【感想・ネタバレ】妖人奇人館のレビュー

あらすじ

占星術師や錬金術師、魔術師、サギ師に殺し屋…、世には実に多くの妖人、奇人が存在する。謎めいた仮面を被り、数々の奇行とスキャンダラスな行為で世の中を煙に巻き続けた歴史上の人物たち。彼らの驚くべき生涯を軽妙な語り口で紹介するエッセイ集。ノストラダムスやカリオストロ、パラケルススなど、「超一級」の神秘不可思議な男達が大集合。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ノストラダムスやカリオストロ等の占い師や詐欺師、殺し屋達の奇妙で過激な、いかがわしさを端的にサクッと読めちゃう人物紹介?エッセイ集。
過激でいかがわしいのって、読むスピード早くなる。

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2025年04月07日

Posted by ブクログ

昔の表紙しか持ってないのですが、恐らく題名が同じなのでこれだと思います。ジル・ド・レ公について興味を持った大好きな本です。

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2010年03月29日

Posted by ブクログ

エログロナンセンスにときめく。愛すべき変態とゆう感じ?(殺人者もいるけれど)正常と異常の区別なんてないにも等しいですよね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

澁澤さんの先見の明が光る本作は、切り裂きジャックにノストラダムスにパラケルススにラスプーチンと、もはやおなじみの顔ぶれが揃っております。ほかの著作にも見られるエピソードも。気楽に読むのにぴったりでしょう。当時の時事ネタを考察していたりするあたり(『古代石器殺人事件』)、やっぱり澁澤さんは上手いなぁと思ってしまったり。
因みにこの中だったらラスネールが好きかなぁ。

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2022年08月21日

Posted by ブクログ

さらりと、たくさんの有名な妖人、奇人さんたちについて触れている。

そこまで深く突っ込んだ内容ではない。

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2011年12月09日

Posted by ブクログ

占星術師、預言者、悪魔崇拝、女装趣味、人肉嗜食魔etcetc…実在した世界の妖しげな人々を特集した本です。異常性癖のネーミングがこんなにたくさんあるとは、興味深かったです。世界には色んな変な人がいるもんだ。

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2011年12月06日

Posted by ブクログ

また澁澤龍彦。

前に読んだ「危険な世界史」とともに紹介されていたもので内容は似ている。
過去に実在した奇人変人を紹介している。

著者も文中に書いているが、本書はそれら奇人変人を軽く紹介していく程度で、彼らについてより深く書かれた本への導入として位置づけている。

しかし紹介されているような奇人は現代でもいると思うが、現代の奇人は後にこのように取り上げられるのだろうか。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

「変わり者だ」っていじめられている君!もしくはいじめっ子の君!これを読めば、君たちの変人基準はがらりと変わること、間違いなし。世界の妖人奇人たちから見れば、君達はすこぶる正常。もし彼らくらい異常であれば、しめたもの。君は伝説となって語り継がれるだろう。

人間の死体をソーセージやステーキにして客に売れる?それを自分で食べられる?では、自分自身の肉を切って食べる覚悟は?世界の広さ・人間の可能性を無限大に感じさせてくれる本。

p.148 「同性愛は、愛し合う二人のあいだに、サド・マゾヒスティックな対立関係を成立せしめやすい」 私は同性愛の傾向があるから、sadomasochisticなのかしら?それともその逆?鶏が先か卵が先か問題ね。It’s a chicken and egg situation.

p.148 フランスの医学者ルネ・アランディ博士の説 「あらゆる攻撃性の根源に消化の本能があることは疑いない」 私ってsadisticだからcannibalism, anthropophagyの類が好きなのかしら?necro-sadismの文学読んで確かめないと。

p.178 「自己破壊の欲望は、・・・マゾヒズム」 頽廃美を愛する私はmasochistic?I know I'm thanatophiliac.

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2009年10月04日

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