澁澤龍彦のレビュー一覧

  • 悪徳の栄え 上

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    あまりに残酷な描写の連続に気持ち悪くなってきたので、上巻を読んだあと少し時間をおいて下巻を読みました。。(^_^;)自然が要求するところに従うという悪徳の哲学は一面では賛成だが、自然の悪い面しか見ていないように思います。自然は実り豊かな面や美しい姿もわれわれにあらわしてくれるからです。
    人間が動物と異なり、悪徳だけではないことは、人間が他人を守るために死ぬことができることにより証明されると思う。

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    2012年02月12日
  • 東西不思議物語

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    東西の怪談や神話の共通点や科学的考察からの比較。豆知識的小噺が満載で、原著に当たりたくなること請け合い。新聞への掲載ということで、シブタツの本領は押さえ気味だが、一部の官能的表現は醍醐味であります。

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    2012年02月05日
  • 長靴をはいた猫

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    ネタバレ

    童話から学ぶ教訓。
    話の中に、込められた意味。

    怖い話、恐ろしい話の中に、現実との対応を考える。
    童話の原点ともいう作品群。

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    2011年12月23日
  • 悪徳の栄え 下

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    神様なんてくそったれだぜと絶縁状を叩き付ける物語。
    しかし、解説でも書かれているように
    これは成長譚でもある。
    悪意の成長。
    反神の一滴

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    2011年12月21日
  • 世界悪女物語

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    ネタバレ

    私は性悪説派の人間なので、誰しもが悪女になる素質を持っていると考えている。どれだけ純真無垢な心を持った人でも、誰かのちょっとした言動や何かしらの経験がキッカケとなり、とんでもない極悪人になり得ることはあるだろう。そう思うと人ごととは思えない、ちょっと怖い一冊。

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    2011年11月16日
  • 黒魔術の手帖

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    高校時代、古本屋を廻って熱心に集めていた。澁澤の見せる世界観にある種のあこがれを感じていた。今読んだらまた印象も変わるかもしれない。

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    2011年10月06日
  • 黒魔術の手帖

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    章は、ヤコブスの豚、カバラ的宇宙、薔薇十字の象徴、夜行妖鬼篇、古代カルタの謎、サバト幻景、黒ミサ玄義、自然魔法もろもろ、星位と予言、ホムンクルス誕生、蝋人形の呪い、ジル・ド・レエ侯の肖像(聖女と青髯男爵、水銀伝説の城、地獄譜、幼児殺戮者)。
    コラン・ド・プランシーの『地獄の辞典』とエレファス・レヴィの三部作を読むために読んだ。初心者でも十分楽しめる、黒魔術の入門に最適の書。
    眼鏡が初めて出現したのが17世紀初頭、望遠鏡が一般に使用されるようになったのが1663年。

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    2011年07月25日
  • 滞欧日記

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    プラハを感じるために購入。
    ヨーロッパの文化財美術、古城を散策しまくる澁澤龍彦。
    日本料理、中華料理を食べ、マズッ、これはうまい、可不可無しと判断を下す。
    地料理を食べ、マズッ、これはうまい、可不可無しと判断を下す。
    注釈が一杯はいっているのも良い。
    旅のガイドブックにもなる。
    スペイン良いなぁ。
    イタリアの湖水地方良いなぁ。

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    2012年07月04日
  • さかしま

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    反自然主義、反小説であり、デカダンスの聖書と呼ばれ、ワイルドやブルトンに影響を与えたらしい。人工的な楽園に閉じこもり高度に洗練された収集物を前に奔放な想像力は時間や地理上の制約を受けることなく旅をする。想像力の前では現実は無力であり虚しい幻想である。没落する貴族になりかわり台頭してきたブルジョワへの痛烈な皮肉、カトリシズムの堕落と古き良き中世への憧れが強く感じられた。

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    2011年06月02日
  • 悪徳の栄え 上

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    ネタバレ

    劇物ですw読む際はご注意ください。

    『サディズム』の由来になった筆者の世界に洗脳されそうです。

    官能的でドラスティックで反道徳的で…。

    確かに美徳がちょっとずつ退屈に思えてきた気がします。

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    2011年05月24日
  • 新ジュスティーヌ

