竹内薫のレビュー一覧

  • 自分はバカかもしれないと思ったときに読む本

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    ネタバレ

    最終章は、大人(仕事している人)でも参考になる部分があるかもしれない。しかし、大部分は中高生向けの内容だと思う。自分がどういう集団に属すか、ある程度のレベルを求めるならば勉強しなければならない、というお話がメインだった。

    途中、因数分解を習う意味、直接仕事に生きない可能性の高いことを学習する意義、などが話題になるが、これらをすでに成人した、あるいは働いている人が理解したところで手遅れ感が否めない。
    英語の重要性もそう。専門性を高める話も同様に、学生ならギリギリ間に合うかもしれないが、勤労がある者にとっては耳に痛い話が多い感じた。

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    2025年06月06日
  • フラットランド たくさんの次元のものがたり

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    初めて読んだ時よりは理解できた。

    初めて読んだ時と今回,共通する感想は訳者の前書きがピーク。
    そして、前書きを読んでこの本を読んだ後に思う事は私はアホで、理系じゃないって事。

    ふぇーん、賢くなりたい。
    頭も良くなりたい。

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    2025年04月18日
  • 自分はバカかもしれないと思ったときに読む本

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    「自分はバカかもしれない」という気付きは成長への第一歩かもしれない。

    最近になって記憶力の低下が著しく、また応用的な考えができない場面が増えてきたような気がして、まさしくタイトル通りのことになったのでこの本を手に取りました。

    「バカ」という呪いにとらわれず、自分の可能性を広げようというメッセージがこめられたライトな自己啓発本です。柔らかい文体でとても読みやすいです。

    自分をバカだと思ってしまうのはまず周りからの「お前はバカだ」という評価と、それにより自己評価も「自分はバカだ」で固定されてしまう”二重の呪い”であり、だからこそ自分からバカのレッテルを貼らぬことが大事だとこの本は説きます。そ

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    2025年04月08日
  • 99・9%は仮説~思いこみで判断しないための考え方~

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    つまりは全ては仮説なのだ。

    私の小遣いが少ないのも、小遣いは多くないと幸せではないという説を信じ切ってしまっていることに問題がある訳だ。

    何だかんだで、読みやすかった。

    ようやく読んだ。

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    2025年04月06日
  • フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門

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    ネタバレ

    科学はつねに反証可能である。科学以外は反証が可能とは限らない。神がいるかいないか、は反証できないので科学ではない。
    日本は、完成された形で科学を受け入れた。すぐに応用できた反面、本質的な部分が根付いていない可能性がある。
    科学の出す結論は、つねに仮説である。科学に100%はアリえない。
    子宮頸がんの副反応は、ワクチンを打たなくても起きていた。
    テレビは科学リテラシーが乏しい。NHKや新聞は科学環境部のようなところでチェックしている。
    医学は、メカニズムがわからなくても治ればいい、という考え方。全身麻酔の機序には論争があった。
    科学に競争原理を持ち込むと質の高い論文が減った。

    健康食品の波動は

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    2025年03月06日
  • 不完全性定理とはなにか 完全版 ゲーデルとチューリング 天才はなにを証明したのか

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    作者有名だから買ってみたものの作者と私のレベルが違い過ぎるのか理解できなかった。
    ひょっとすると不完全性定理を理解できてる人が読む本なのかも。

    そんなことより気になるの
    無限ホテルが満室だから新しく来た人のために部屋を変わるとして誰がベッドメイキングしてるんでしょうか。

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    2025年03月05日
  • THE UNIVERSE IN A BOX  箱の中の宇宙―――あたらしい宇宙138億年の歴史

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    勝手な感想ながら、読みたかった内容とちょっとズレてました。

    宇宙をシミュレーションする事の難しさ、歴史だけではなく、その結果を教えてほしい。

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    2025年03月04日
  • WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か

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    ★★★★☆読んでいて難しくて理解できないこともありました。「充分な証拠もないのに、ワクチンの安全性や効果を意図的に批判する人々もいる。臨床的に承認された〜中略〜周りの多くの人々をも危険にさらしてしまう。」ということが自分の身近にもあって同じことを感じている人は少なくないんだなと感じました。自分に理解できる程度で書かれている生命についての本をこれからも探して読んでいきたいと思います。

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    2025年03月02日
  • 不完全性定理とはなにか 完全版 ゲーデルとチューリング 天才はなにを証明したのか

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    そもそも、不完全性定理って、何のために必要なのだろう。それを証明したことが衝撃的であっても、普通の人々の日常には、何ら影響がないだろうが、暗黙知みたいに信じられていたことを覆す、画期的な発見らしい。わかりやすい説明に腐心されているが、突然突き放されたように、わかる人だけがついていけばいい、みたいな説明に変わる。専門家でも難解な、この定理を素人にわかりやすく説明する、そのこと自体が無謀とも言える。命題が真であることと証明できることは完全には一致しないで、真であるのに証明できないことがある。それを原理的に証明した、みたいな錯綜とした内容であり、何か得られたか、と考えても空虚感だけが残ってしまう。

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    2025年03月01日
  • THE UNIVERSE IN A BOX  箱の中の宇宙―――あたらしい宇宙138億年の歴史

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    宇宙のコンピュータシュミレーションに関する過去からの発展と、現状について解説されている。
    この宇宙が、シュミレーションかもしれないという仮説が真剣に検討されているようで驚きだ。

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    2025年02月28日
  • オヤジも目覚める! ChatGPT革命 生成AIで何が変わる? 何が問題?

