周木律のレビュー一覧
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ありふれた…ってか、ありきたりというか。。
ゾンビ&パンデミック系作品
ウェンディゴというゾンビ化したものから
製薬会社の敷地内(ある種の密室状態)で
逃げ回る。そして解決する。
主人公は研究所内での全権力をもつが
記憶喪失。
そのパートナーはウェンディゴに感染。
んー…名称や状況に違いはあるけど
やっぱりよくありそうな感じです。。。
解決したと思ったら
またさらに問題が。
記憶を取り戻した時
すべての真実が明るみになる。
基本、ストーリーは読めたのでそこまで難しさもなく
よく言えば安定感のあるものでした。
特に最後のオチは嫌いじゃないんだよなーw
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Posted by ブクログ
ネタバレ『陽奇館(仮)』:The バカミス。発想が面白い。★4。『銀とクスノキ』:多重人格と信頼できない語り手の共存はずるい。ストーリーは面白かった。★3。『文化会館』:無駄な改行が多く読むのが苦痛だった。館である必要性もなく推理も論理的でない。★1。『硝子屋敷』:バカミスその2。時間帯によっては窓がないことぐらいわかるのでは…。探偵のキャラクターが面白い。★4。『煙突館』:バカミスその3。わざわざ熱川の往復時間を書いてくれてたせいでわかってしまった。最後…。★4。『ミステリーパレス』:ホラーの作家さんだけあって怖い。構成もストーリーも面白かった。★4。
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Posted by ブクログ
4月からスタートしたドラマと並行して、発売された小説版。ドラマの原作ではなく、あくまでも別の作品と言う位置づけらしい。登場人物はドラマと一緒なので、ドラマを観ていると、ストーリーもすんなり入ってくる。みなとみらい地区にある、某官僚が経営に携わっている超高層ホテルで、人質550人を取ったハイジャック事件が起こる。特捜班の役目はあくまでも「秘密裏」に業務を遂行すること。犯人にはもちろん、マスコミにもバレてはいけないし、警察内部でも事情を知っているのは、ごくわずか。そんな中、ハイジャックの犯人と特捜班の闘いを描く。スピード感はあるが、小説の割には犯人の制圧までが凄く短い。真の首謀者も、読んでいれば、
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なぜだろう、最近的中率が高い「カニバリズム」がお題とされた作品…この作品は、カニバリズムが大々的に取り上げられた作品ではないが、作中のキーとなる”ウェンディゴ”がカニバリズム的生き物であるというもの。
「不死症(アンデッド)」と聞いて、私が思い浮かべたのはただ一つ、なぜかハリーポッターに出てくる校長が飼っている鳥…w 周木律さんの作品は初めてだからイマイチ作風もつかめないし、ファンタジーものかな〜なんて思っていたら、まさかのバイオホラー×ミステリーという、私の想像を超えた世界へ誘ってくれました(笑)
ストーリーの大筋はよかったし、テンポもよくさらっと読めました。が、完全文系な私には理系的な部分 -
Posted by ブクログ
この作品世界では、本邦版FBIが存在していて、その組織名称に偶々、「警察庁」という、現実の日本にあるのと同じものが採用されている。警察庁の職員は、個別事件の捜査について自治体警察に対して常に包括的な指揮権を有するので、宮司警視はやりたい放題だ。かなり中央集権的な制度設計なのだろう。ちなみに「警視」という階級も偶々現実の日本にあるものと同じようだが、現実のそれよりも遥かに上の階級のようだ。とか想像力を働かせて読む。
これらを「ありえない。」といって拒否したり、逆に現実と混同する人はフィクションを読むのに向かないということ。
SFやファンタジーで現実世界とは違う物理法則や「未知の」物質が存在する前 -
Posted by ブクログ
お双ちゃんがかわいいのはわかったから殺人シリーズの新刊を...。
シリーズ3巻目、2巻からテレパシーで隆一郎と心の声で通じ合う能力に目覚めた猫又のお双だった。
しかし、隆一郎はといえば、論文が壁に当たって進まなくなり、後輩の女学生に振り回されても嫌とは言えない性格で疲れきっていた。
ある時、心の中で出ていきたければ出ていけばいい、と思ってしまい、それをお双が感じ取り、お双は出て行ってしまった。
何にも手につかなくなった隆一郎の元に男が現れる。猫又の族長を名乗る男は、お双が恐山にいることを伝える。
丸一日をかけてたどり着いたのは、猫又の隠れ家だった。
そこで隆一郎とお