竹内薫のレビュー一覧
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ネタバレわかりやすく説明するために意識するが書かれている。『バカの壁』を思い出しました。伝えることの難しさは日々感じます。相手の頭の中に絵を浮かび上がらせることを意識して話したいと思いました。
■メモしたい箇所
・教養ある人と教養バカの違い、それはストーリーテラーになれるかどうか。教養人とは相手が興味を持つようにストーリーとして伝えることができる人。
・わかりやすさとは何か。それは、「相手の頭の中に『絵』が浮かび上がった瞬間に、人はわかった。と感じる」
■知らなかった用語
・交換記憶:「人間の脳は、自分で覚えなくても、相手に聞けば教えてもらえる事柄は覚えようとしない」
=>妻に聞けば答えてくれるので。郵便番号覚えれないことを思い出しました。仕事ができる人に聞けばわかるので一向にスキルが伸びない理由がわかりました。 -
Posted by ブクログ
教養バカ。そう。僕です。
最近実は本を読む数減らしました。
月に5冊くらいでしたが今は10日に1冊ペースで月3冊。
読むのも1冊読み終えてから次を読みます。
前まで本って序盤面白くて中だるみして終盤また面白いというのが多いので、中だるみした時にもう1冊違う本を読み出して2冊同時に読んでましたがそれもやめました。
結局入れ過ぎてもダメだと思うんですよね。
この本にもありますが相手に伝えられるようにならないと知識になってないというか。
本の内容とは少し離れましたが本当の教養人になるためにはひたすらわかりやすく伝えるということ。
話を作り上げるための知識と知識を繋ぐ接着剤を多く持つことだとしてます。
ちょっと頭いい学生の子とか大人の人でたまにやたら専門用語使って話してる人いますよね。
あれは教養バカということです。
日々の会話から意識しようと思いました。
あとインプットの質と。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ空前の教養ブームである昨今、知識はあるものの、実際に話してみると面白味がなかったり、ストーリーがなかったりする人がいる。そのような人は知識をひけらかしているだけの「教養バカ」といえ、他人から敬遠されたり、物事を多角的な視点から考えることができなかったりする。そのような「教養バカ」を脱して真の教養人になるには、相手に分かりやすく伝えるためのトレーニングをすることが必要なのである。
端的に言えば、分かりやすい人とは、相手の脳内に素早く絵を描かせてくれる人である。すなわち、相手を意識し、相手を知ることを通じ、相手の想像力に働きかけることによって、自分の脳内の絵を相手の脳内に可能な限り正確にかつ具体的に描ける人が、アウトプットの上手な教養人である。技術としては、相手に話の先を予測してもらうために接続詞を用いること、相手の脳内にハテナを作り、解消させたいと思わせること=喰いつかせること(もちろん答えは後で回収するべき)などがあろう。
以上から導かれるように、分かりやすさとは、「相手が分かる言葉を使う」のが鉄則である。そこで、語彙力こそが分かりやすさであるということもできよう。というのも、相手に合わせるには、知っている言葉の数がものをいうからである。語彙の数や知識があれば表現の幅が広がり、たとえ話や言い換えもうまくなる。
また、心に刺さるフレーズの作り方として、無作為に並べられた複数の言葉からいくつかを抽出してくっつけるという方法(※)がある。その際にその造語を説明するという訓練をすれば、相手に分かりやすく伝えるための想像力や構成力が養われるであろう。加えて、このトレーニングは、キャッチコピーやタイトルなど世の中にない新しい言葉を作り出すときに役立つはずである。
真の教養人は話し方が違う。機知にも富んでいる。そのような人間になれるよう、自分が伝える側になっても、伝えられる側になっても相手がいることを意識し、分かりやすく物事を伝える訓練が今必要なのである。
本書は、単に知識を詰め込むだけの「教養バカ」にならないためには、物事を相手に分かりやすく伝える能力を培うことが必要であるという主張から、分かりやすさを養うテクニックや「教養バカ」の典型例を複数挙げて解説をしている。したがって、本書自体から知識を得るのではなく、知識の伝え方を学ぶことを目的に執筆された書である。筆者もその「分かりやすさ」を意識してか、比較的平易な用語で説明されており、全体として読みやすいが(2時間あれば十分)、少々刺激が足りないというのが正直な感想ではある。ただ、(※)の方法は斬新で、報告のタイトルを検討する際に有用であると感じられた。 -
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ネタバレ実現するのは100年後と目されていた量子コンピューターが、
数年前からNASAやGoogleで使われ始めたとのこと。
スーパーコンピューターが一千万年かかる問題を、
量子コンピューターはすぐに解くことができるというくらい、
この技術は凄まじいようです。
本書では、「計算とは何か」という
ごくごく基礎の部分から説明しはじめて、
「コンピューターとは何だろう」
「量子とは何だろう」というように、
量子コンピューターを理解するに向けて
知識を深めていくようになっています。
文系のひとでもついていける、
という形式ではありますが、
それはそれ、ある程度の数学や物理学の知識(記憶)と、
数学的なアタマを使って数式や説明を
自分のアタマで考えていく行程が要求されます。
ぼくはまあ、さらっと読んでしまって、
ちゃんと考えなかった部分、
そして、ついていけなかった部分もありました。
よって、検証はできませんでしたが、
書いてあることを信用して、
なんとなく、量子コンピューターについては
わかったようなつもりになっています。
(留保つきの知識ですね)
物理学や数学のいろいろな偉人の業績という
