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Posted by ブクログ 2012年03月20日
ミラボー死去が前巻(6巻)・・・
それをうけ、今回はついにルイ16世のパリからの逃避行。
その逃避行にいたるまでの逡巡と、その計画、そして実行24時間が緊迫に満ちた国王目線で語られている。
この巻で描かれているのは行動力と計画力のあるルイ16世、そこに不思議な魅力すら感じてしまう。
・・・にもかか...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月17日
物語の語り手はここでルイ16世に移る。
この有名なヴァレンヌ逃亡劇は、革命史観に立てばマリー・アントワネットの世間知らずを嘲笑したくなるし、ベルばら側に立てばフェルゼンの愛を信じたくなる。300年語り尽くされてきたこの物語を、佐藤氏はルイ16世の視点で語る。しかもその彼は、家族を愛し、馬車の御術に通...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月25日
革命の志士たちから一転して、ルイ16世の内面にスポットライトを当てた本作。まさに、目からウロコな新鮮さでした。
国王たるもの、感情や内心の揺らぎなど、下々の者に悟られてはならない。身にしみついた王としての振る舞いゆえに、後年愚鈍な王という不名誉なイメージを付与されてしまっているのだとしたら、なんとも...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月18日
ルイ16世、かっこいい!
と、思ったけどやっぱり格好悪いかも。王妃とフェルゼンの関係を疑う描写がしつこく、嫌気がさしてくる。なかなか読み進められない…
ヴァレンヌ逃亡を扱った作品は、固唾を呑んでページをめくるのが常だったが、こんな遅読はじめて。
しかし、歴史的大事件である、この逃亡事件が、佐藤賢一...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月27日
フランス革命を扱った作品はたくさんあるけど、こんなにルイ16世の内面に迫ったものってあるのかな…。
鈍くて、トロくて、革命後は民衆の力になす術なく、ギロチンで処刑されちゃう、というイメージを180°変えられて、ちょっと興奮した。夫として、父として、国父として、精一杯やってたんだねぇ。さすがに民衆の感...続きを読む
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