あらすじ
警備員の島浦が勤めるのは、工業用ロボットに管理された最新鋭化学工場。ある日、突然警報が鳴り響くと、島浦のいるシェルターの外で次々と人が死んでいく。パニックに陥る工場で、何が起きているのか――。
※本書は二〇一五年五月に小社から刊行された単行本を、加筆・修正のうえ文庫化したものです。
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Posted by ブクログ
化学工場で多数の死傷者を出した事故に立ち向かう、元刑事の警備員と現役刑事の奮闘劇。映画のようなストーリー展開とスピード感で、一気に読ませる一冊。
ただし、面白かったというよりも“読みやすかった”ことが大きな理由かもしれない。この手のテーマは、1冊に収めるためにどうしても話の進行が強引に感じられる部分がある。ページ数を増やすか、上・中・下巻くらいに分けて書いてもらえると、さらに良かったのでは…と思ったりした。