹中郁夫:三宅健太
松浦貴代子:斎賀みつき
松岡幸秀:間宮康弘
久須川剛太郎:山口勝平
藤衛:大塚芳忠 -
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あとがきにも書いてあるように、この作品は理解できない数学に関する会話が割と長く続きます。
ですが、物語として成立していて、私は続きが気になってしまいあっという間に読破してしまいました。
ある程度読み進めていくと、ミステリー小説を他にも読んできた方でしたら、ある程度犯人は分かると思います。
けれども、犯人に関する人間関係や動機、様々なトリックと伏線にはなかなか気がつけないと思います。
物語終盤にはそれらトリックと伏線がするすると説明、回収されていきます。
個人的には読んでいってそれが爽快でした。
シリーズものであることが嬉しいと感じる終わり方。
引き続き堂シリーズを読んでいこうと思います。
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ネタバレ堂シリーズ第5弾。
まさかそんなことになってしまうとは...。
前回からの登場人物である脇や小角田を始め、常連キャラの毒島や船生、さらには宮司警視正までもが死亡してしまうという展開にとてもしんどい気持ちになってしまいました。そしてここで宮司百合子が実は善知鳥水仙であり善知鳥神の妹で、かつこのシリーズの”原点”である藤衛の娘であるという衝撃の事実が明かされるという濃い内容となっていてとても面白かったです。
今回は数学と言うよりも経済学の考え方である、ゲーム理論・ナッシュ均衡・パレート効率が出てきて、大学で専門に近いものが出てきて、比較的読みやすいなと感じました。それをここまで残酷な殺人ゲームの設定に引き上げる周木律先生の感性はすさまじいなと思いました。ここから後2編でどんな風に物語が帰結するのかとても楽しみです。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
十和田只人:津田健次郎
善知鳥神:種田梨沙
宮司司:細谷佳正
宮司百合子/善知鳥水仙:長谷川育美
毒島喬:畠中祐
船生ゆり:田中敦子
脇宇兵:興津和幸
小角田雄一郎:緒方賢一 -
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ネタバレ堂シリーズ第3弾。
5角形の館:五角堂を舞台に天才哲学者:志田幾郎の遺産相続のため招かれた11人の男女。そこで志田家の関係者が次々と殺害されていくという物語。今回は宮司の妹:百合子が殺人事件の探偵役として活躍し、もう一人の探偵役の十和田は善知鳥神から問題の出題のごとく、ビデオで見ながら推理していくというもの。今回も叙述トリックが使われており、悟の盲目設定や館が複数存在するなど驚かせる要素が多く面白かったです。今回の視点は百合子であるためわざわざ悟のことを語らないし、時計や光の違和感にも気づかないという所でとても読者に対してフェアだなと思いました。
トリックのトンデモ具合はいつもの通りだが、宮司警視正と十和田の隠された関係性や藤衛の出所など今後のシリーズ展開の布石のようなものが今回出てきたのでこれからのストーリーがますます楽しみになりました。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
十和田只人:津田健次郎
善知鳥神:種田梨沙
宮司司:細谷佳正
宮司百合子:長谷川育美
毒島:畠中祐
志田正胤:速水奨
湊万里:桑島法子
湊亮:高木渉
志田胤次:置鮎龍太郞
志田大人:梅田修一郎
小山内亜美:Lynn
志田三胤:菅生隆之
志田悟:松岡禎丞
辻和夫;銀河万丈
鬼丸八重:鈴木れい子