エドウィン・アボット・アボットの作品一覧
「エドウィン・アボット・アボット」の「フラットランド たくさんの次元のものがたり」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「エドウィン・アボット・アボット」の「フラットランド たくさんの次元のものがたり」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
二次元界(フラットランド)に住む四角形が主人公の物語。
ある日、主人公の四角形氏はほかの次元に行って帰ってくる。数学者である彼は次元の違いを理解する。お話としてはそれだけだが、二次元の世界の歴史や文化、そこに住む図形たちの生活を四角形氏が丁寧に説明してくれ、異世界を描くファンタジー作品として読みごたえがある。
ほかのファンタジーと一線を画すのが、この世界の「認識」の仕方について多くを割いているところだろう。二次元界の住人は四角形も三角形も円もそのまま見ることはできない。見えるのは線と点である。何角形かで身分の決まるフラットランドで、図形の彼らがどう図形を認識するのかということが説明される。こ
Posted by ブクログ
"こんな国では、いわゆる「立体」が存在しないことには、すぐに気づくだろう。(中略)三角形や四角形やその他の図形を見分けることぐらいできるはず。そう思うだろう?ところが違うんだ。そんなもの見えるどころか、ひとつの形と別の形を区別することすらできない。見えるのは直線だけ。"
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(以下、長くメンドくさいですが、要するに超オススメです)
1次元、線。
2次元、平面。
3次元、立体。
4次元、、、、
我々は何次元に生きているのか?というのは中々に面白い問題です。宇宙兄弟にもでてきた野口宇宙飛行士の「3次元アリ」の話とも遠からず。メタに考えることの難しさと面白