双頭の鷲(下)(新潮文庫)
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双頭の鷲(下)(新潮文庫)

869円 (税込)

4pt

ついに大元帥の位まで登りつめた、ベルトラン・デュ・ゲクラン。国王シャルル五世との奇跡のデュオは、民衆に希望をもたらした。破竹の快進撃を続ける武将は、いつしか生ける伝説に。だが、フランスで、スペインで、強敵に打ち勝ってきた男にも、黄昏は訪れる。その日まで――、男は太陽のように、周囲を照らし続けた。不世出の軍人と彼を巡る群像を描く歴史小説、堂々の完結編。(解説・北上次郎)

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双頭の鷲(新潮文庫) のシリーズ作品

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1~2件目 / 2件
  • 双頭の鷲(上)(新潮文庫)
    完結
    869円 (税込)
    時は、中世。イングランドとの百年戦争で、劣勢に陥るフランスに登場したベルトラン・デュ・ゲクラン。このブルターニュ産の貧乏貴族、口を開けば乱暴粗野なことばかり。だが幼き日より、喧嘩が滅法強いベルトラン、見事な用兵で敵を撃破する。神は、武骨なその男に軍事の大才を与えたもうた! 鉄人チャンドスは戦慄し、好敵手グライーは闘志を燃やす――。歴史小説の新たなる傑作。
  • 双頭の鷲(下)(新潮文庫)
    完結
    869円 (税込)
    ついに大元帥の位まで登りつめた、ベルトラン・デュ・ゲクラン。国王シャルル五世との奇跡のデュオは、民衆に希望をもたらした。破竹の快進撃を続ける武将は、いつしか生ける伝説に。だが、フランスで、スペインで、強敵に打ち勝ってきた男にも、黄昏は訪れる。その日まで――、男は太陽のように、周囲を照らし続けた。不世出の軍人と彼を巡る群像を描く歴史小説、堂々の完結編。(解説・北上次郎)

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双頭の鷲(下)(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    100年戦争の英雄と言えばジャンヌダルクぐらいしか思い浮かばないけど、フランス史にこんな痛快な英雄がいたことを全く知らなかった。
    ベルトランの無邪気な振る舞いは正に子供のようで、エマニエルやシャルルをはじめそれに振り回されつつも盛り立てる人々が親のようであり、その互いに思い遣る関係に温かい気持ちにな

    0
    2018年11月11日

    Posted by ブクログ

    全くなじみのないフランスの歴史小説。
    でもすごくおもしろかったなー。
    上下巻ともボリュームがあったけど、ちょうどいい読み応え。
    質、量ともによかった。

    0
    2015年04月08日

    Posted by ブクログ

    日本ではなじみの薄い、英仏100年戦争の英雄ベルトラン・デュゲグランを主役に据えた傑作。
    作者の佐藤賢一をフランス史版司馬遼太郎なんて表現する人もいるそうだが、非常に細かく調べ上げた史実にフィクションを絡ませ、まるで実際にそうだったと思わせる手法は司馬遼太郎っぽいです。

    とにかく熱く、量的にもサク

    0
    2012年01月26日

    Posted by ブクログ

    中世フランスの将軍、ベルトラン・デュ・ゲクランの半生(てか回想的に前半生も綴られるので一生か)と周囲の人物を描いた歴史小説の下巻。上巻の勢いのまま最終章まで英雄譚として突っ走るのかと思いきやさにあらず。上下巻の長編ですが、読んで損なしです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ゲクランの妻の死、ゲクランの死、そしてシャルルの死。一時は絶頂に立ちながら運命の歯車が狂っていくさまが悲しい。
    当時の歴史について調べたくなること請け合いの一作。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    歴史ものの小説を読むと、どこまで本当の出来事なのかと気になるが、意外な点まで史実に沿った内容だった。それだけゲクランが稀有な存在だったということもあるが、歴史好きでも聞いたことない人物。百年戦争の前半で活躍した人物みたいだが、一番有名なジャンヌ・ダルクはナポレオンが大衆操作で担ぎ出した悲劇のヒロイン

    0
    2024年12月03日

    Posted by ブクログ

    この本が読者を掴んでしまうのは、やはりゲクランの個性なのかもしれない。後書に佐藤氏のコメントがあるが、様々な古書からもあながち脚色ではないということで味わいも一層深まるというところである。いつまでもガキ大将で礼儀知らずそのくせ滅法な戦上手で戦をやらせたら連戦連勝、しかし女嫌いな醜男、一体これ以上のキ

    0
    2017年04月27日

    Posted by ブクログ

    上巻に比べると、デュ・ゲグラン自体の生き生きとした会話が減り、
    どちらかと言うと周りの状況で話が進んでいく感じです。
    それでもおもしろくは読めましたが、少し物足りなさは感じました。

    晩年だからでしょうか・・・!?
    実際登りつめていく若い時と違い、
    登りつめてしまってからでは勢いは違うものですよね。

    0
    2017年03月09日

    Posted by ブクログ

     フランスとイギリスが大陸の領土をかけて戦った百年戦争の時代,貧乏騎士からフランス大元帥の座にまで登りつめた自称「戦の天才」ベルトラン・デュ・ゲクランの一代記です。
     上巻ではベルトランの大活躍が痛快に描かれていましたが,下巻ではついに彼の死が描かれます。私は涙もろいので,ベルトランが死ぬところを

    0
    2011年07月31日

    Posted by ブクログ

    上巻より、この巻の方が面白いですね。
    デュ・ゲクランの栄華と喪失が、その周りの人物達の思いとからめて上手く描かれています。
    ゲクランのライバルで不遇の天才・グライーと酒を酌み交わすシーンが好きです。

    0
    2009年10月07日

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