山本一力のレビュー一覧
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ネタバレ長屋に引っ越してきたばかりの刃物の研ぎ屋、大吉。彼の元に年頃の美しい女性が訪ねてきたことを長屋のおかみさん連中が興味津々に話し出すが…。
主人公のまっすぐな生き様、職人や同心など、粋でいなせでカッコ良い登場人物がたくさん出てきて、食べ物や江戸の描写もすごく魅力的で良い。
なのに、なんで物語の展開が後半になってグチャグチャ。江戸時代の常套手段、拷問で自白は鬼平なんかでも描かれるシーンだが、あそこで使うのは反則だろう。
ミステリーというか捕り物帳としては、残念。市井人情ものにするにはミステリー要素が邪魔…なぜか傑作になり損ねた感がある小説。 -
Posted by ブクログ
作品紹介・あらすじ
1話5分でわくわくできる、本にまつわる18のストーリー。
森を飛びかう絵本をつかまえる狩人、ほしい本をすぐにそろえてくれる不思議な本屋、祖父がゆっくり本を読む理由、書店のバックヤードに隠された秘密……。
青春、恋愛、時代小説から、ミステリにファンタジーまで、「本」と「本屋」をテーマに豪華執筆陣18名が集結! 本の世界の奥深さが短いお話の中にたっぷり詰まっています。1話5分でわくわくできてどこから読んでも面白い、本にまつわるショートショート・アンソロジー。
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本にまつわるショートショート18編を集めた短編集。
僕は梨木果歩さんの作品目当てで購入。
ホロリとさせるものから、ミステリーっぽいもの、恋愛ものまでジャンルは様々で、似たようなアイディアの作品もある。
どれも短い作品なので、ちょっと食い足りなさを感じるのだけれど、逆に短いからこそ重くならずにすっと入ってくる心地良さがあって、全体的に好感が持てた。
肝心の梨木果歩さんの作品だけれど、これがホラー。ラストが明記されていないだけに、余計に怖さが残る。 -
Posted by ブクログ
昔の江戸も今も、人間関係は大事にしないとね。
仕事への一途さとか、去り際の鮮やかさとか人の生き方には美学があって、作者はそんな美学を描きたかったのかなあと思う。
情報弱者が利用される世の中だと思う。
不安に呑まれると、本当に大切なものが見えない。
ちょっとでもいい暮らし、今より良くなるものを人は追い求めるけど、道を間違えると一生辿りつけないのかも。
ラストの話は高額の富クジに当選しながら、川に流され亡くなった老婆の話が出てくる。富クジは老婆がピタ一文使う事なく。
お金は循環。お金は大好きだが、良き循環を起こせる人生であればと思う。
人を幸せにし、自分も幸せになるお金が使えたらいい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ珍しく最後まで読むのが本当にしんどかった。
登場人物の誰も好きになれず、特につばきは嫌い。
なんていうか品がない。
貧しい時に世話になった長屋の人たちに恩返しする訳でもなし、うどんの汁をかけてしまった人に逆ギレ気味にお金を渡してあっかんべーって…笑
それに、浩太郎から縁談を申し込まれたときには自分がだいこんを思う気持ちを軽んじられたというくせに、おそめさんのところてん屋はあっさり辞めさせる、などなど。
それに一緒にだいこんを盛り立ててくれている家族や奉公人に労いの言葉もないし。
読んでてかなり気分が悪い。
それなのにトントン拍子で商いが上手くいくとか不思議すぎる。
『みをつくし料理帖』みたいな話だと思ったんだけどな。
『あかね空』もそうだったけど、山本一力作品ってしょうもない親が出てくる話ばかりなのかな?
文章が読みやすいのに、残念だけどもうこの作者さんを読むことはないかな。