佐藤賢一のレビュー一覧

  • ハンニバル戦争

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    読んだ本 ハンニバル戦争 佐藤賢一 20230802

     2020年に長期勤続の休暇と旅行券がもらえるってことで、パリに行こうと計画してました。気分を盛り上げるために、佐藤健一著の「フランス革命」を読み継いでたんですが、コロナでそれどころじゃない上に、「フランス革命」があんまり凄惨で。次々と登場人物がギロチンにかかっていく。読み終わる頃には、ちょっと気持ち悪くなってきて、パリに行きたくなくなってました。歴史というものに向き合うって意味では本当に面白かったんですけど。それ以来、いくつか佐藤健一の本を読んでたんですが、ナポレオンが発刊されてて、文庫化を楽しみにしてたんですが、やっと出たと思ったらめ

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    2023年08月02日
  • ナポレオン 1 台頭篇

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     ナポレオンがコルシカ島を出てフランス軍の将軍となり、第一次イタリア遠征を成功させて上昇してゆくところまでが描かれた小説。小説フランス革命の続きのような雰囲気で、次々と新しい名前が出てくるからなかなかついてゆくのが難しい。そして一体フランスの革命の歴史のどのあたりに差し掛かっているのかがわかりにくいのも小説フランス革命と同じような感じ。ただ後半になるに従って段々とナポレオンが出世してきて、展開も派手になってくる。後半の方が面白かった。

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    2023年05月18日
  • よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみる

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    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の歴史を古代から現代まで追い、世界史全体について俯瞰することを試みている。出典や参考文献のないのが少々残念ではあるが、全体的に講義風にまとめられており読みやすい。クルド問題、ウクライナ問題など現代直面している問題についても分かりやすく紐解いてくれている。

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    2023年04月23日
  • 世界史のミカタ

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    世界史の「ミカタ」という表現がタイトルだけじゃなくて「ここが肝!」的なところに頻出するのだが、某関西の情報番組を連想してしまい、どうにも気になった。
    定住する統治文化を持たないユーラシア中央の遊牧民の活動が東西の歴史に大きく影響したのはその通りだろう。ただアメリカ大陸やアフリカの話はほとんど出てこないし、語りはじめもアレクサンダー大王からで、かなりざっくりした内用になっています。

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    2023年04月05日
  • ナポレオン 1 台頭篇

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    ナポレオンの若き日を描いた本巻。
    コルシカ島に生まれたナポレオンは、政治に積極的に関与し、浮き沈みを繰り返しながらも軍人としての地位を確固たるものにしていく。
    以前に、レミゼラブルや戦争と平和を読む中で、ナポレオンを全く知らないと感じていたため、いつか知識を得ようと思っていた矢先にこの本が発売されたので購入。

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    2022年12月19日
  • 英仏百年戦争

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    初佐藤賢一。英エリザベス女王の国葬を見て英国の歴史に興味を抱き挑戦。
    世界史には無知だったので百年戦争といってもイメージがなかったが、ゲルマン民族の大移動から始まるヨーロッパの歴史を踏まえ「英仏戦争はフランス人同士の戦争であった。」ということに納得。国王の名前などの系譜の変遷は覚えられなかったが非常に興味深い内容だった。名前だけは知っているジャンヌダルクのことも改めてよく分かった。

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    2022年11月16日
  • 世界史のミカタ

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     西洋を舞台にする小説を著する佐藤賢一と、国際日本文化研究センター教授の井上章一による対談方式の本。
     まだまだ個人的には世界史的視点は、乏しいところであるが、二人の軽妙な語り口に、面白味と首肯けるところが多々あった。
     話は神話から現代までと守備範囲は広く、特に第二章の、遊牧民という世界史に与えた影響、インパクトについては、今日の研究で少しずつ浮き出されつつあるも、一般的にはまだまだ西洋史と東洋史が主流なため、そういった異なった俯瞰はとても興味深かった。
     果たして現代について、過去から学んでどのようにそれを活かせられるのか。結局は過去を学ぶことでしかそこに解決策を見出せないのか。それは一朝

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    2022年09月19日
  • 学校では教えてくれない世界史の授業

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    あまり頭に入らない
    歴史を学ぶことで、抽象的なメタ認知を学べる。

    マケドニア共和国
    アレクサンドロス大王の圧倒的成功。
    しかしこの成功にはフィリッポス2世の地盤作りが重要だった。歴史的にも環境、父親の影響が偉人を生み出す場合が多い。

    皇帝を主、神としたいがためにキリスト教を弾圧した。イエス・キリストではない。
    日本でもそうだが一度洗礼を受けると簡単にやめない。

    集団を一つに
    一つの帝国
    一人の皇帝
    一神教という観念
    一つの宗教
    可能な限りの一枚岩で実現する。

    マラトンの戦い→マラソン
    ギリシャ対ペルシャ

    テルモピュライの戦い→300
    スパルタ重装歩兵「ファランクス」

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    2022年07月10日
  • 英仏百年戦争

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    どちらもフランス人という所はなるほど、中世らしい話と納得。
    途中は、まあそんな感じかと思うが、ジャンヌ・ダルクが農民の娘が利用されただけと切って捨てるのは、どこまでそうなのか。
    うつてつけの題材と思うが、ナポレオンまで気が付かなかったのか?

