周木律のレビュー一覧
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ネタバレシリーズ2巻目、物理学修士の貧乏学生隆一郎と彼の部屋をねぐらにする百歳以上にして見た目も考えも十代の猫又お双。
長屋の家主、千枚氏が事件解決の依頼のために二人のもとに足を運んだ。
旧来の知り合いの大学教授が亡くなり、その遺言状の内容が奇妙で解読をお願いしたいとのこと。
その大学教授は聖徳太子の研究の傍ら、徳川埋蔵金についても独自に研究していたようで、その埋蔵金のありかを示すのではないか。というのだ。
教授の下で研究していた弟子4人は互いに対立し、そのうちの一人に至っては先日、何者かに自転車にぶつけられて怪我をした。
一同がそろった中で遺言状の封が開かれると、そこに書かれていた -
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ネタバレ.
<あらすじ>
古長屋に住む大学院生の隆一郎。
彼は懐いた野良猫の尻尾がふたつに分かれているのを見てしまう。
驚く間もなく猫は喋り、少女へと姿を変えた。
猫は妖怪・猫又だったのだ。
それから猫又は隆一郎の部屋で共に生活することになり、
隆一郎は『お双』と名付けた。
そんなふたりの元に、ある名家の令嬢に誘拐予告が届いたので助けてくれと相談を持ちかけられた。
2人はその屋敷に出向く。
誘拐すると予告状を送ってきたのは魔術師と名乗る者で、
予告状が届くまで数々の不可思議なことを名家の家族たちに遠隔で披露していたという。
そして誘拐予告の日時となったその時、停電が発生!
家族や隆一郎が見守る中 -
Posted by ブクログ
ネタバレ妖怪+推理モノ。最近の本屋の書棚は推理モノばかりと言っても過言ではない。
建築物を中心に置いた推理小説、殺人シリーズの周木律の新作は猫又娘と苦学生のコンビだ。
学問のために実家から飛び出し長屋に暮らす隆一郎はある日、長屋の軒先を歩く野良猫に餌をやった。
そのうちに、その野良猫は隆一郎の部屋に何度も顔を見せるようになった。
そして気づく。この猫の尾は二つに割れている。
野良猫は人の言葉を話し、人間にも化けた。名前が無く、龍一郎はお双と名付けた。
ある日、大家から協力してほしいと頼まれた。さる華族に怪文書が続いて届くようになったと。
魔術師を名乗る回文書には、娘を連れ去って -
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購入済み
オススメ作品のはずが、、
どこかでオススメ作品として紹介されていたので期待していたのですが、非常に残念。本屋でもよく見かけるし、人気作家さんなのだろうから、と頑張って最後まで読みましたが個人的には何も盛りあがるところ無く終わりました。ペラペラです。