佐藤賢一のレビュー一覧

  • 王の逃亡 小説フランス革命 7

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    ルイ16世、かっこいい!
    と、思ったけどやっぱり格好悪いかも。王妃とフェルゼンの関係を疑う描写がしつこく、嫌気がさしてくる。なかなか読み進められない…
    ヴァレンヌ逃亡を扱った作品は、固唾を呑んでページをめくるのが常だったが、こんな遅読はじめて。

    しかし、歴史的大事件である、この逃亡事件が、佐藤賢一の手にかかるとこうなるのか⁈あまりに史実とされているストーリーとかけ離れていて、やはりこれば小説なんだなと思わせられた。
    実際、ルイもフェルゼンもこんなに間抜けじゃなかったと思うよ。

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    2013年04月18日
  • かの名はポンパドール 3

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    吐血するほどの、Hってありえないだろ。性豪にも程がある。
    あ、でも目隠しして指の感触だけで、誰のかあててやろう、みたいなプレイは楽しそうだね。
    怒られるかな?怒られるよね、こんな妄想。

    合間合間のコラムが、3巻はとても楽しい。ロマネ・コンティとかナポレオンとか。
    小説フランス革命が、積読になってるけれど、そっちも読み進めないと。
    ポンパドール読む度に、思います。


    実行できてないです。すいません。

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    2013年03月10日
  • ジャガーになった男

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    ネタバレ

    舞台を南米に移すあたりから随分とブッ飛んだ印象になり、さすがにデビュー作だけあって、些かの粗さは否めないが、ストーリーテリングの上手さはこの頃から間違いがない。

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    2013年03月07日
  • かの名はポンパドール 3

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    作者は男性ですし、掲載誌も青年向けなので内容が陰謀渦巻く宮廷内での権力闘争と夜の方面(鹿の苑など)に大きく比重が傾くのは自然な事なんだろうな。と、割り切って読んでいます。そもそもポンパドゥール侯爵夫人という人物自体が青年誌向けの素材じゃないと思いますし。若干ストーリーが駆け足気味にも感じますが、そんな中でもっとあっさり流されると予想していたセーヴル磁器と陸軍士官学校設立の話が思っていたより扱いが大きかったのでちょっと嬉しかったです。

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    2013年02月19日
  • 英仏百年戦争

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    百年戦争について。英仏といいつつ戦っているのは同じフランス人であったことに衝撃を受けた。またジャンヌ・ダルクはかなり有名だが、当時の扱いは小娘程度だったようだ。歴史系の書物は自分には読み難くなかなか頭にはいってこなかった。

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    2013年02月16日
  • 女信長(新潮文庫)

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    うむむむ。
    面白いっちゃ面白いんだけど
    誰ひとりとして
    共感できる人物がいなかったよ。

    キャラ読み派にはキツい1冊かも。

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    2013年01月29日
  • カエサルを撃て

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    時は紀元前52年若きガリア王ウェルキンゲトリクスは侵略するローマ総督カエサルに牙を剥く。所謂ガリア戦記がテーマ。本作品、ガリア王、カエサルだけでなくガリアの職人、ローマ兵士など視点を所々変えながら一つ一つの事実に当時の人物達の愛憎と破滅と希望を壮絶なる人間ドラマとして息吹を与える。更にカエサルを猜疑、嫉妬心が強く、ポンペイウスに劣等感を持つ禿げた冴えない中年男として描く事でより生々しい政治闘争の苦しみに深みを持たせている気がする。それにしても現場を見たかのような細かい情景、音や匂いまで感じる描写。脱帽♪~(´ε` )

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    2013年01月23日
  • 日本の1/2革命

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    日本は、世界で唯一成功した、社会主義国。
    ロシアや中国のほうが、競争原理の国家となっている。

    大統領は国王の代わり。フランス、アメリカ、韓国。

    フランス革命では、
    前半では国王は存在していた。
    後半でルイ16世をギロチンで処刑。
     効率的で無駄な痛みのない平等な方法として医者であるギヨタンが発明。
     それまでは、身分の高い人は、斧で職人が首を切り落とし、平民は絞首刑。

    なぜ、徳川慶喜を処刑しなかったのか?天皇制も無くさなかったのか?
    革命が1/2で終わったのか?

