周木律のレビュー一覧
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三浦半島の中ほどにある二子山に作られたニュータウン、「うさぎが丘」という俗称で呼ばれているその町に、黒田父娘は越してきた。娘の進学が理由だ。うさぎの多くいるこの町では最近、おかしな事件相次いでいるらしい。ひとつはウサギの惨殺事件でもうひとつは大学生の連続自殺。連続自殺の続く大学サークル、『道下』と『道上』の住む地域による差別意識、突然の娘の失踪、『暗躍』する謎の団体までいそうで……と何かがおかしい町。この町には何が隠されているのか。
というのが、本書の導入。このタイトルを聞いた時は、のどかな田舎町を舞台にしたコージーミステリを想像したのですが、内容は衝撃かつ恐ろしいものでした。最後まで驚 -
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この町には
暴いてはいけない
秘密がある
父娘に事件が
次々と襲いかかる
一気読みミステリー‼︎
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ずっと気になっていた作家さんの新刊を見つけ、
思わず手に取りました。
表紙のうさぎが少し怖いし、
読めるかな?大丈夫かな?と思いましたが、
無事一気読みでした。
都会の喧騒を離れて、引っ越した父娘。
そこは「うさぎが丘」と呼ばれ、
うさぎが生息している地域。
穏やかでゆったりした時間を過ごす二人だったが、
奇妙な違和感が。
うさぎ惨殺事件、連続自殺、 -
Posted by ブクログ
メフィスト賞受賞した作家かつほんタメで紹介されていたので気になって読んでみた。
綾辻行人の館シリーズと森博嗣のS&Mシリーズを融合したような作品で、両方好きな私としてはとてもワクワクする小説だった。
絶対にあり得ないような建築は、作者のあとがきでも書いてあったようにやっぱり心が躍る。
数学者の十和田只人と記者(?)の武藤藍子が眼球堂に招待されるが、次々と殺人事件が起きる。
そして、登場人物欄にある「善知鳥神」という天才数学者。只人と神という対比がある。
詳しいことは分からなかったけど、なんとなーくのこんな感じのトリックなのかな?というのと怪しい犯人なのかな?とか善知鳥神とは?みたい -
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ネタバレとても面白かった。
厚めの本ではあったが、分かりやすくてサクサク読めた。謎自体も不思議なもので読んでてワクワクした。
この本にはいくつかの仕掛けがあった。
陸奥が善知鳥神で、この本自体が善知鳥によって書かれたものだった。
読んでる最中、陸奥の腕時計が右に付いていたり左に付いていたりしていたのは気づいた。そして、善知鳥神が名前は出ているのに登場しないことにも違和感を感じていた。ので、私は陸奥が双子で、左利きの方が善知鳥神なのかなぁと思っていた。陸奥の察しがいい場面とすごく悪い場面があったから入れ替わってんな?と疑っていたけどそうじゃなかった。でも全く予想できなかった訳じゃないから最後の驚きは -
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ネタバレめちゃくちゃ面白かったしめちゃくちゃ騙された。
自分がいかに主観や常識に囚われているのかがよくわかる作品。
天才建築家の驫木の自宅である眼球堂に招かれ、そこで連続殺人が起こる話し。
最後まで本当に何にもわかんなかった。
フーもワイもハウも何一つわかんなかった。
正直驫木は死んだと思ってたから、他の誰かだと思ってたけど招かれた人たちの中にはいなさそうだし、でも第3者もなんか違うみたいな感じでモヤモヤして早く犯人が知りたくなる作品だった。
そのおかげで結構ボリューミーだったけどサクサク読めた。
本当にこの作品は常識を疑わないとだめ。
建物が動くとかでかい穴に水を自由に貯めたり抜いたり出来るとかあり