竹内薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルは子育て論っぽいですが、内容はAI時代に生き抜くための方法論で、すべての大人が対象です。
現在のAIの状況についての基本的な解説から始まり、近い将来、多くの単純な仕事がAIに取って代わられると説く。ではどうするか。AIを使いこなす立場になるか(それには、数学、プログラミング、英語の能力が必須)、AIがケアできない領域で生き抜くか(人間のコミュニケーションの領域)。ただし子供たちに対しては、現在の暗記中心の学校教育ではどちらにも対応できないので、英語、プログラミングを交えた、探求型の教育プログラムが必要と説く(著者は実際にそういう学校を運営したいるそうです)。
元々、短いエッセー的な連載 -
Posted by ブクログ
主人公は二次元世界に生きているため、三次元の存在を知らないし、立体を見ることはできない。その主人公が「三次元の福音」を受けるべき存在として選ばれ、三次元世界を経験する。
三次元世界で見る平面は、二次元世界の存在から見ると「内部」なんだなぁ、と。二次元世界から見る線も、一次元世界の存在から見ると内部なのも理解できた。
ということは、四次元世界の存在には私たちの内部が見えちゃうということ、なんだろう。
二次元の世界にない「上」という方向。三次元の私の世界にないどこかの方向のどこかの空間を知る四次元の存在に想いを馳せた。
ところで特別収録の「アイドゥン・ブユクタシによる三次元の外へ誘う写真シリーズ -
Posted by ブクログ
物理学の入門を理解したというよりも、これが物理学の入門なのかということが分かった。難しい。でも面白い。
読み終わってから2週間もたってからレビューを書こうとすると、かなり忘れてしまっていることに気付く。
とりあえず付箋を付けた部分。
・ニュートンが定義した「空間」と、重力を帯びている「重力場」が実は同じもの(P.22)
・素粒子の振る舞いや性質は量子力学によって記述されている。動く層の素励起である。波動が消えたり現れたりしている。(よく分からん)(P.65)
・量子力学と素粒子実験によって、この世界は物質が不安定な状態で常に揺らいでいることが分かってきた。(P.67)
・星は崩壊して自らの重 -
購入済み
誰も知らない量子重力
今までにない量子重力の解説書である。
ハイライトは第3章の二重相対論とスナイダー理論である。
この理論は知らなかったので新鮮だった。
1,2章は相対論と量子論を論じているので多くの人が既に知っているだろうが、
3,4章は多分多くの人が全く知らない内容だろう。
この2章を読むだけでもこの本を手に取る価値がある。
物理科を出た人なら3章から始めても良いと思う。
ともかく他の本で読んだことがない内容なので読む価値はある。 -
Posted by ブクログ
【99.9%は仮説を読んで】
この本は、科学作家の竹内薫さんが書いた科学的な考え方の本です。
「思い込みで判断しないために」という副題のもと、世の中にあるさまざまな仮説の具体例が示されています。
個人的に面白かったのは、「科学は、いつでもまちがいを潔く認めるもの」という一説です。
批判的思考などと聞くと、疑ってかかるイメージをしがちですが、それは科学的思考とは言えません。
良いデータ、悪いデータの両方の側面を見ること。こういう態度でものごとに接するとアイデアも豊富に生まれるのではと思いました!
他人と話すときも、考えを否定するのではなく、「この人はどんな仮説の中に生きているんだろう?」と -