周木律のレビュー一覧

  • 鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~

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    クライマックスの直前に挟まれる過去回想。    
    全てはここから始まった。    
    しかしまぁ藤衛は本当に得体のしれない人物ですね。     
    沼四郎には同情しますわ……。

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    2019年03月04日
  • 雪山の檻―ノアの方舟調査隊の殺人―(新潮文庫)

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    いやもうこれもう新書で出したらいいんじゃないかっていうレベルの知識本ですな。     
    古代史ミステリとは恐れ入りました。     
    しかも本格。     
    とんでもない才能だこれ。     
    って言うかこの作品はもうフィクションとリアルの境目が全然分からん。     
    まぁミステリの部分がフィクションなのは当然として、古代史の部分がね……。      
    いやーしかし、一石の話は面白かった。    

    周木律の未来には、愉しみしかない。

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    2019年02月24日
  • 鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~

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    ネタバレ

    どんどんと意外な展開が続き、この先どうなるのか気になって仕方ない堂シリーズ。本作は堂内のクローズドサークル、そして密室での殺人と本格ミステリの王道っちゃ王道。個人的には密室の理由がなぁ。もうちょっとなぁ。でもまあ楽しかった。
    次がいよいよラスト。どのような最後を迎えるのかとても楽しみ。

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    2019年02月12日
  • 教会堂の殺人 ~Game Theory~

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    ネタバレ

    建物自体が人を殺す仕組み…恐ろしい。ゲーム理論やナッシュ均衡はなんとなく覚えていたけど、まさかミステリで出会うとは。
    これからの物語もかなり気になる。前作に並ぶくらい本作でも驚きの展開だったので、次回作もすぐ読みたい。

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    2019年02月06日
  • 鏡面堂の殺人 ~Theory of Relativity~

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    クライマックスに向けて盛り上がっているな。建物のトリックについては少し無理があるようにも思うが、それがメインの主題ではないと思えばよし。

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    2019年01月31日
  • 災厄

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    ネタバレ

    ある地方の村に端を発する集団死から、四国丸ごとへと加速度的に広がるスピード感が堪らないパニック小説。原因を追う厚生労働省の官僚を主人公に据え、★(書きかけ)

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    2018年11月01日
  • 不死症

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    まだまだ暑いので、

    何か涼しげな?本を読みたいと思って選びました。

    表紙だけでもゾクゾクする~。


    山奥の製薬研究所で謎の爆発事故が発生。

    そこで、研究をしていた夏樹は一命をとりとめたが、

    爆発のショックで記憶を失ってしまった。



    まともに生き残った仲間は、夏木を含め数人、

    他の人々は、ゾンビのように恐ろしい人間に変化し、

    理性を失い、人肉を食いむさぼる・・・



    なぜ、こんなことになってしまったのか?

    夏樹は、何の研究をしていたのか?

    徐々に記憶を取り戻していくうちに、

    すべては自分の責任だと気づく・・・



    最初から、何が起こるか緊張の連続で、

    二転三

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    2018年08月31日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    新本格30周年を記念して作られた「館」をテーマにしたミステリアンソロジー。もうそれだけで踊りだしたくなるほど嬉しいのですよ。
    執筆陣は東川篤哉、一肇、古野まほろ、青崎有吾、周木律、澤村伊智と比較的新しめの作家が集まっています。新本格何世代になるのでしょうね。感覚的に孫曾孫世代という感じですが。

    新本格らしい要素がそれぞれに込められています。奇矯な探偵、思い切った設定、大胆なトリック、遊び心に富んだパズルゲーム、一発ネタ的な大どんでん返し、などなど。そうそう新本格黎明期にどんどんガンガン投げつけられたあの感覚がよみがえります。
    ひとつひとつの力が弱くともその組み合わせで読ませるものもあります。

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    2018年08月20日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    館ミステリアンソロジー。館好きにとってはたまらない、変な……もとい、魅力的な館がいっぱい登場します。
    お気に入りは青崎有吾「噤ヶ森の硝子屋敷」。一番魅力的な館かなあ。住めないけど(笑)。そしてまさかのトリックに、キャラ立ちの名探偵。そして何よりも気になるのが墨壺コレクション! 他の館でもなんか事件が起こりそう……と期待します。
    周木律「煙突館の実験的殺人」も凄いなあ。煙突館、これもまたなんともインパクトのある館で。とんでもなさすぎました。これは……行きたくないな。

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    2018年03月14日
  • 猫又お双と一本足の館

