周木律のレビュー一覧

  • 双孔堂の殺人 ~Double Torus~

    Posted by ブクログ

    堂シリーズ第2作目。1作目が面白かったので。

    とはいえ、前作ほどの面白さやワクワク感、衝撃は薄かったかも。
    たぶん、あとがきでも書いてある通り、数学の話がすごく多かったことが原因だと思う。
    ただここでシリーズの肝となる宮司司と百合子ちゃんが登場する意味で、本作を読む意義はあると思った。

    0
    2025年06月28日
  • 楽園のアダム

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あっという間に読み終えるくらい惹きつけられるものがあったし、展開運びも見事だった。
    ただ、肝心のトリックがまさか「宝塚」とは。
    伊藤計劃の「ハーモニー」は自分にとってバイブルのような作品であり、忘れられない作品となっている。
    ...からたぶん百合系ディストピアは嫌いじゃないんだけど、SFではかなり大事な「世界観」が薄口であまり魅力を感じられなかった。
    そこをもう少し丁寧に作り込めていれば
    名作が生まれたんじゃないか?...と思ったり。
    ただ性別への先入観や、平和を維持する方法として突きつけてくる終盤のアプローチはこの作品ならではであり、斬新さも感じたので
    あらすじでトリックが気になった人は一度

    0
    2025年06月23日
  • 大聖堂の殺人 ~The Books~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    堂シリーズの最終話、数学とミステリー、私自身が好きなテーマであることから最後まで読み切ったが、余韻が残らない。

    リーマン予想と言う最高級食材を出すなら、もっと良い料理をして欲しい。トリックもリーマン予想のアプローチとより密接に絡めて欲しかった。

    トリックは断熱圧縮、断熱膨張となかなか面白かったが、島を動かすのは結構初期から勘付いていた。それも島を動かす=原点を動かす、ことがリーマン予想を解くためのアプローチ、というなら、このテーマ、とが結びついて腑に落ちたのだが。

    数学が好きだからこそ、厳し目の評価になったのかもしれない。だが、前作の鏡面堂も館シリーズの暗黒館と被ることや、眼球堂の十和田

    0
    2025年05月11日
  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~

    Posted by ブクログ

    堂シリーズ第四弾。シリーズ当初よりだいぶ読みやすくなった。大胆な仕掛けで驚きもあるが、疑問点も多い。瞬間移動トリックがこの作品の目玉である。

    0
    2025年04月25日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

    Posted by ブクログ

    6名の作家のアンソロジー
    読んだ事ある人、名前だけ知ってる人、存じ上げなかった人混じってる

    それぞれに良さはあったと思う。

    私は一肇さん(この度知った)の作品が興味深かった。決して登場人物の名前の独特さから思った訳ではない。
    青春小説と本格ミステリの融合と感じた。

    アンソロジーは新しい作家発掘にとても良いなーと、改めて感じた。

    0
    2025年04月14日
  • 五覚堂の殺人 ~Burning Ship~

    Posted by ブクログ

    堂シリーズ第3弾。過去作はイマイチな評価だったけど、建物が主軸な話でまた手に取ってしまう。過去作よりもかなり読みやすくて構成も良かったけど、建物の魅力がどんどん薄れてきた気がする。

    0
    2025年03月30日
  • WALL

    Posted by ブクログ

    一気読み!やっぱりSF小説は面白い。SFディザスターという、私の好きジャンル掛け合わせた話。映画化しそう。

    0
    2025年03月17日
  • 災厄

    Posted by ブクログ

    官僚と政治家、省庁間の陣取り合戦。
    問題解決に協力し合わない様は人間らしい。

    パンデミックも見方を変えれば自然のテロ。目的はただの生存のための結果なのかもしれないが。

    コロナと対比しながら、似ているところと違うところを比較しながら読むと、リアルなイメージがより湧いてきます。

    0
    2025年03月15日
  • 教会堂の殺人 ~Game Theory~

    Posted by ブクログ

    ミステリーかと思って読み進めた。本著はミステリーを求め読むものではない。しかし、堂シリーズとして必要不可避の作品であることに加え、きっちり堂シリーズの醍醐味もある。面白かった。予想とは違う内容だったが、エンタメ小説としてとても楽しめるものだった。

    0
    2025年01月21日
  • 教会堂の殺人 ~Game Theory~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズの前作までと比べて、ミステリー感が薄れ、デスゲームのような趣のストーリーでした。
    単発で読んでしまうと、ウ~ンという感じがあります。血の通ってたキャラクターがミキサーに放り込まれてしまったというか。
    もうちょっと協力戦というか、どうにもできない悲しいやりとりが登場人物間で対面であったりすると、本作単品でもっと震えるんでしょうけど、それがあるとドキドキしてページ捲れなくなったかも。

    シリーズ終盤に向けては前作に続き大きな転換となってるので、最後まで一気に読もう、読み切ってしまいましょう。

    0
    2025年01月11日
  • 鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~

    Posted by ブクログ

    まあ、普通に好きだなあ。
    手記による過去やこのシリーズ特有の仕掛けなどいいですね。

    2752冊
    今年191冊目

    0
    2024年12月09日
  • WALL

    Posted by ブクログ

    頭の硬いオジサン達にはイラッとしたけど、原発で頑張るオジサン達は格好良かった!

