竹内薫のレビュー一覧

  • 教養バカ わかりやすく説明できる人だけが生き残る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1章  教養人の話し方は、なぜわかりやすいのか
    第2章  教養人が使っている「わかりやすさ」10の技術
    第3章  あなたの周りの「教養バカ」7つのタイプ
    第4章  語彙力こそが「わかりやすさ」である
    第5章  【脱・思考停止】「わかりやすさ」にダマされるな
    第6章  心に刺さるフレーズのつくり方

    <内容>
    タイトルからは「教養バカ」をディスる本かと思ったが、内容的には「わかりやすく」伝えるためにはどうすればいいかを書いた本だ。
    では、その秘訣とは
    ①自分のアタマの中の「絵」を相手のアタマの中の「絵」に近づける
    ②専門用語や抽象表現などは避け、相手の世界に近づける言葉を選

    0
    2017年02月22日
  • 理系親子になれる超入門 誰かに教えたくなる宇宙のひみつ

    Posted by ブクログ

    子どもの疑問にすべては答えられませんが、謎があるからこそ宇宙があって好奇心を掻き立てられているのだと思います。

    0
    2017年02月10日
  • ねこ耳少女の 量子論 萌える最新物理学

    Posted by ブクログ

    理解度はギブアップ寸前の状態ですがりついて読みましたところ、何とか分かってる風に語れるところまで来ましたよ。

    0
    2016年10月31日
  • 思考のレッスン 発想の原点はどこにあるのか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    サイエンスライター竹内薫によるルネッサンス人のすすめ的な4章に加え、竹内と茂木健一郎との対談2コマ。
    最終的には、世間の常識や価値観を知りつつも、それに流されることなく自分の基準をもって興味の持てることに邁進すればよいという合意が踏まえられているのだが、竹内のいう「境界人」(ルネッサンス期の人々のように様々なものに興味を抱いて生きるクロスオーバー型の人間)も、自覚の仕方によってはメインストリームを流される人と変わりがないといった茂木による主張の反転の対談がセットになって、深みが与えられているように感じた。
    ニュースはくだらない、繰り返し読み返す愛読書をもつなどが個人的にツボにきた。
    16-18

    0
    2016年10月08日
  • 隠れていた宇宙(上)

    Posted by ブクログ

    非常に難解な最新の宇宙論をほとんど数式なしにわかりやすいたとえ話とともに説明してくれる。なんとなく概念はつかめて分かった気になれる。

    上巻は様々な宇宙モデルの紹介とひも理論について。

    とはいえやはり本格的に理解するには数式を追う必要がありそうだし、宇宙論で使われる数学は勉強してみたいと思った。

    0
    2016年09月28日
  • 思考のレッスン 発想の原点はどこにあるのか

    Posted by ブクログ

    既存の分類や「カテゴリー」によって、自らを無理に定義しようとするよりも、興味を持ってやりたいことを自由にやっていけばいいのだ。という主張。
    見方によっては、エスタブリッシュメントから弾き出されて、小才を頼みにマスコミ系で売名している二人のパンフレットと言えそうだが・・。

    0
    2018年10月19日
  • 理系バカと文系バカ

    Posted by ブクログ

    理系的な発想や文系的な思考にとらわれず幅広く知識や興味を持つことを勧めている。自分で考えることが必要なんだな。とても読みやすい本だ。

    0
    2016年07月29日
  • 量子コンピューターが本当にすごい Google、NASAで実用が始まった“夢の計算機”

    Posted by ブクログ

    量子コンピュータへのアプローチを計算とは何かというところから分かりやすく解説してあります。過去から現在までの数学界の偉人達の色々なエピソードも興味を引き立てられます。

    0
    2016年07月24日
  • 2035年 火星地球化計画

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今現在、地球以外で人類が長期に渡って住める可能性が最も高いとされているのが火星だ。しかし、今の状態では人は住むことができない。火星を住める星にするには、火星を地球に似た星にテラフォーミングする必要がある。課題はいくつかある。

    ①太陽光の照射量が不十分で、気温が低すぎること
    ②大気が薄く、必要な量の酸素や窒素がないこと
    ③生命維持のための水が得られないこと
    ④火星の土に栄養がなく、植物が育たないこと

    以上の問題を解決するために色々な案がある。火星に適応可能な植物やバクテリアを送り込んで長期間(数万年を要するそうだ)かけて火星環境を変えていくというもの。他には、巨大ミラーを使って火星への太陽光

    0
    2016年05月30日
  • 理系バカと文系バカ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白そうな題名だと思ったら、竹内薫の本。期待通り面白かった。

    フォトリーディング&高速リーディング。高速を交えて熟読。

    どちらかというと、文系の人に対する理系への招待のような本。そもそも本書に載っているような「理系バカ」は本書を読まない。「文系バカ」は読むと思う。

    著者が「グーグルの非公式入社試験」を徹底的に考えたエピソードは、著者としては理系的考え方の紹介のつもりであったろうが、私としてはそのまんま「理系バカ」に思えて滑稽だった。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    42:文系バカは話せば誠意が伝わると思っている。ややもすると中身のないのに押しつけをすることにもなる。知ってる不

