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フランス全土が飢饉にあえぐ中、政治改革の意欲に燃えて全国三部会に乗り込んだミラボーとロベスピエール。しかし、僧侶と貴族の特権意識のせいで、議会は全く進まない。反発して国民会議を立ち上げた平民代表部会は、王の軍隊に威圧され、大衆に人気の平民大臣ネッケルも罷免された。たび重なる理不尽にパリの民衆が激怒、弁護士デムーランの演説に立ち上がる! 歴史巨編、動乱の第二巻。
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Posted by ブクログ
議会が切り捨てられようとする中、ミラボーとロベスピエールにそそのかされたデムーランの演説でついにパリで暴動が!ただし、結局暴動が革命となるには(一部でも)軍隊の合流が不可欠であることが明確に描かれている。国家が国家たりえるのは暴力装置を独占しているからなのだから、その独占を打ち砕かなければ革命は成就...続きを読むしえない。(無論、暴力だけでも成就しない)
「球戯場の誓い」からパリ市民蜂起まで。 国民議会は国王に翻弄され、期待した途端に手酷い裏切りにあった市民たち。引き金は常に単純なもの。 後半からデムーランが主役に。「武器をとれ!」は有名な言葉なのに、実際のところ平民たちは充分な武器をもっていなかったとは。 そんな状態でどうバスティーユ陥落へ持...続きを読むち込んだのか、次巻が楽しみ。
球戯場の誓いによって、憲法を制定するまで解散しないと宣言された国民議会(後に憲法制定国民議会と名称変更)は国王の軍隊によって威圧され、しかも大衆の支持高い平民大臣のネッケルが財務長官を更迭される。相次ぎ行われる既得権益者の仕打ちにパリの市民が暴発。デムーランは「武器をとれ!」の演説でパリ市民の蜂起を...続きを読む促す。若き日のコンプレックスの塊のデムーランだが、作品後半に、先導者に変貌していく彼の目線で描かれたパリ蜂起の模様にぐいぐい引き込まれていった。 気になった言葉たち ★ときの権力者は民意に迎合しやすい。 ★つまるところ、巨大な革命というものは、しばしば大して冴えない理由から始まってしまうものなのです。 ★民衆の力は確かに途方もない。しかしながら、熱しやすい半面で冷めやすく。ほんの小さな理由で熱狂するくせに、少し目先を変えられると、生死にかかわるくらいの大問題も簡単に忘れてしまう。
ミラボーとロベスピエールがデムーランを焚き付けて蜂起を促すシーンが面白い。多分佐藤氏の創作なのだろうけど、そうであったと思わせる筆致が素晴らしい。
フランス革命を描くシリーズものの第2巻。今回は、パリ蜂起の場面が描かれる。こんな風に海外の歴史を物語として読むことができる本は、あんまりない。地の文に癖があるので、読み手を選ぶところはあるが、肌の合う人が読めばぐいぐい引き込まれてしまうような吸引力がある。
革命ってこんなかんじで始まるのかなぁ。昨年のアラブの春を思う。1789年7月12日で終わった。まもなく7月14日。次巻が楽しみ。
あまりよく知らない歴史だけに、読むうちにどんどん物語に惹きこまれていく。 フランス革命の主役、ミラボーにロベスピエール、そして、第三の主役になるのか、デムーランが登場するが、カッコ良くない登場だ。 次の巻が発売されるのが、楽しみだ。
ついに民衆が立ち上がり、フランス革命が始まる。 この巻はロベスピエールの視点で語られる。 恐怖政治のロベスピエールもこのときはまだ若かったのね、と思ってしまう。 経済的な困窮から救ってくれる希望をだんだんとなくし、革命にいたる雰囲気が伝わってくる。 いつでも革命は、経済的困窮から始まる。それは今でも...続きを読む変わらない。
三部会から国民議会が分離したが、実際には何ものも得てはいない。この現状を打破するため議員たちは動き出す。そして革命はついにパリへ。いよいよ盛り上がってきた。
たぶん、「が、」「ために、」「あげく、」「となれば、」のような、接頭が全体を粗野な感じにしてしまっているのではないかと思う。回りくどい文章は好きではないが、単語を省略しすぎているように感じてしまうのだ。ストーリーは面白い。作家の書く文体は個性がある。はまれば最高! デムーランがぼうやっぽくて可愛い...続きを読む。
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