    危機に直面したときに自分はどんな人間になってしまうのか…善人でありたいけど守るものがあると違ってくるかもな…。

    個人的にはお父さんの頑張りに胸が熱くなった。待ってる娘も心細かっただろうなぁ。

    0
    2024年10月31日
  • 不死症

    Posted by ブクログ

    とある研究所で起こった爆発事故。そこから生還した主人公は記憶を失っていた。生き残った仲間と共に脱出を試みるが、無表情で凶暴化した人間が襲ってくる。

    ゾンビ映画のようなバイオホラー。なかなかにえぐい描写やアクション映画のようなハラハラするシーンが多かった。怖いのが大丈夫な人向け。でもただのホラーではなく、後半は真実が明らかになったり、予想外の展開になったりして面白かった。

    0
    2024年09月16日
  • 五覚堂の殺人 ~Burning Ship~

    Posted by ブクログ

    堂シリーズ3作品目。

    全体的なスケールが壮大になった作品だと思います。

    トリックや動機など納得はできましたが、おぉそういう感じか…と個人的には可もなく不可もなくな内容でした。

    登場人物のキャラ立ちがしっかりしていて、シリーズとして好きな作品なので、これからも堂シリーズを読み進めて行こうと思います。

    0
    2024年09月08日
  • 教会堂の殺人 ~Game Theory~

    Posted by ブクログ

    本格ものとして楽しんでいた堂シリーズ。どうもヒューマンドラマになむてしまったらしい…。
    それはそれで興味深い展開になってはきたけども。
    ちょっと求めているものと違うような。
    依然として本格らしい意味不明な建物が出てくるのは面白いが、今回はほぼ推理してないし…。

    0
    2024年08月17日
  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~

    Posted by ブクログ

    孤島という絶好のシチュエーション、本格ミステリらしい大胆な仕掛け、そこまでは非常に楽しめたのだが、やはり解決パートがいまひとつ…。
    やはりミステリを面白くするには、whoとwhyが重要と実感。そこが完全に無視された印象で残念。

    0
    2024年08月17日
  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~

    Posted by ブクログ

     堂シリーズ四作目。 前作のラストにて物語の重要パーソンになりうる数学者・藤衛が逆転無罪判決を受け出所、そこからの不穏流れが今作の事件にも漂っている。 十和田、善知鳥、宮司姉妹、それぞれの過去や因果を仄めかす本作は一つの事件としては勿論解決を施されたがシリーズ作としてはまだまだ先の見えない、寧ろ一層見えなくなってきたのが今回の伽藍堂での事件である。 

    0
    2024年03月19日
  • 五覚堂の殺人 ~Burning Ship~

    Posted by ブクログ

    放浪の数学者は天才数学者に招かれ山中の五覚堂へ。 そこで見せられたのは五覚堂で行われた殺人の記録。 すでに起きた事件に対して十和田が示す解とは・・・

    数学×理数×ミステリ。 今回は色々と解説もついてマイルドな出来ですね。 探偵役が直接現場に会さないタイプのミステリということである単純な事柄が隠蔽されていますがそれは読んでからのお楽しみということで。

    0
    2024年03月19日
  • 双孔堂の殺人 ~Double Torus~

    Posted by ブクログ

     放浪する数学者を求めて訪れたのは"双孔堂"、警察庁キャリアである宮司はそこで密室殺人が起き、容疑者として尋人である十和田只人が捕まってることを知る。 自分が犯人であると結論づける十和田、既に出された解を変えるには事件の'前提'を覆さなければ・・・ シリーズ第二作。

     流石屋敷に主眼を置いてるだけあって面白いトリックでしたね。 キャラも立ってきてるしいいシリーズになってきたんじゃないでしょうか?

    0
    2024年03月19日
  • 双孔堂の殺人 ~Double Torus~

    Posted by ブクログ

    堂シリーズ二作目。
    前作以上に数学蘊蓄がパワーアップ。
    全体の3割ぐらい数学の話してるため、どちらかというと文系の自分には頭の中にクエスチョンマークが駆け巡っていましたが、なんか読んでて楽しかったです。
    眼球堂に続き変な建物ですが、変で奇天烈な建物であればあるほど本格ミステリファンは喜ぶので(偏見)最高です。ただトリックは前作よりも劣るかな...
    そして最後にあの人も登場。やっぱり出てきた。
    森博嗣作品の某人みたいな感じになっていくんですかね?

    0
    2023年12月28日