    0
    2016年05月18日
  • 99.996%はスルー 進化と脳の情報学

    Posted by ブクログ

    近年、流通する情報量が爆発的に増えてしまって、 人は情報を受け取り切れず、殆どの情報がスルーされている ことが書かれていると思います。 情報の発信や受信について考えさせられました。

    0
    2016年02月21日
  • 素数はなぜ人を惹きつけるのか

    Posted by ブクログ

    数論の読み物は好きで、いろんなものを手にしてきた。
    なるべく数式の少ないものを選んでいる。本書にあっては「数式は見るだけでいいんです」とまで著者が言ってくれている。でもある段階で決定的についていけなくなる。そこが悲しい。
    原子核のエネルギー準位とゼータ関数の零点分布が同じかもってのも凄い発見だけど、まえがきにあった、著者の知人の息子さんのエピソードはそれ以上だ。彼は学校で九九を習った際「なぜ九九の表には、11、13、17みたいな数が抜けているの?」と質問したそうだ。
    素晴らしい気づきだ。こんなこと思いもしなかったもんね。この気づきこそがすべての科学の発見につながるものなんでしょうね。

    0
    2015年10月11日
  • 隠れていた宇宙(下)

    Posted by ブクログ

    上巻に引き続き、平行宇宙のオンパレード。述べられている仮説は証明可能なんだろうか?本当かもしれないが、そうで無いかもしれない。なんか腑に落ちない。

    0
    2015年09月06日
  • 隠れていた宇宙(上)

    Posted by ブクログ

    宇宙論の本を固め読みしたおかげで、超弦理論、膜理論、カラビヤウ空間、11次元時空間などの専門用語はだいぶ耳慣れてきたが、この本にはぶっ飛んだ。いろいろな種類!の並行宇宙を論じている。空想科学小説の世界とばかり思っていたが、真面目な科学の世界になっていたのか。脳みそが一瞬で時空間を飛び越えた。

    0
    2015年09月06日
  • 量子コンピューターが本当にすごい Google、NASAで実用が始まった“夢の計算機”

    Posted by ブクログ

    バベッジやチューリングなど現代のコンピュータを形作った偉人を数多く登場させ、コンピュータの歴史を振り返るところから話が始まり、コンピュータの基本的な動作原理なども説明して、量子にたどり着く、量子とはエネルギーやモノなどの最小単位で粒子でもありかつ波でもあり、その存在は確率的との説明を研究者を紹介しつつ説明する。途中、暗号の話(チューリングが活躍する)も挟んでいよいよ量子コンピュータ、カナダのD-Wave System社が世界初の商用量子コンピュータを開発したが、この分野では日本の技術も使われているとのことです。また、2015年2月には日立製作所がアニーリング(計算結果を揺すって計算を繰り返して

    0
    2015年08月02日
  • ねこ耳少女の 相対性理論と超ひも理論

    Posted by ブクログ

    500 円と安価だったので購入 (大学の書籍部に 1 冊だけ残されていた).前作“ねこ耳少女の量子論”の続きではあるが,どちらから読んでも問題ない (前袖より).正直に言ってこれだけで相対論を理解するのは無理であるが,イメージをつかむくらいはできるかもしれない.また超弦理論についてはおまけ程度である.あいりちゃん (表紙の女の子) がかわいいのでそれだけでも読む価値があるが,肝心のねこ耳がほとんどでてこないのが残念.

    0
    2015年07月21日
  • 面白くて眠れなくなる素粒子

    Posted by ブクログ

    面白かった。素粒子をどのような考え方で分類しているのかをわかりやすくまとめられていた。一番衝撃だったのは素粒子はブラックホールであるとの説明。確かに質量が違うだけで同じなのかも知れない。

    0
    2017年09月26日
  • 素数はなぜ人を惹きつけるのか

    Posted by ブクログ

    【確かに魅力的】
    素数は法則性が見つからない不思議な数字です。

    また、現在わかっている最大の素数が何千万の桁というのもおもしろいです。
    途中、発見されずに飛ばされている素数もあるのでは・・・と思うとわくわくします。
    見つけることができれば、第一発見者になれます。

    実際に存在するが、発見されていない事柄ってわくわくするし魅力的です。

    しかし、法則性が見いだせないということは、もしかすると素数という概念(定義)そのものが不適切なのかもしれませんね。

    0
    2015年05月08日
  • 素数はなぜ人を惹きつけるのか

    Posted by ブクログ

    まえがきに書いてある子供の話しが面白い。「どうして九九の表には11、13、17、19、23みたいな数が抜けているの?」。おお、これは素数の本質を言っているなあ。小学生の観察力は凄い!

    いろいろと勉強になったけど、自分なりにまとめると、
    1.数の種類
    2.公開鍵暗号の仕組み
    3.素数階段とゼータ関数の関係
    4.リーマン予想とゼータ関数のゼロ点
    という感じだろうか。

    0
    2015年05月04日
  • 猫が屋根から降ってくる確率 世の中の出来事は猫と科学で解明できる

    Posted by ブクログ

    竹内さんの本は多分初めてで、なんだか好きだと思えたのはなるほどオピニオンを押し付けてないからか。
    あんまり「自分はこう思う!」とフンガーされると引いちゃうものね。

    0
    2015年02月28日