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自分の好きな世界に没頭しすぎて、極端な行動に走りやすい「理系バカ」。一方で、他人の情報を鵜呑みにして、その場の空気に流されやすい「文系バカ」。彼らの行動パターンから見えてくる思考の偏りとは? 本書では「文系」「理系」という垣根をとっぱらった、バランスのとれた知性のあり方を考える。前半では「理系バカ」「文系バカ」の事例を、ユーモアを交えて紹介。例えば、文系バカの典型タイプとして「取扱説明書は困った時にしか読まない」「ダイエットのためにカロリーオフ飲料をガブ飲みする」等々。一方の理系バカは「できれば他人と深く関わらないで生きてゆきたい」「新型商品を買うために徹夜して並ぶ」「意外とオカルトにハマりやすい」等々。あなたはどちらのタイプか? 後半は、特に理科離れが著しい日本の現状を警告。教育、政治、メディアにおける科学の啓蒙について具体策を提案する。二つの世界を渡り歩く著者だからこそ知っている「文理融合センス」の磨き方。
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年01月16日
理系能力に優れる、文系能力に優れる、というより、文系性質が欠如している理系、理系性質が欠如している文系を、理系バカ、文系バカと呼んで、(少し極端な)例を用いて面白く前半を展開している。
後半は理系文系に対する今の学生の考え方、日本の在り方の問題をわかりやすく書いている。
全体を通して非常に考えさ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月15日
タイトルからは理系と文系を否定する本なんだろうなと予想していましたが、
実際はその逆でした。
これからは理文混合させた人間が必要であると述べられており、私は強く共感しました。
つまり、筆者が「バカ」と言っているのは理系に没頭し、文系をバカにする理系オタク(またはその逆)です。
本当に頭がいい人...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月06日
理系と文系の垣根を取っ払うべきだ、という主張。
サイエンスライターである竹内薫さんから見た、日本の科学離れの危うさを憂う。著者が理系だからか、後半は「文系よりも理系」という主張に変わってきている気がする。
日本はメディアに文系が多く、理系が育ちにくい環境が出来上がってしまうとか。
自分は高校はカッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月25日
どれくらい中立的立場かって言うと、結構な理系寄り。自分は根っからの文系人間ながら、現実では理系寄りの仕事してるから、ここで書かれた主張にはなるほどとは思えるけど。どちらに偏ってもいけないとは言いつつも結局、自分のフィールドを推していることには違いないと思うし。結局僕も、文章を書ける理系が一番理想なん...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月21日
文理両道。これこそが本当に頭の良い人。これがこの本の言いたいことであり、同意できる。
本の内容自体は☆3つくらいだが、自分は文系人間であるが、理系の知識にもっと興味をもち、知的好奇心の幅を広げていきたいと思わせてくれた、またお勧めの文献も知ることが出来た為☆4。
頭にガツンと来たのは、「ものづく...続きを読む
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