正統なエピソードもそうですが、
そういうひとたちのちょっとした余談的なエピソードも
面白かったりしました。
いろいろな天才がいるなあ、という。
たとえば、フォン・ノイマンという、
現代のコンピューターのあり方を作ったような学者は、
8ケタ同士の掛け算を暗算できた、という逸話には
へえ!と驚きました。
そういう読み物のところが面白いのですけれども、
先述のように、やはり数式などを考える部分は厄介ですし、
量子アニーリング技術の説明のところなども難しくて
ちゃんと理解できなかった。
そういう部分をしっかり理解する読書にならなくとも、
うっすらとでも掴めればいい、
さらっとでも量子コンピューターを知りたい、
という文系のひと、
つまりぼくみたいなひとには、
まだぎりぎりで読めるかなとは思いました。
難しいところがあることを承知で、
手に取ってほしい本です。
実用されている量子コンピューターは「D-WAVE」といいます。
ものすごい寒さの中でしか作動しないようで、
家庭機としては普及しないでしょうが、
最先端のコンピューターの世界を知りたいと思う方は
たくさんいらっしゃるはずです。
気になる電力はスーパーコンピューター「京」の1/1000程度だそうです。
いまに、スパコンって、ずいぶんと不効率なしろものだったなあと
言われる時代が来るでしょう。
といっても、スパコンを知るひとがどれだけいるかっていう話ですが。
(もちろん、ぼくも知らないです) -
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ネタバレやはり、竹内薫氏の著書は、ぼくにとっては消化不良。導入の話題と、応用編のトピックが書かれていた。竹内氏の著書をたくさん読んできて、わかりやすくて、いいと感じる。応用編トピックも書かれて面白い。幅広い知識を持っていて、わかりやすい表現(口語すぎて読みずらいところもあるが)を使うサイエンス作家なので、読んでいて引き込まれていく。
しかし、導入編と応用編をつなぐ理論をもっと盛り込んでほしいと感じる。これを導入書として、他の専門書を読めばいいようにも感じるが、専門書になった途端に、専門バカが書いたような解りにくい作りになっている。竹内氏にもぜひ、導入と応用をつなぐ本を書いてほしい。
応用トピックはトピックとしては面白いが、その理論・根拠が物足りない。自分の中では、数学的根拠が見つからないまま、消化不良に終わってしまった。出会いがあれば、もっと専門に理論が詳細に書かれた本を読みたいと思う。
トピックの中で、日本人の思想として”理屈より実践”という文化が書かれていた。だが、基礎科学(理屈)の上に実践が成り立っていることは理解してほしいと願う。
また、素数に絡めて、生命科学の遺伝情報について書かれていた。遺伝情報自体に素数は関係ないが、データの暗号化に素数が使われていて、そこに特許は適法なのかという課題が書かれていた。素数も遺伝情報も、自然界にもともと存在するものだが、見つけて使ったものに特許が適法とされるのかという課題。 -
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下巻では量子多宇宙・ホログラフィック多宇宙・シミュレー
ション多宇宙・究極の多宇宙を扱う。最初の量子多宇宙こそ
目にしたことがあったが、その後の三つはほぼ初めて出会う
モノだった。特にラスト二つは科学というよりはSFに近い
感じ。この二冊を読んで一番心に残ったのは「コペルニクス
原理」。地球が太陽系の中心ではないように、太陽も銀河系
の中心ではなく、さらにはその銀河も宇宙の中心ではない。
我々は特別ではないのだ。
本当は単行本が出た時に読もうとリストアップしたこの本。
結局文庫版が出てから読むことになってしまった。ホント、
とっとと消化していかないと、だ(^^; -
Posted by ブクログ
我々の住むこの宇宙はただ一つの宇宙─ユニバース─では
なく、他にいくつもある多くの宇宙の中の一つに過ぎない。
その「多宇宙(=平行宇宙=マルチバース)」について様々
な考え方、理論を詳しく紹介する本。この上巻ではパッチ
ワークキルト多宇宙・インフレーション多宇宙・ブレーン
多宇宙・サイクリック多宇宙・ランドスケープ多宇宙に
ついて扱っている。どの理論もどこかで一度は目にしたこと
のある理論だったので復習しているように読み進めることが
出来た。ただし、それほど簡単な内容ではないので注意。
読み進めることはできるがかなり頭を酷使した感じ。まぁ
久しぶりの宇宙論の本だったというのもあるだろうけど。
下巻に続きます。 -
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ネタバレフォトリーディング。竹内薫の本。ペンローズについての本を読んだので次にとこちらを選んだ。ホーキング放射と言う者があって、ブラックホールが蒸発するのだとか。
高速リーディング。仮説と理論の戦いの世界なんだと感じた。
下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:
28:マルチバース(多宇宙)という概念は、ケンブリッジ大学マーチン・リーズ博士らの提唱する仮説。
62:アインシュタインの偉大さは逆転の発想。
ニュートンの世界:光束は可変、空間と時間は不変。
アインシュタインの世界:光束は不変、空間と時間は可変。
81:ペンローズはブラックホールに芯がある事を証明した。星がつぶされてブラックホールになり、特異点になる。
93:ホーキングスはペンローズの証明を時間反転させ、特異点から空間がはじまることを論じ、ビックバンを論じた。
98:ホーキングスの特異点定理は「宇宙には始まりがある」ということ。
129-130:ブラックホールは蒸発する(ホーキング放射)。
162:1981年のバチカン会議ではホーキングスも参加。ヨハネパウロ2世は公式にガリレオに謝罪。