無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで203万冊以上配信中!
ルクレチア・ボルジア、カトリーヌ・ド・メディチ、ブランヴィリエ侯爵夫人、エリザベス女王、則天武后にマグダ・ゲッベルス……世界史上、名高い12人の女たち。美貌と権力、魔性と残虐性によって人びとを恐怖に陥れた彼女たちは、並外れた虚栄心、戦慄すべき美への執着、狂気のごとき愛欲に身をゆだね、罪を重ねて、孤独なあるいは非業の最期を遂げた。なぜ彼女たちはかくも魅力的なのか。耽美と悦楽のカリスマ、作家・澁澤龍彦の愉楽に満ちた人物エッセイ集。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
この手の本の中では古典ともいうべき、最高の作品でしょう。
澁澤氏ならではの知識を背景に縦横に語り、有名な女性の実像に迫って濃厚で妖艶な雰囲気をたたえ、品格があります。
取り上げられているのはルクレチア・ボルジア、エルゼベエト・バートリ、ブランヴィリエ侯爵夫人、エリザベス女王、メアリ・スチュアート、カトリーヌ・ド・メディチ、マリー・アントワネット、アグリッピナ、クレオパトラ、フレデゴンドとブリュヌオー、則天武后、マグダ・ゲッペルス。
ルクレチアについては本人は悪女とは言えないとのこと。
バートリは稀代の犯罪者ですが…
エリザベス女王は苦難を乗り越えて特異な政治スタイルを築き上げた、面白い人間像ですね。
男性に競争させて、決して権力は明け渡さなかった賢いエリザベスとは対照的に、メアリ・スチュアートは恋に身を滅ぼします。余りに一途で愚かなので、男性としてはほだされてしまうよう。
フレデゴンドとブリュヌオーなどはゲルマン的たくましさというか〜猛烈です。
日本の悪女は粒が小さくて残念ながら取り上げられなかったとのこと。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。