竹内薫のレビュー一覧
-
近年、流通する情報量が爆発的に増えてしまって、 人は情報を受け取り切れず、殆どの情報がスルーされている ことが書かれていると思います。 情報の発信や受信について考えさせられました。Posted by ブクログ
-
数論の読み物は好きで、いろんなものを手にしてきた。
なるべく数式の少ないものを選んでいる。本書にあっては「数式は見るだけでいいんです」とまで著者が言ってくれている。でもある段階で決定的についていけなくなる。そこが悲しい。
原子核のエネルギー準位とゼータ関数の零点分布が同じかもってのも凄い発見だけど、...続きを読むPosted by ブクログ -
2014/09/07
読みやすかった
百人一首のカルタの下りが面白いので掘り下げたい
共役不可能性=翻訳できないPosted by ブクログ -
宇宙論の本を固め読みしたおかげで、超弦理論、膜理論、カラビヤウ空間、11次元時空間などの専門用語はだいぶ耳慣れてきたが、この本にはぶっ飛んだ。いろいろな種類!の並行宇宙を論じている。空想科学小説の世界とばかり思っていたが、真面目な科学の世界になっていたのか。脳みそが一瞬で時空間を飛び越えた。Posted by ブクログ
-
上巻に引き続き、平行宇宙のオンパレード。述べられている仮説は証明可能なんだろうか?本当かもしれないが、そうで無いかもしれない。なんか腑に落ちない。Posted by ブクログ
-
バベッジやチューリングなど現代のコンピュータを形作った偉人を数多く登場させ、コンピュータの歴史を振り返るところから話が始まり、コンピュータの基本的な動作原理なども説明して、量子にたどり着く、量子とはエネルギーやモノなどの最小単位で粒子でもありかつ波でもあり、その存在は確率的との説明を研究者を紹介しつ...続きを読むPosted by ブクログ
-
500 円と安価だったので購入 (大学の書籍部に 1 冊だけ残されていた).前作“ねこ耳少女の量子論”の続きではあるが,どちらから読んでも問題ない (前袖より).正直に言ってこれだけで相対論を理解するのは無理であるが,イメージをつかむくらいはできるかもしれない.また超弦理論についてはおまけ程度である...続きを読むPosted by ブクログ
-
面白かった。素粒子をどのような考え方で分類しているのかをわかりやすくまとめられていた。一番衝撃だったのは素粒子はブラックホールであるとの説明。確かに質量が違うだけで同じなのかも知れない。Posted by ブクログ
-
【確かに魅力的】
素数は法則性が見つからない不思議な数字です。
また、現在わかっている最大の素数が何千万の桁というのもおもしろいです。
途中、発見されずに飛ばされている素数もあるのでは・・・と思うとわくわくします。
見つけることができれば、第一発見者になれます。
実際に存在するが、発見されてい...続きを読むPosted by ブクログ -
まえがきに書いてある子供の話しが面白い。「どうして九九の表には11、13、17、19、23みたいな数が抜けているの?」。おお、これは素数の本質を言っているなあ。小学生の観察力は凄い!
いろいろと勉強になったけど、自分なりにまとめると、
1.数の種類
2.公開鍵暗号の仕組み
3.素数階段とゼータ関数...続きを読むPosted by ブクログ -
竹内さんの本は多分初めてで、なんだか好きだと思えたのはなるほどオピニオンを押し付けてないからか。
あんまり「自分はこう思う!」とフンガーされると引いちゃうものね。Posted by ブクログ -
20150218
副題にあるとおり科学史入門。
ほんとに入門で足早に触りだけだが、楽しく読める。
次はもう少しボリュームのある内容の本を読みたい。
宗教と科学。
日本における科学の成り立ち、立ち位置。
は面白かった。Posted by ブクログ -
解決されていない問題が紹介されている。大量絶滅やブラックホール、性、麻酔など、数学や物理分野だけではなく、生物や医学なども興味深い。特にウナギについてまだ分かってないなんて不思議だった。Posted by ブクログ
-
つかみのソファー問題が面白くて読んでみたけど、ちょっと期待してたものとは違った。
ほとんど解ってるけど証明のしようがないみたいなのが結構ある。
思ってたのと違っただけで内容は興味深いPosted by ブクログ -
特異点仮説、無境界仮説など、ホーキング博士の研究が専門知識なしでもわかる本(相対論入門的な知識はあったほうが読みやすい)。
とくにブラックホールの放射・蒸発の話が面白かった。
本書のある種の「落ち」といえる最後のホーキングの「敗北宣言」には感動するものがあった。Posted by ブクログ -
眠れなくなるほどではなかったけど眠くはならない程にはわかりやすい素粒子入門書。まずは物理の世界における理論屋でも実験屋でもない、両者を支える現象論の人々の苦労とその報われなさのボヤき具合が面白い。素粒子についての解説は最先端の事柄までよくこれだけ平易に語れるものだと感嘆しつつも、比喩に比喩が重ねられ...続きを読むPosted by ブクログ
-
古典場、量子場、重力場、ヒッグス場等の紹介。この中で前から何だかよくわからないのが量子場。結局、光子も電子も量子化された無限小のバネ、生成・消滅のある「量子場」というイメージか。朝永振一郎さんが書いた、電光ニュース、のイメージのようなもののようである。
本書ではファイマン図や繰り込み理論などがわか...続きを読むPosted by ブクログ