周木律のレビュー一覧

  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~

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    トリックの発想がえげつなすぎ。孤島の館で発生した密室殺人、不可解な状況で発見される死体。堂シリーズの第四弾!

    本作の主人公である女学生が、孤島で開催される数学講義に招待された。数学者たちが集まる二つの館で講義が始まるが、いつの間にか人が消えてしまい…
    トンデモ館で発生した密室殺人を解決すべく、推理を繰り広げる本格ミステリー。

    よくもまぁこんな館、仕掛けを思いつきましたね。眼球堂、双孔堂、五覚堂と、ほぼありえない建物で困難なトリックだと思ってましたが、一応の現実性はありました。
    しかし、さすがに今回は無理でしょw でもそこが最高!

    相変わらず数学の講釈はついていくのが大変ですが、世界観や登

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    2022年02月04日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    新本格30周年記念アンソロジー。
    1.「陽奇館(仮)の密室」(東川篤哉)2…建築途中の館での密室殺人
    2.「銀とクスノキ〜青髭館殺人事件〜」(一肇)4…目の上のたんこぶである女友達と幽霊屋敷探訪
    3.「文化会館の殺人—Dのディスパリシオン」(古野まほろ)3…演奏コンクールでの失敗からの悲劇
    4.「噤ヶ森の硝子屋敷」(青崎有吾)4…すべてがガラスでできた透明な館で起こった殺人事件
    5.「煙突館の実験的殺人」(周木律)3…「CUBE」的不条理状況での連続殺人
    6.「わたしのミステリーパレス」(澤村伊智)4…遊園地のびっくりハウスに拉致監禁された女性

    本書は「白」だが「黒」もあるのでそちらも楽しみ

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    2022年01月26日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    それぞれの館がどれも曲者揃いで面白かった。似たようなトリックを見たことあるような気もするけど、陽奇館(仮)が面白かった。古野さんのユイカシリーズはちょっと読んでみたくなった。

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    2022年01月12日
  • 猫又お双と消えた令嬢

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    ネタバレ

    「魔術師」を名乗る怪人から、名家へ令嬢を誘拐すると時刻まで指定した予告状が届く。しかも予告状は閉ざされた室内にどこからともなく現れて――という如何にも乱歩テイストなお話で、ほとんどのミステリ好きなら、乱歩だったら事の真相はこうと考えてしまうはずで、その通りというのはやっぱり困る。ただ密室から令嬢が消え失せるトリックは目新しくはなく、見え見えながら、乱歩は苦手そうな緻密なもので面白かった。あとヒロインが猫又という設定がまるでいかされていないが、彼女の猫っぽい仕草が可愛いので、これはもうこれ良いんだと思う。

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    2021年12月25日
  • 双孔堂の殺人 ~Double Torus~

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    とんでも館で発生した殺人事件、天才数学者と警視が不可能犯罪に挑戦する。十和田只人の堂シリーズ2作目、双孔堂の殺人。

    今回はポアンカレ予想、宇宙の形がおおむね球体というヤツですね。次々出てくる数学用語はさっぱりわかりませんが、世界観は伝わります。おそらく今回で堂シリーズのフォーマットが決まったようで、本作は安楽椅子探偵の形でお話が進みます。

    謎解き自体はシンプルなので考えやすく、解決編も納得性が高いです。理系の世界観を前面に出しながらも、昔ながらのしっかりとした本格ミステリーです。ほかの作品も是非読んでみたいです。

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    2021年12月12日
  • 暴走

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    化学工場で毒物漏洩事故か
    刑事をやめさせられ警備員をやってる島浦と
    刑事の石倉が主人公
    テンポは早いがその分薄さはしょうがないのかな
    それでも物語としてはまぁ楽しめるレベルかなと
    思いました
    この中ででてきた化学物質は名前は見聞きした
    ことはありましたが危険なものだったんですね

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    2021年11月05日
  • 猫又お双と消えた令嬢

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    ミステリーとしては浅いが、ちょっとした空き時間にサクッと読めるライトミステリー。
    周期律さんの作品は好きな作品が多いため、この評価だが別の作者だともう少し評価は低いかもしれない。

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    2021年10月20日
  • ネメシス3

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    AIをテーマにした2話。
    第1話は女子高で発生した教師の自殺事件で、ドラマを先に見たので大筋はわかっていたが、AI捜査はやはり面白いと思う。第2話は将棋のタイトル戦を舞台にした小説オリジナル。

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    2021年09月23日
  • ネメシス3

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    サクッと読めることに変わりはないが、1、2作目よりも読み応えがあり面白かった。一話ごとが長かったためだろうか。今回も本編よりおまけのスピンオフのほうが良かった。

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    2021年08月23日
  • 不死症

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    先日BOOKOFFでゲットしたこちら。この装丁に魅了された。周木律さん。ちょいちょいお見かけしていたが読んだのは初めて。なんとなく怪しげで自分好みかなと勝手に妄想。

    不死症とは読んで字のごとく、死なない症状なのである。いわゆるゾンビものかなぁと。五十嵐貴久さんのBITERを思い出す。内閣総理大臣も出てくるし。山奥にある研究施設で爆発が起こった。記憶を失くした泉夏樹は生き残った者たちと脱出を試みるのだが、そこには狂暴化した無表情なアンデッドが…。