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    2013年01月23日
  • 女信長(新潮文庫)

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    タイトル通りの設定は面白いと思うし、読んでる間は楽しめた。のだが、読み終わってみると作品としての完成度は今一つかと思う。心理的な描写にページを割くのはともかくとしても、物語展開のテンポは今一つ。男女の行動原理、持ち上げる人と落とす人の描き分けは一面的に思える。前半のテンションは良かったのだけど、後半、クライマックスの「本能寺の変」への持って行き方に不自然さを感じる。エピローグももう一つ腑に落ちない。面白い物語にはなっているのだが。

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    2013年01月10日
  • バスティーユの陥落 小説フランス革命 3

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    進み具合が緩慢で面白みに欠ける。長編小説だから、ちょっとつまらない巻があるのは致し方ないのかもしれない。その中で面白かったのは「19ー人権宣言」の章。とてもわかりやすく解説してあって、読んでてワクワクした!

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    2013年01月05日
  • 日本の1/2革命

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    フランス革命を基にその後のロシア、中国、カンボジアの革命が影響を受けた事は興味深く、また他の革命と比較しても変化という意味において大きかったことを知った。震災という大災害、革命と呼べるか不確かではあるが、政権交代による民主主義の成熟に期待。

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    2012年12月12日
  • 女信長(新潮文庫)

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    女性蔑視のキリスト教がはびこる中世ヨーロッパではなく、日本の戦国時代が舞台、更に女性が主人公ならこれまでとは違うものが読めるかと思ったけど、相変わらずの佐藤賢一。
    女は堪え性がないだの男は面子にこだわるだの、何でもかんでも性別論にもってくの、もうやめて欲しい。読んでてうんざりする。本当に嫌。今回も結局女は馬鹿だ、みたいなラストだし…。
    もう本当にうんざりなのに、面白くないかと言えば、そんなことはないからタチが悪い…。光秀は格好いいし。秀吉や濃もいいキャラだし。腹はたつけど、そこそこ面白いんだよコンチクショー!

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    2012年12月02日
  • パリの蜂起 小説フランス革命 2

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    たぶん、「が、」「ために、」「あげく、」「となれば、」のような、接頭が全体を粗野な感じにしてしまっているのではないかと思う。回りくどい文章は好きではないが、単語を省略しすぎているように感じてしまうのだ。ストーリーは面白い。作家の書く文体は個性がある。はまれば最高!

    デムーランがぼうやっぽくて可愛い。

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    2012年12月03日
  • 革命のライオン 小説フランス革命 1

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    佐藤賢一は言い回しや単語の選び方に少々品がない、と私は感じる。ユニークなんだけど、この独特のリズム感こそが作家の個性なんだけど、それが故に入り込めない。 フランス革命を題材にした小説と言うことで、フィクションとノンフィクションの境目がよくわからない。そこが気になってしまい、これまた入り込めない。 入り込めないと書いたけど、やっぱりこれは面白いよ! ベルばら的視線で読めば、2巻でロザリーに絡んだっきり、7巻まで出て来なかったミラボー伯爵がメインでストーリーが進む。ロベスピエールもそこそこ出てくる。栄光のナポレオンで主要人物だったタレイランも名前だけは出てくる。タレイラン好きなので、続巻での

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    2012年11月28日
  • カペー朝 フランス王朝史1

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    フランス最初の王朝とされるカペー朝についてのお話です。
    フランスの弱小豪族に過ぎなかった名ばかりのフランス王が300年をかけて強大な王国を築いていくわけですが、その理由の一つが男子が産まれ続けたことで、父から息子へと王権の移行がスムーズに行われたこととされています。身も蓋もないような話ですが、その当時にあっては、このことは奇跡的だったとのこと。
    歴代の王の中で1番興味を引かれたのは美男王と呼ばれたフィリップ4世。美男王というあだ名の割にはやってることが支離滅裂でえげつないです。カペー朝は結局15代で断絶するのですが、その理由がフィリップ4世が資産没収を狙って破滅に追い込んだ神殿騎士団の呪いと噂

