竹内薫のレビュー一覧

  • 教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る

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    物事をわかりやすく伝えるスキルを身につけて、真に「教養ある人」を目指すことを説いた本。

    「教養ある人」とは、知識と知識をつなげて話を広げることができる人です。話がひらがるようになるには、語彙を増やしてわかりやすく伝えるようにしなければいけません。

    本書は「教養ある人」となるために身につけるべきスキルを教えてくれます。

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    2020年01月19日
  • 虚数はなぜ人を惑わせるのか?

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    虚数がなければ、コンピューターはおろか、この世界も成り立たないという。たかが虚数、されど虚数。自然数や分数、無理数。当たり前に感じるものであっても、それを最初に発見した偉人たちの凄さを改めて感じました。虚数もなかなか実感しにくい値だけど、本書の説明は分かりやすいと感じましたし、虚数や数学に対する著者の愛情も感じました。

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    2019年09月16日
  • 理系バカと文系バカ

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    タイトルからは理系と文系を否定する本なんだろうなと予想していましたが、
    実際はその逆でした。
    これからは理文混合させた人間が必要であると述べられており、私は強く共感しました。

    つまり、筆者が「バカ」と言っているのは理系に没頭し、文系をバカにする理系オタク(またはその逆)です。


    本当に頭がいい人とは国語、歴史、社会、英語、数学、科学、美術、体育、情報、etc.

    これらを満遍なく学び、満遍なく知識がある人なのだと思いました。

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    2019年07月15日
  • ノーベル賞受賞日本人科学者21人 こころに響く言葉

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    ネタバレ

    湯川秀樹:日々生きる事は、一歩進むことでありたい
    朝永振一郎:何日も何日も考え続けて、難しい問題が解けたときの喜びは、たとい答の出ている練習問題であったでも、それは純粋に学問的な創造の喜びに近い
    江崎玲於奈:人生の生きがいとは何であろうか。それは、自分の才能の限界に挑戦することではないであろうか
    小柴昌俊:人間の進化は大学の中ではなく、社会に出たときに問われるものですから
    益川俊英:学ぶとは新しい価値観を身に付けること、僕はそんなふうに考えています
    小林誠:わからない時は諦める。そしてまたやりたくなるまで待つ
    赤﨑勇:読書と言うのは自分と対話をすること。研究に直接プラスになるかと考える以前の問

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    2019年04月19日
  • まだ誰も解けていない 科学の未解決問題

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    長い期間、本書を読んでいた。
    12の未解決問題について書かれているが、最も注目したのは心脳問題である。
    茂木健一郎の研究テーマであるクオリアは心脳問題の一種であり、養老孟司は「心は脳の構造が可能にする機能であり、構造と機能は同じものについての異なる見方にすぎない」と言っている。
    そんなことから、このテーマに注目したのだろう。
    心脳問題は最も古いテーマの一つと言える。
    古くはデカルトがこの問題について考えている。
    心と体という二元論の考え方であるが、二元論で捉えにくいところに心脳問題の難しさがある。
    著者はその解決の糸口が、マイケル・ポランニーの「暗黙知の理論」にあるのではないかと主張する。

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    2019年04月15日
  • したたかな生命

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    自分が「XPと生態学」で言いたかった主張のような漠然とした感覚のようなものが、もっと分かりやすく説明されている。

    あのLTの続きで、本当は多様性だけでなく「移入と移出」「有意なコンフリクト」にも触れたかったのだけど、この本では「ロバストネス」という観点で見事に統一的に扱われている。

    デカップリングという観点は自分にはなかったので、これは収穫。

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    2019年01月20日
  • シュレディンガーの哲学する猫

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    ウィトゲンシュタイン
    私の言語の限界は、私の世界の限界を意味する

    実存主義
    自らの責任で自らを将来に向けてプロジェ(投企)すること。それが人間の形成である。

    いつから人間が動物の主人になったのか?
    人間が飼ってる動物しか生きる権利はないのか?
    ただの人間じゃないか!

    文化的免疫力
    サリンは、純粋培養された科学者が宗教に傾倒してしまった説。小さい頃から「良いこと」しか学ばなかった人たち?


    フッサール
    エポケー(カッコ入れ)
    セザンヌ

    小林秀雄
    徒然なる心がどんなに沢山のことを感じ、どんなに沢山な事を言わずに我慢したか

    文理の垣根を超える事。どちらかしか知らないのは世界の半分しか知ら

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    2019年01月03日
  • 学年ビリから東大へ進み、作家になった私の勉強法 英数国の成績が劇的にアップする

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    この本では勉強法が分かった。この本を書かれた竹内さんの経験を読んで、努力してできることは多いんだなと思った。そして、今、勉強を頑張っておかないと15年後に失業をしてしまうことが分かった。とても恐ろしいことだなと思った。そして、英語、国語、数学が大事だと分かって、英語は頑張らないといけないなと思った。最後に書かれてあったことだが、夢はただ1つに決めるのではなく、いくつもの夢を追いかけてみることが大切とあった。この本で学んだことをこれからに生かしていけるようにしたい。

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    2018年11月26日
  • フラットランド たくさんの次元のものがたり

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    フラットランド(二次元)の住人の正方形が、スペースランド(三次元)の住人である球から三次元の世界を教えてもらうが、言葉の説明では理解できず、実際に三次元の世界に連れられて初めて分かった。そして、三次元の住人に対して、より高次元の四次元を見せてくれと懇願された球の困惑。正方形がラインランド(直線)、ポイントランド(点)の住人へ世界はもっと広いと説明しても、理解してもらえない。

