竹内薫のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ日本の教育制度上、理系とか文系という選択はせざるを得ない。しかし、そこで生じてしまう選択科目。特に私立大学受験を目指した勉強では、極一部の科目しか勉強しないことになる。そして、大学に入った後も大した勉強をしないで済んでしまう。
勉強はしなければならないものではない。しかし、すれば豊かな生活やよりよい仕事に結びつく。それを知らない教育者が受験だけを目的に教えてしまっている現状がある。
やはり文理を両方学ぶことが重要だ。
現在の日本は文系が管理職で理系は労働者という構図がある。理系も管理職になれる力をつけなくてはならない。個人の中の文理のバランスはもちろんだが、社会の文理バランスも然り。 -
Posted by ブクログ
古典場、量子場、重力場、ヒッグス場等の紹介。この中で前から何だかよくわからないのが量子場。結局、光子も電子も量子化された無限小のバネ、生成・消滅のある「量子場」というイメージか。朝永振一郎さんが書いた、電光ニュース、のイメージのようなもののようである。
本書ではファイマン図や繰り込み理論などがわかりやすく紹介されていて良いです。一般相対性理論もアインシュタイン方程式のイメージが簡単な数式とともに紹介されていて良い。ファイマン図も、単に図が紹介されているだけだと、誰でも書きそうな普通の図に見えて、”だから何が凄いの?”、と聞きたくなってしまうが、本書では1/137という確率を使い衝突断面積概算 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近、萌え系美少女のイラストを掲載した学問の入門書が増えています。
が、あたしの見る限り、そうした入門書のほとんどが、萌え系美少女のイラストを載せただけの、ただの入門書だというのが現状です。
つまり、ふつうの難しい説明や、ふつうの化学式の隣に、文章や式とはなんの関係もない女の子の絵がただ描いてある、という本がほとんどなんじゃないかと。
で、個人的には、そういう本に「萌える○○」ってタイトルをつけるのは「違う」って思うんです。
だって、それって、絵には萌えるかもしんないけど、元素周期には萌えないもん! 絵の横にふつうの難しい説明が書いてあっても、全然それを読む気になんないもん!
というわけで -
Posted by ブクログ
サクッと読める本。
ネイチャーとサイエンスで比較するとこんな違うのかーと改めて実感。
ちなみに私はネイチャー派。
ネイチャーダイジェストは愛読してます。自分の専門分野以外とか、科学関連のニュースなんかも分かりやすく楽しく読めるから。
高校生向けのネイチャーダイジェストとかあったら、もっと科学に興味持つ学生が増えるんじゃなかろうかとか思った。
あと、女子向けとか。
作るの楽しそう。
エネルギー問題もグループワーク的なもので勉強したから親近感あったな。
超電導の先生とかも概ね同じようなこと言ってたけど、風力発電に携わる先生はもっと現実的に前向きだったような。。。