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    2012年11月12日
  • かの名はポンパドール 1

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    絵柄とセリフの言い回しを除いて内容に大きく違和感を感じるようなアレンジはないので、ポンパドゥール侯爵夫人の事を短時間で手っ取り早く知りたい場合には良いと思います。ただ、漫画としてはそんなに面白くない。というのが正直な感想。興味ない読者の目を惹くのが狙いなのかもしれませんが、無闇に裸を出しすぎているのもいかがなものかと。

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    2012年11月06日
  • 女信長(新潮文庫)

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    織田信長は女だった。
    最初から女であることを武器に、斉藤道三を籠絡する。
    その後も「女だからできた」「女だから発想が違う」「女だから・・・」の連発。
    着想は面白いし、分かる部分もあるが、かなりくどい。
    絵解き的な側面が強く、もう少し物語的なところも欲しかった。

    <時代>
    16世紀後半
    <場所>
    日本 尾張、安土、京都
    <主な登場人物>
    斉藤道三、帰蝶、柴田勝家、浅井長政、明智光秀、羽柴秀吉
    <歴史上のイベント・キーワード>
    正徳寺の斉藤道三、織田信長の会見
    桶狭間の戦い
    天下布武
    姉川の戦い
    比叡山焼き討ち
    安土城築城
    織田方面軍
    京都御馬揃え
    本能寺の変

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    2012年10月28日
  • シスマの危機 小説フランス革命 6

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    ミラボー死す。これで大きな第一幕が終わりという感じかな。
    ミラボーが本当に国王を連れ出して新しい政権を立てようとしていたのかは証拠があるのかわからないけど、立憲君主制(とまで言い切れるか、国王ありきの旧体制の改変)の実現のために奔走していたミラボーならありそう。
    ミラボーが消えることで、ロベスピエールの決意が固まり、またタレーランがおいおいどうなっていくのか、これからもわくわくが続くところ。
    政治のバランスを保つために尽力したミラボーがいなくなり、国王の亡命もふくめでこれからどう荒れていくのかな。
    しかし、ベルばらのフェルゼンを思うといかにしょぼく描かれていることか。

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    2012年10月20日
  • 議会の迷走 小説フランス革命 5

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    ネタバレ

    前の巻からしばらくあいてしまったので正直話は忘れがち・・・。だがしかし。
    5巻は議会の分裂を描かれていて、どことなく日本の国会と重なるなあと思ってしまった。もっともこの時代の方が、高い理念を実現するために分裂するのだけども。
    主にデムーランが主人公で、彼の視点から描かれていることが多く、ロベスピエールは控えめ。はたして彼がどこで恐怖政治に傾いていくのかは期待大。
    ミラボーが最後の力を振り絞りつつ(彼は認めていないだろうけど)、議会を思い通りに動かそうとするさまはなかなか圧巻。タレイランの絡み方もこぎみよい。
    ただ、教会分裂については勉強になるなあと思う。

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    2012年09月19日
  • 二人のガスコン (下)

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    ネタバレ

    ダルタニャンとシラノはルイ14世の出生に何か秘密があるのではないかと気づく。
    ルイ14世はブルボン王家の血を引かない。アンリ大王の血統は途絶えていると。しかし、ダルタニャンは、その血を引くか引かないかより、あくまで政治の理想がどうかということが大切であり、アンリ大王の理想を引き継ぐ者こそが王位に付くべきだという考えに至った。

    そんな出生の秘密を握るカヴォワ姉弟と秘密の日記を狙う反体制派との格闘や、友、恋愛を描き、裏切られ、また、友情を確かめ合い、ぶつかりながらも男の友情を高めていく2人のガスコンであった。

    登場人物は、実在した人物だが、ダルタニャンとシラノに接点があったという確証はない。そ

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    2012年09月07日