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    2018年10月19日
  • ペンローズのねじれた四次元〈増補新版〉 時空はいかにして生まれたのか

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    竹内節で最後まで読ませた。理解したかというと、ちょっと答えられないなあ。でも、なんとなく雰囲気で、そうなんかな〜と読ませる(汗)。とにかく、四次元が特異なんだそうだな。

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    2018年10月19日
  • フラットランド たくさんの次元のものがたり

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    30年前、高校生だった頃に読んだ本(正確にはこの本そのものではなく、そのアイデアを紹介する読み物)の再読。当時、「その次元では見えないはずのものを、より高次の次元から見るがごとくメタ的に認識していることの不思議さ」に心を奪われたのを覚えている。今はその新鮮さを同じように味わうことはできなくなってしまったが、次元のもつ普遍的な不思議さについては十分追体験することができた。

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    2018年06月20日
  • コマ大数学科特別集中講座

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    同名のTV番組に出てたビートたけしと物理学者の竹内薫による対談集。

    間に数学の問題もあるが、それよりもたけしの数学感がとても面白かった。

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    2018年05月06日
  • 教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る

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    教養バカ=知識だけの人、というのが本当に刺さる。話す力を実例とともに書いているので、かなり読みやすかった。

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    2017年10月31日
  • 文系のための理数センス養成講座

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    サイエンス作家竹内薫さんによる主に文系の方に向けた1冊です。

    私は俗にいう理系なのですが、理系的な発想の特徴として挙げられてい4つの特徴は確かにその通りとおもわず感じてしまいました。

    また、近年話題になったサイエンスに関わる時事ネタ(STAP捏造やips細胞、ヒッグス粒子など)も多々取り上げられており、なじみのない方には勉強になるかと思います。

    数学や科学が好きな方よりは、そうでない方の方が読んでためになるのではないでしょうか。


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    余談

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    2017年09月06日
  • なんでもカロリー換算

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    タイトルの通り、世の中のいろんなものをカロリーという単位で換算して考えてみようという本。マウスでワンクリックするカロリーと登山のカロリーを比較しようとか、ロケットのカロリーはいくらかとか中々おもしろい。ちょっと世界観が広がる(かもしれない)。


    人間は人工物と比べかなりエネルギー効率がよく省エネにできている。小動物は大きい動物に比べると効率が落ちる。(猫の場合)体重当たりの表面積が大きく熱の放出が増えるため。(2,3章)

    9.11でのビル倒壊は衝突のエネルギーだけによるものではない?積まれていた燃料が影響か?(8章)

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    2017年07月14日
  • ゼロから学ぶ物理の1、2、3

    購入済み

    忘れているものだと気付いた!

    まだ読み始めたばかりだが、最初のページから『うーん』と唸ってしまった。多少勉強して居た心算の頃から五十七年、書いて在る事をじっくり咀嚼しないと、老眼鏡を掛けないで観ている様な感覚に陥って仕舞った気がした。解って居る心算でも今一つ自信が持てないと言うか一つ一つ書いて確認しないと、頭の中だけでは何か不安でならない気持ちでした。頭の中の知識の引き出しを『見出しを付け乍ら』整理する楽しみを感じて居ます。そしてもう一人の自分に教えている様な楽しさも味わっています。

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    2017年07月08日
  • 面白くて眠れなくなる素粒子

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    ネタバレ

    同じようなテーマの本は多々あるが、この筆者の説明は本当に分かりやすい。「ヒッグス場」とか「重さを作る」とか、あゝそういうことだったのね、ってピンと来る表現多し。こういう人も「朝のガスパール」とか読むんだ〜

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    2018年05月17日
  • 隠れていた宇宙(上)

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    年末年始に読む本は、出来るだけ仕事から遠そうな本にしたいと思う。

    という観点から、年末年始には自然科学系の本をよく読みます。とくに、日常から遠いという観点からは、宇宙論とか、量子力学とか、「何世紀も分からなかった◯◯予測がついに証明された」みたいな数学ものとか、読みます。
    (複雑系とか、ネットワーク理論とか、生命システム論とかも、好きでよく読むのだけど、やはり、これは、仕事に使えそう、とか考えてしまうので、年末年始にはあまり読みません。)

    というわけで、超ひも理論のブライアン・グリーンの「隠されていた宇宙」上下2冊を2日間で一気読み。

    物理学のさまざまな理論、相対性理論、インフレーション

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    2017年05月01日
  • 教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る

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    タイトルに惹かれ、帯を見て面白そうだと思い、著者が彼なら間違いなし、と購入。期待に違わぬ内容でしたが、どちらかというと、食い足りなさを感じてしまいました。当然というか、論の骨子は他の著書と共通している訳で、あまり目新しさを覚えなかったせいでしょうか。でもそもそも、会話にせよ文章にせよ、自分の表現力の不自由さにもどかしさを覚えることしきりだから、どうにかそれを打開しようという思いはありまして。注意すべき要点が列挙されているのは、ふとしたときに手に取って、ザッとおさらいするのに便利だと思いました。

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    2017年04月28日
  • 教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る

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    わかりやすく説明するのはほんとうに難しい。
    頭で絵が描けるか、想像できるか、そういう喋りかたを学びたい。

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    2017年03月21日