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    軽い文体で読みやすかった。中身はchatGPTの使い方ではなく、生成AIの考え方や性格、癖の紹介といったようなものだった。

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    2025年02月11日
  • THE UNIVERSE IN A BOX  箱の中の宇宙―――あたらしい宇宙138億年の歴史

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    シミュレーション仮説が本題、というよりは、そこに向かうシミュレーションの歴史が中心と感じました。

    ちょこっと読みにくくて何故だろうと考えていたら、指示代名詞が多めだからかなと…
    とはいえ、読み物として楽しませていただきました。

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    2025年02月06日
  • THE UNIVERSE IN A BOX  箱の中の宇宙―――あたらしい宇宙138億年の歴史

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    シミュレーションをもとに発展している宇宙論という学問が、現在までにどのくらい発展してきたかがかかれていた。
    私はこの分野についていままで全く興味を持っていなかったので、宇宙=望遠鏡という漠然としたイメージしか持っていなかった。しかし実際にはシミュレーションを基盤とした学問であると知れた。シミュレーションを通して現実で起こっていることを完璧に忠実に再現することが目的なのではなく、あくまでも仮説を検証するための実験手段としての役割を持っている。シミュレーション、つまり箱の中の宇宙の箱とは研究室のようなものだと言う。と同時に、宇宙について知るにはたくさんの学問、それも高度で最先端な分野を学際的に組み

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    2025年01月26日
  • シュレディンガーの哲学する猫

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    題名が気になり購入。物理学者の実験から哲学を語る趣向。著者はファイヤーアーベントの項で濫読の必要性、分野を超えたものの見方の重要性などを指摘している。これには共感。また、取り上げられた人物もややユニークに感じる。デカルトではなく、ヘーゲルでなく、カントでなく、小林秀雄?カーソン?大森荘蔵?
    おそらく哲学と科学を跨いだ横断的な記述を試みられたのだろうか。垢抜けた猫の記述と哲学の叙述のギャップにやや戸惑うものの、分野を超えた物の見方の重要性を再認識させてくれる点では一読の価値があったと感じる。

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    2025年01月04日
  • THE UNIVERSE IN A BOX  箱の中の宇宙―――あたらしい宇宙138億年の歴史

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    ●コンピュータシミュレーションを駆使して宇宙の謎を解き明かそうとするアプローチのその手法と歴史を紐解いた本。

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    2024年12月26日
  • THE CHILD CODE「遺伝が9割」そして、親にできること

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    子育てについて、理論的にまとめられた本でした。
    こどもと自分の性格の違いに悩んでいる人にはとても参考になる本だと思いました。
    1歳以降から読みたい本です。

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    2024年12月19日
  • フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門

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    感情にとらわれず、自分で調べて考える、疑って物を見れるようにすることが科学的なアプローチであると理解した。よく知らない情報を鵜呑みにしてはいけないと感じさせられる。

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    2024年12月18日
  • 不完全性定理とはなにか 完全版 ゲーデルとチューリング 天才はなにを証明したのか

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    素数の世界を読み数学の世界に色々と興味がわいて読んだ本書。書いてることは半分も理解できなかったが、軽妙な語り口で気軽に読めた。
    数学を記号化するとか、証明に背番号をつけて数字で考えるとか、論理的というよりすごく抽象的な操作をしてるというのが新鮮だった。こうなると、数学者は閃きが大事で若い頃に大きな仕事をする傾向がある…というのも納得。
    理屈に理屈を重ね、深く深く思索する、そんな数学の深淵さを感じられた。

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    2024年12月04日
  • THE UNIVERSE IN A BOX  箱の中の宇宙―――あたらしい宇宙138億年の歴史

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    コンピュータという箱の中で繰り返し行われるシミュレーションこそが宇宙だけでなく物理のさまざまな事象を発見・証明してきたことをわかりやすく説明されています。


    冒頭はイメージしやすいように天気予報の予測から始まっています。手計算でシュミレートしていた時代から、現在のコンピューターを使って局所的に正確に予測できるようになった天気予報、次に、宇宙の誕生や終焉、宇宙の大部分を占めるダークマターやダークエネルギー、そしてブラックホールなど、宇宙の話題を中心にしながら、ニュートリノなどの量子、人工知能についても解説されています。

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    2024年11月28日
  • 99・9%は仮説~思いこみで判断しないための考え方~

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    読み物としておもしろかった。
    日常生活に役立てられるかは自分次第。
    相対性理論のほんのほんの入り口がわかったのは収穫。

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    2024年10月13日