竹内薫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
フラットランドの二次元人が一次元のラインランドを思考し、三次元のスペースランドを垣間見たお話。
二次元世界なんて想像したこともなかったが、そこで見られる世界の様子は確かに納得感がある。
一次元は更に難解ではあった。
二次元人がひょんなことから三次元世界に踏み込んだ途端、自分の世界の真理を悟り更に奥に潜む世界に想像を巡らす。
三次元人間の自分は四次元世界を想像することは出来ないが、理解することは出来る。
別の本だが三次元人間の消化器官は口から1本でつながっているが、二次元人間でその構造は身体を二つに分断してしまうため機能しないことを思い出した。 -
Posted by ブクログ
タイトルは、全情報のうち、自分が対処できないものの割合。時々刻々と増え続けるのが情報だから、本作から少し時間が経った現在、更に数字は増えているかも。もはや誤差の範囲かもしらんけど。正直、心に残ったのはその点だけなんだけど、翻ってその他もろもろは、論を引っ張るためにしか思えなかったりして。対数の説明とかも、頁稼ぎにしか見えんし。あと何よりしんどいのは、特に後半で顕著なんだけど、関西弁の多用と、カッコ書きで繰り返されるしょーもないひとり突っ込み。そもそも、論文内で(特に地の文で)繰り出される関西弁に少なからぬ反感があるんだけど、せいぜい、本書と同時に読んだ中野徹氏くらいの使用が限度。本作は度を越え
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Posted by ブクログ
科学の世界で未だ解けていない問題12個紹介されている。それぞれが分厚い本になるような内容を数ページにまとめている超簡単な本。ポアンカレ予想、進化論、麻酔、心脳問題あたりが面白かった。が、いずれも詳細は別の本で知識を補いたいところ。
読みやすくするためか、ところどころユーモア的なものが差し込まれているが、ただでさえ限られたページなのでやめてくれと。
00 ソファ問題…直角の廊下の曲がり角を曲がれるソファの最大面積はいくらか、というクイズ的なもの。
01 ポアンカレ予想…これは解決済み。コーヒーカップとドーナツは同相。(どちらも穴がひとつだけ)粘土でできてたとして、ちぎったりせず、穴を残した