    ネタバレ 購入済み

    猫又お双と一本足の館

    前巻までのように、謎解きのお話しが中心だと思っていたので、お双の仲間が出て来て驚きました。謎解きもありましたが、それよりもお双と隆一郎の関係に、興味を惹かれました。

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    2018年03月10日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    黒より白の方が万人にお薦めできそう。
    こんなのありかと思う一方、自分の中で可能性を排除していたのでやられた感はある作品や、もしかしたらが当たった作品、ちょっと怖いテイストの作品もありました。
    でも、お薦めの一冊です。
    どんな仕掛けがあるかは読んでのお楽しみに。

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    2018年02月19日
  • LOST 失覚探偵 (上)

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    戦後を舞台としたミステリ。推理するごとに五感を失ってゆく病に冒された探偵・六元。彼が関わらされる恐るべき連続殺人は、実に奇想天外でインパクト抜群です。六道になぞらえ、殺害方法のバリエーションもあまりに見事。焼死はまだしも、餓死は……こんな方法があるとは!
    そしてその事件の影に見える、かつての事件の犯人の影。さらに一つずつ感覚を奪われていく探偵。かつてないスリリングな展開にどきどきです。

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    2017年12月31日
  • LOST 失覚探偵 (中)

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    前巻に引き続き、またしてもとんでもない殺害方法が……! 圧死もなかなかのものですが。やはり破裂死のインパクトが強烈すぎ……そしてこんな殺され方はしたくありません、絶対に。トリックとしてはこれ、すんごく魅力的なんだけど。嫌だよなあ。
    さらに感覚を失くしていく探偵と、そして黒幕と思われたあの人物の顛末。あれはきっとあの人だろう、というのは見当がついていたのだけれど。まさかこういう展開になるとは。ますます目が離せず、下巻へ直行。

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    2017年12月31日
  • LOST 失覚探偵 (下)

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    いよいよ物語は佳境に。残すところ二つの事件と、残された二つの感覚。すべての感覚を失っても、それでも探偵は推理を続けようとするのか……でもまったくと言っていいほどに悲愴さを感じさせない六元の姿は凛々しくも悲しい気がして。
    今までの事件にある共通点には気づいていたので、黒幕登場後の真相にはさほど驚かない……と思ったのは、勘違いでした。むしろこれで解決、と気を抜いていたので驚きもひとしお。え、何その展開。そんなのってあり!? そして綿密に張られていた伏線に脱帽です。
    そして、戦争によって失われたものの重さも感じさせられる物語でした。なるほど、だからこそこの時代設定だったのですね。

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    2017年12月31日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    新本格30周年のアンソロジー。
    新しい作家さん探しのために購入。
    とある作家さんだけは文章を受け付けなかったことを除けばたのしめたかなー。

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    2017年12月04日
  • 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー

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    普段アンソロジーなんぞには手を出さない性分ではあるのだが、創刊以来のお付き合いであるタイガであり、お気に入りの作家も複数参加しているということで、購入に至る。      
    東川篤哉「陽奇館(仮)の密室」・・・ユーモアミステリの覇道を往きながら、ユーモアミステリらしからぬオチ。   
    一肇「銀とクスノキ」・・・青春叙述ミステリ。   
    古野まほろ「文化会館の殺人」・・・臨床真実士ユイカ登場。素晴らしいの一言。    
    青崎有吾「噤ヶ森の硝子屋敷」・・・著者らしいの一言。   
    周木律「煙突館の実験的殺人」・・・著者の真骨頂。    
    澤村伊智・・・「わたしのミステリーパレス」・・・知らないお人。

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    2017年12月04日
  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~

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    えぇ……。そんな展開ありかよ……。    
    やってくれたなぁ周木律。          
    シリーズの折り返し地点にして物語の転換点となる第四作。     
    堂の仕掛けを楽しむシリーズ第四弾。

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    2017年11月25日
  • 伽藍堂の殺人 ~Banach-Tarski Paradox~

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    ネタバレ

    シリーズ四作目の本作も、奇想天外なトリックで面白かったです。
    そして、エピローグでのまさかの急展開。

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    2017年09月23日
  • 災厄

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    パニックものだと、どうしても高嶋哲夫や安生正と比べてしまう。一気読みしちゃうくらい読みやすくダレないが、その要素いらなくない?ってのがいくつか。その分本筋を膨らましてくれたほうがよかったなー

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    2017年09月06日
  • 不死症

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    読みやすく早い展開で手軽に楽しめる。ウェンディンゴという言葉を初めて知った。ウェンディンゴが思ったより弱い。人間の本能は食人?最後の結末はちょっと強引で、総理がとても悪党に描かれている。

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    2017年08月07日