丸山篤史の作品一覧
「丸山篤史」の「面白くて眠れなくなる遺伝子」「99.996%はスルー 進化と脳の情報学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「丸山篤史」の「面白くて眠れなくなる遺伝子」「99.996%はスルー 進化と脳の情報学」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
長い期間、本書を読んでいた。
12の未解決問題について書かれているが、最も注目したのは心脳問題である。
茂木健一郎の研究テーマであるクオリアは心脳問題の一種であり、養老孟司は「心は脳の構造が可能にする機能であり、構造と機能は同じものについての異なる見方にすぎない」と言っている。
そんなことから、このテーマに注目したのだろう。
心脳問題は最も古いテーマの一つと言える。
古くはデカルトがこの問題について考えている。
心と体という二元論の考え方であるが、二元論で捉えにくいところに心脳問題の難しさがある。
著者はその解決の糸口が、マイケル・ポランニーの「暗黙知の理論」にあるのではないかと主張する。
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