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一般相対論と量子論の相性は悪い。しかし、現在の宇宙は膨張していて、137億年前には素粒子ほどの大きさだったと考えられている。だとすると、宇宙の重力を扱うアインシュタイン方程式と、素粒子ほどの大きさの宇宙を扱うシュレディンガー方程式(やディラック方程式)が矛盾しては困るのだ。そこで登場したのが、「超ひも理論」である。「勇希くんと私が見たり感じたりしている世界って、きっと少し違うんだよね」――本書は、謎のねこ耳少女・あいりと、煩悩少年・勇希のコミカルで切ない恋物語を漫画で楽しみながら、「相対性理論」と「超ひも理論」の基本がしっかり学べてしまう、一石二鳥の最新科学啓蒙書。
Posted by ブクログ 2015年07月21日
500 円と安価だったので購入 (大学の書籍部に 1 冊だけ残されていた).前作“ねこ耳少女の量子論”の続きではあるが,どちらから読んでも問題ない (前袖より).正直に言ってこれだけで相対論を理解するのは無理であるが,イメージをつかむくらいはできるかもしれない.また超弦理論についてはおまけ程度である...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月31日
はっきり言って難しい。わかりやすく解説しているつもりなのだろうけど追いつけない。しかしながら、前作含めて何度も読み返していると、少しずつ「概念」の部分を理解できるようになってくる。完全に理解するのは無理だろうけど、「ああ、相対性理論ってなんとなくアレなやつだよね」くらいの知識は得られるようになります...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月19日
複雑な物理学の理論を可愛い絵柄の漫画でライトに噛み砕いてくれている良書。
この理論を分かりたい、でも既存の専門書ではちょっと難しい…という立ち位置の私にはとてもありがたい入門書だった。
余談ですが個人的にはヒロインあいりちゃんの性格がちょっと萌えとはズレてただの面倒くさい女の子に描写されちゃってる...続きを読む
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