    最後、国民国家とナショナリズムを産んで終息したというのはわかりやすいが、その時代でそこまで言えるのか。
    国民国家としても、15世紀と18世紀では同じにならないし、それ以前でも同じ国語を話す者の一体感はあったのでは?
    きれいに割り切りすぎな感がある。

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    2022年05月14日
  • よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみる

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    一神教について、その歴史を古代から現代まで物語のように書いている本。

    キリスト教は人間中心主義の宗教。
    ユダヤ教とイスラム教は神中心主義の宗教で日常生活の中にも、神が密接に絡んでくる。
    キリスト教世界が中心となった近代化以降は、政教分離の困難さゆえにイスラム教はきびしい状況におかれている。

    宗教入門の本を何冊か読んできて断片的だった知識がこの本で1つに繋がった。

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    2021年11月30日
  • カエサルを撃て

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    ネタバレ

    佐藤賢一もこれで四冊目。だんだんと性的な味付けが全部一緒に見えてしまって困った。ウェルキンゲトリクス視点のガリア戦記と聞いて読み始めたが、実際のところは燦然たる若者の輝きが中年男をまばゆいばかりに照らし出す話だった。実質的な主役も覚醒カエサルの方だった。っぱローマよ。

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    2021年09月30日
  • ヴァロワ朝 フランス王朝史2

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    フランス王朝史3部作の第2弾はヴァロワ朝。
    あいわからず、佐藤賢一さんによる詳細でドラマチックな記述が続く。展開としては、「個人商店」のカペー朝から「会社組織化」するヴァロワ朝。500年も前のフランス、しかも歴代王をこんなに詳細に書くためには、どれだけの文献を読みこんだのだろう?と驚きを禁じ得ない。そんな詳細な“物語”の中でも、「第五章 勝利王シャルル七世」に登場したジャンヌ・ダルクについては、「やはり神の奇跡か」の説明が数か所あった。さすがの佐藤さんにしてもジャンヌ・ダルクは謎めいた存在なのだろう。
    #卒業生が薦める山形大学生に読んでほしい本30選

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    2021年08月09日
  • よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみる

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    ユダヤ、キリスト、イスラム教の歴史を世界の流れとともに分割して解説している。
    興味のあるところから読めるのは魅力。
    とくに新しいことが書いてあるわけではないので、宗教の歴史を知りたい初心者におすすめ。

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    2021年08月02日
  • 遺訓(新潮文庫)

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    この本を開いた時から、大久保利通は悪人だった。そこから西南の役までの悪人ぶりは、大久保が暗殺されたことに納得させられる。庄内から見た西南の役を、沖田総司の甥である沖田芳次郎を通して描かれる。興味深く面白い。

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    2021年03月06日
  • 王妃の離婚

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    中世が舞台のリーガル・サスペンス。人間の、男と女の、みっともない、でもどこか愛おしい、生の姿がありありと描かれている。
    序盤で何度か脱落しかけたが、100ページを超えてからは俄然面白くなり、最後まで一気に読むことができた。
    もっと小難しい話かと思っていたら、意外と…会話シーンなどはキャラノベか?と思うような雰囲気も(個人的にはもう少し抑えめが好み)。
    歴史に疎くても十分楽しめる。ルイ十二世とジャンヌの離婚が史実だというのも読み終わってから知った。

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    2021年02月15日
  • 新徴組(新潮文庫)

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    東日本の幕末もの。
    新徴組の名前は知っていたけれど、こんなことをしていたのねぇという感慨が。
    ま、小説なので戦争があった以外のところがどの程度脚色されているかは不勉強でわからないのですが、主人公の沖田林太郎のひょうひょうとした雰囲気とか、登場人物の描写の良さでとても楽しめました。
    意外と陰鬱な話になっていないのも良かった感じ。

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    2021年01月03日
  • 王妃の離婚

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    ネタバレ

    最初はつまらなくてなかなか進まなかったが裁判が始まったら面白くなりどんどん読み進めていった。
    作品中では弁護士と王妃のロマンスも見られたが実際はおそらくそのようなことはなかったであろうし、王妃は40歳で亡くなったらしい。
    離婚したのは何歳の時かはわからないが若いうちから夫に疎遠にされた挙句、離婚まで言い渡されずいぶん気の毒な人生だったであろう。
    夫でもありいけ好かないルイ12世のその後の人生もパッとせず自業自得。
    後世の評価も芳しくない。

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    2020年09月20日
  • ジャガーになった男

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    自分は戦でしか生きられないと知っている。
    平穏な生活への憧れのようなものも持っている。
    葛藤に苦しむと、やはりと自分を戦場に送ってしまう。

    日本の女、イスパニアの女、インディオの女
    日本の男、イスパニアの男、インディオの男
    ところ変われば人も変わるが、権力持つもののおぞましさはみな共通している。

    20歳の若者は、10年の歳月を経るうちに俯瞰して見るようになった。
    俯瞰して俯瞰して、そして神の化身であるジャガーになった。

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    2020年05月31日
  • ヴァロワ朝 フランス王朝史2

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    長い歴史で仕方ないのだが、羅列が多く、ほとんどカタカナ。そして個人的に、著者の文章が未だ苦手だ。小説のような言い回しなのに、カタカナの羅列で、頭に入ってこないのだ。片手に置いて、辞書がわりに使うなら良いだろうと思い、続編も購入した。

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    2020年05月20日
  • テンプル騎士団

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    かねがねヨーロッパを旅するときに、知っていた方がより楽しめるなと思っていた「テンプル騎士団」。これまでなんとなくしか知らなかったので、その成り立ちや滅亡の経緯、手掛けていた様々な事業などについて初めてちゃんと理解ができて、たいへん面白かった。まさか中世に国をまたいで、銀行業のようなことまでしていたとは!何世紀を経ても名前が残っているだけの団体だったのだと納得できた。(滅亡の経緯はなんだかとても残念な感じではあるけれど…)

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    2019年11月10日