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     いつものように悪人たちに蹂躙されるジュスティーヌ。個人的な見所は、魂の不滅についての議論をする章。それまでの文化を徹底的に否定してやろうという思想がよく読み取れて俺は好きだ。

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    2011年05月24日
  • 快楽主義の哲学

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    冒頭から「人生に目的なんかない」と言い切ってしまう所は小気味よく、目的がなければ「自分でつくりだせばよい」とカール・ブッセの「山のあなたの空遠く」から始まる詩を登場させてセンチメンタリズムを批判し、私たちを行動に駆り立てるその文章は寺山修司を彷彿とさせる。

    第四章では、労働嫌悪の風潮を逆転させるために「どうすれば、労働と遊びとを一致させることができるか」という問題を取り上げ、そこから快楽主義の究極の目標を「一種のユートピア議論にはちがいありませんが」と前置きしつつ、「人間のエロス的な力の解放」であるとしている。
    子どもが泣いたり、叫んだり、駆け回ったり、あるいは疲れ果てて眠ること、これら全て

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    2014年08月10日
  • さかしま

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    デカダンスの聖典。
    特に大きな話の流れがあるわけではなく、主人公の退廃的な生活がつらつらと書かれています。どこから読んでも楽しめる感じです。
    それだけだけど、とにかくそれがかっこいい。大好きな本です。

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    2010年10月10日
  • 幻想の肖像

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    ネタバレ

    この本を読んで、ペトルス・クリストゥスの「若い女の肖像」を見に行った。遠い昔のことだけど、それだけこの本の与えた影響は大きい。

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    2012年03月21日
  • 幻想の彼方へ

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    [ 内容 ]
    シュルレアリスムは今世紀最大の芸術運動といわれている。
    アンドレ・ブルトンに導かれて早くからこの世界に関心を持ちつづけていた著者は、その豊かな鉱脈から心ひかれる作品を数多く発見し、みずからの気質を映し出す鏡とした。
    60年代には、そのシュルレアリスム絵画をめぐって数多くのエッセイが書かれたが、本書はそれらをまとめたもので、『幻想の画廊から』につぐエッセイ集である。

    [ 目次 ]
    レオノール・フィニー、魔女から女祭司まで
    マックス・ワルター・スワンベルク、女に憑かれて
    ゾンネンシュターン、色鉛筆の預言者
    ポール・デルヴォー、夢のなかの裸体
    ハンス・ベルメール、肉体の迷宮
    バルテュ

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    2010年07月19日
  • 思考の紋章学

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    [ 内容 ]
    フランスをはじめとするヨーロッパの文学や芸術作品を広く紹介してきた著者が、新たに開いた地平は、日本。
    迷宮、幻鳥、大地母神などをテーマに、東西の文学作品に通底する心的パターンをめぐって、想像力が羽ばたき、美しい紋章のような形を描く。
    その後フィクションへと向かう著者の創作活動を暗示する画期的エッセイ。

    [ 目次 ]
    ランプの廻転
    夢について
    幻鳥譚
    姉の力
    付喪神
    時間のパラドックスについて
    オドラデク
    ウィタ・セクスアリス
    悪魔の創造
    黄金虫
    円環の渇き
    愛の植物学

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ 

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    2010年07月19日
  • 悪徳の栄え 上

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    目からウロコがあまりに落ちるので、自分の目には一体何枚ウロコがあったんだろうか、と思った作品。後半は、ぶっ飛ばしすぎですが、前半はもう頭がんがん叩かれてる感じでした。そうか、そうなのか!と。

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    2010年07月13日
  • 毒薬の手帖

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    面白い。もしかしたら澁澤さんの今まで読んだ本のなかで一番おもしろいかもしれない。マンドラゴラからボルジア家の毒薬、毒にまつわる色んな話。

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    2010年04月20日
  • 幸福は永遠に女だけのものだ

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    けっこう難しい章もあったけれど、全体としてたいへんおもしろい。
    たしかに、幸福はわたしのものです。
    ゾルレンの生き方なんて、しようとおもっても無理ですから。

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    2010年04月15日
  • 妖人奇人館

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    昔の表紙しか持ってないのですが、恐らく題名が同じなのでこれだと思います。ジル・ド・レ公について興味を持った大好きな本です。

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    2010年03月29日