シュレディンガーの哲学する猫

シュレディンガーの哲学する猫

838円 (税込)

4pt

ある日作家のもとに現れた、哲学者の言葉を語る不思議な猫。「語の意味とは何か?」「〈私〉は誰?」――哲学の諸問題を、猫と作家が案内する。サルトル、ウィトゲンシュタイン、ハイデガー、小林秀雄……古今東西の哲学者、思想家たちの核心を紹介。時空を旅する猫とでかける、「究極の知」への冒険ファンタジー。

...続きを読む

シュレディンガーの哲学する猫 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年11月06日

    正直ある程度知識がないと難しいかと思った。
    ニーチェの所でアポロン的、ディオニュソス的といきなり言われて違いがイメージできるかなと言った感じ。
    取り上げている人物は面白いし、優しく伝えようとする気持ちは伝わる。

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月24日

    哲学関連の中ではとてもわかりやすくて読みやすいと思いました。結構何度も読み返してマーカーしたりして、愛読書になってます。

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月23日

    面白かった。哲学の入門書的な性格のものなので、こればかり読んでてもどうかと思うのだが、改めて手に入れたいなと思う。
    ウィトゲンシュタインのところで、言葉は、それぞれがその意味を存しているのであって、そこに一般的な概念を重ね合わせようとするからわからなくなる、というくだりは成程!と結構腑に落ちた。

    0

    Posted by ブクログ 2020年11月13日

    ソフィーの世界のように哲学を物語で紹介している
    本著の方が哲学の中身に踏み込んでおり読み応えがあった
    ウィトゲンシュタイン、サルトル、ニーチェ、ソクラテス、カーソン、サン=テグジュペリ、ファイヤアーベント、廣松渉、フッサール、ハイデガー、小林秀雄、大森壮厳と名を連ねる
    彼らの思索を一気に並べ読むと言...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月14日

    理学博士竹内薫、文筆家竹内さなみによる哲学の入門書。ただの解説書ではなく、作家と哲学者の言葉を語る不思議な猫を主人公にして、物語風に書かれているので、少しは敷居が低くなっていると思います。サルトル、ウィトゲンシュタイン、ハイデガー、小林秀雄など古今東西の哲学者たちの思想をそのまま説明、解説するのでは...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2019年01月03日

    ウィトゲンシュタイン
    私の言語の限界は、私の世界の限界を意味する

    実存主義
    自らの責任で自らを将来に向けてプロジェ(投企)すること。それが人間の形成である。

    いつから人間が動物の主人になったのか?
    人間が飼ってる動物しか生きる権利はないのか?
    ただの人間じゃないか!

    文化的免疫力
    サリンは、純...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月05日

    シュレーディンガーというから、てっきり科学中心本かと思ったら哲学本。

    シュレ猫=ミステリアス、みたいな意味で登場させたらしい。物語は著者の妹さん、哲学は著者*竹内薫さんが書いているみたい。

    一番なるほどと思ったのは(唯一理解できたというのが正しい)、ファイヤアーベントの「何でもあり」という辺り。...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月28日

    構造的に工夫がなされていた。小説的箇所と解説的箇所が交互にやってくる。

    ファイヤアーベントのくだりが特に印象的。
    科学哲学を愉快に面白く語る数少ない本なのでは?

    夢を見るのは、現実(私たちが暮らしているらしいこの世界のこと)を特徴づけるために必要なのである、みたいなくだりが面白い。小説だって、映...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年05月10日

    シュレディンガーの猫ってのは、
    箱の中の猫は生きてる状態と死んでいる状態のなんかの理論で、
    なんとなくタイトルに惹かれて読んでみたら、
    なかなか本気の哲学書だった。

    しかし、今までイメージしていた哲学書とはちょっと違う。

    一つ目は、ストーリーがあって、そして哲学がある。
    ストーリーベースというの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年03月22日

    哲学の本は、自分の体験に照らし合わせて共感する(したつもりになる)ことも楽しみのひとつだと個人的に思っているので、この本は入りやすかった。
    難しいところもあったけど、知的好奇心を刺激された。小林秀雄の本を読もうと思う。

    0

シュレディンガーの哲学する猫 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す