    なかなか面白かったけど、まぁありきたり。まぁ軽め。まぁ最後の方の展開が意外で楽しめた。表紙が素晴らしすぎた。

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    2021年07月28日
  • あしたの官僚

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    納得できない箇所少々 ?忖度官僚までの組織で動かない場面や形成が逆転した後松瀬が 三ツ藤が私利私欲の為に隠蔽工作を図ったのではない
    と回想する場面は納得できない。

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    2026年01月03日
  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~

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    なかなか読み応えがある。
    でも、それはこちらの理解度が作者の意図についていけてないって事なのかな?とも思う。

    この先のストーリー展開が楽しみ。

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    2021年06月24日
  • あしたの官僚

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    過重な労働を強いられる若手官僚の現場をリアルに描き出し、起伏に富むストーリーに仕立てた官僚小説。
    主人公・松瀬尊は30歳の厚労省キャリア技官。小説「官僚たちの夏」に憧れ念願の官僚となったが、その実態は深夜までの残業に追われるブラック企業顔負けの現場だった。
    ゆとり世代で無責任、能力不足なノンキャリの後輩、パワハラすれすれの女性直属上司、キャリアだが、定年間近のヤル気なし先輩に囲まれ、仕事が集中、孤軍奮闘の毎日。
    国会議員からの突き上げ、関係省庁との板挟み、国民からの苦情電話に忙殺され苦悶する日が続いていた。
    そんな松瀬に降りかかったのは新潟県で発生した謎の公害病への対処という厄介な問題。地元選

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    2021年05月04日
  • 双孔堂の殺人 ~Double Torus~

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    今回の話は難しかった。数学用語なんだと思うけど、何だか哲学みたいだし。最後のトリックのところも???な感じでした。
    でも面白いんだよなぁ

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    2021年04月16日
  • 双孔堂の殺人 ~Double Torus~

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    肝心のトリックについては、1作目より落ちるかなという印象。あんまり館の形に必然性がないような…。結構難しい数学ネタが多いのは、好物なので割と良かった。作者は本当に数学科出身なんじゃないかと思ったりもするが、建築科出身なのだとか。シリーズとして繋がった物語がありそうな雰囲気も出てきて、次巻以降に期待したい。

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    2021年04月11日
  • 雪山の檻―ノアの方舟調査隊の殺人―(新潮文庫)

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    ノアの方舟の調査のためにアララト山に登るお話
    カメラ担当のアリスが主人公で語る
    が、一石シリーズっていうくらいだから鑑定担当の
    一石さんが主人公なのかな?
    なんせその語りといったら・・・
    読むのが苦痛になるほどの多さでした
    その語りも物語としては大切なんでしょうけどでもちょっとなと思いました
    雪山で起こる殺人事件がかすむほどの一石さんの語りでした

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    2021年03月25日
  • 五覚堂の殺人 ~Burning Ship~

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    びっくりするほど読み易かった。

    十和田が現場にいないだけで、こんなにあっさりするものかと。

    前二作で身構えて突入しただけに、肩透かしをくらった気分。

    そうか、自分はもうあの全く理解できない数学の世界で繰り広げられる『沼地獄』に嵌ってしまってしまっていたのだな。

    今までの現実離れした建造物だからこそできるトリックと比べると、今作のトリックはみみっちく感じてしまったけど、相関図が出来上がってきた点では面白みが広がった。

    どこまで広がるのか次の段階への関門。この関門を抜けるか、引き返すか、悩みどころではある。

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    2021年02月08日
  • 眼球堂の殺人 ~The Book~

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    天才建築学者がつくった異様な建物の中で起こる異様な殺人事件の数々。「堂」シリーズの1作目。放浪の数学者、十和田只人による謎解きやいかに!?  天才建築家、驫木燿(とどろきよう)が建てた眼球堂。山の中腹に建っており、上から見たらデカイ目。黒目のところが居住部分。白目のところにいろんな形の柱が立っている。そして登場人物は、各界の一流の学者たちだ。そして連続殺人事件が始まる。

     舞台も登場人物も非現実的なので、そのような設定がお好きな方にはオススメである。人によってはアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」や名探偵コナンを連想するかもしれない。

     放浪の数学者、十和田只人(ただひと)が謎解

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    2026年01月18日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    バラエティ豊かなぶん苦手なのもあったけど、全体的には楽しく読めました。
    いろんな意味で印象的だったのは煙突館かな。
    最初の図を見た時点での違和感に始まり、読み進めるにつれて浮かんでくる「もしかして?まさか?」とイメージした舞台設定がかなり近くてビックリしました(^^;

    黒のほうも読んでみるか迷い中。

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    2020年11月15日
  • 不死症

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    バイオホラー。ゾンビ。
    B級ホラー映画感は拭えないが、終盤の約100ページはSF的な展開もあり、なかなか好み。
    偉い人のクズっぷりが凄まじい。
    深く考えず、気楽に楽しむべき娯楽作品。

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    2020年10月28日