山本一力のレビュー一覧

  • 湯どうふ牡丹雪 長兵衛天眼帳

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    少し、わたしには読みづらかった。話が二部構成になっているような・・・
    いまいち入ってこなかった。この作者の本は以前買ったことがあったけど、読み初めで躓いて読み進めなかった記憶があったので、再挑戦したつもりだったけど、私向きではないなという感じだった。

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    2024年12月06日
  • ジョン・マン 2 大洋編

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    鳥島に漂着しジョンハウランド号に救出された5名は捕鯨船の乗組員として航海を続けることとなる。
    万次郎は捕鯨員としての才を買われ、また万次郎自身も日本へ帰るための金を稼ぐためにジョンハウランド号の一員となり遂にアメリカまで渡ることとなる。

    一方。土佐宇佐浦では徳右衛門が万次郎の消息を探し求める。

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    2024年09月12日
  • 千両かんばん

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    看板職人の武市が、秘伝の継承を目前にして親方が亡くなり、弟弟子に秘伝が受け継がれ、弟弟子が先に大きな看板を出して評判になるところから物語ははじまる。

    まさに武市にとってはドン底からのスタートであるが、そこで悔しくて眠れない夜から行動することで物事が好転する。

    江戸っ子気質の喧嘩っ早さなども封印して、真面目に看板と真剣に向き合うことで、色んな人達が味方になり、物事も好転していく。

    江戸時代にタイムスリップしたような痛快時代小説で、景色が思い浮かぶような文章力も山本一力の作品ならではと感じさせる。

    いい話でした。

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    2024年08月26日
  • たすけ鍼 天神参り

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    鍼灸師染谷家の家族の物語。
    江戸人情物語が得意な山本一力だが、この小説は甘い恋愛物の色合いが強く、私好みの人情味がもう少し盛ってあれば…と感じた。
    兄の勘四郎の優しさらしき優柔不断に少し苛つく。
    良い人ばかり出てくるので、かえって賭場の親玉虎蔵の悪役のキャラクターが人物として面白かった。

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    2024年04月06日
  • 旅の作法、人生の極意

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    タイトルにひかれて読んだ
    スタートは鹿児島県で
    向田邦子の作品を取り上げていて
    いい感じで読んだ
    桜島の噴火と噴煙
    多分磯庭園からの錦江湾の眺め
    雄大な景色が浮かんでくる
    生活するのは大変なのだ
    洗濯物は外に干せない
    部屋には桜島の灰が侵入してくる
    思い出してしまった
    自分に馴染みのある場所は
    イメージできる
    しかしアメリカをペーパードライバー
    だった奥さまがレンタカーで
    旅するなんてすごい

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    2024年03月26日
  • 旅の作法、人生の極意

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    ネタバレ

    ロッキーステップや旅行会社添乗員時代の苦労など、読んで面白いところもあったが、なんとなく散漫な文章。雑誌に掲載された連作エッセイをまとめたものなので、初出の際は散漫さが求められたのだろう。お手軽に読めてよかったが、作法とか極意とかそういう大げさなものではなかった。

    ヤリスの項で、なんだかトヨタの宣伝みたいなエッセイやなと思ったら、トヨタ系列会社社報誌みたいなんに掲載されていたようで…好みの問題なのだが、こういうのあまり得意じゃない。

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    2024年03月04日
  • かんじき飛脚(新潮文庫)

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    最初は取っ付きにくかったけれど、親不知からハラハラが止まらなかった。飛脚たちが体験した寒さが伝わってくるようだった。

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    2024年02月18日
  • 花だいこん

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    『だいこん』、『つばき』に続くシリーズ三作目。

    棄捐令の発令により、かつてない不景気の江戸の町。
    ご多分に漏れず、仕事が減っていた大工の安治は、ある日薬種問屋〈蓬莱屋〉が看板の思案を募集している事を知り、“巨大提灯”というアイデアで応募しようと乗り出しますが・・・。

    前二作は、つばきと彼女が営む一膳飯屋〈だいこん〉の話でしたが、今回はつばきの父親・安治がメインの物語です。
    因みに、つばきは〈だいこん〉を知人のおてるに譲り、商いから身を引いて両親と同居している状況なので、今作では脇役という感じです。
    さて、薬種問屋の看板コンペに安治と共に挑むのは、旧知の渡世人・弐蔵親分と、講釈師で絵心のある

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    2024年02月17日
  • 梅咲きぬ

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    実家に転がっていました。
    時代物の登場人物って、生き方に選択肢がほとんどないし、油断するとすぐ死ぬから、もうほんと神には縋るし、毎日全力だし、明日をも知れなくても見栄張って生きるしかないし、普通に考えると辛すぎるから、これくらい主人公補正入ってないとな…と思うくらいに主人公がチート。
    でも、山本一力氏の女主人公はみんなそうだから…

    猪牙舟とか水瓶とか、江戸深川資料館の展示が小説そのままで面白いのでお近くの方はぜひ。

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    2024年01月05日
  • たすけ鍼 天神参り

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    シリーズ第3弾。

    今回こそはと思っていたのに、人参からみの話はなし。

    辰巳芸者をやめて父・染谷に弟子入りした娘・いまりを軸に、いまりの兄・勘四郎や、昭年の子供たちの縁談や跡継ぎなどが描かれているのだが、どれもスッキリ終わらず、また次巻まで持ち越しなのだろうか。

    染谷・昭年ともに名医と名高いのならば、いまり以前にも弟子入り希望者がいたのではないかと不思議に思ってしまう。

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    2023年12月11日
  • たすけ鍼 立夏の水菓子

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    「たすけ鍼」の続編。
    朝鮮人参が登場し、いよいよ前作で解決しなかった野田屋の件が明らかにされるのかと思いきや、肩透かし。
    染谷と昭年の神がかった医術に、読んでいて本当にこんなことまで出来るものなのかと不思議さを感じた。
    話の展開が大きくなりすぎて、町の人々との関わりが少ないのが残念。

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    2023年12月11日
  • たすけ鍼

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    鍼灸師を営む染谷が人助けや世直しをする話なのだが、結局「野田屋」はどうなったのか?
    すっきりしない1巻だった。

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    2023年11月18日
  • 牡丹酒 深川黄表紙掛取り帖(二)

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    山師の父が出会った銘酒を江戸で売り出そうと蔵秀たちが土佐へ向かい、仕掛けを進めていく話。土佐の佐川村の自然や村人たちの様子がリアルに伝わってきて、タイムスリップして行きたくなりました。作者の山本氏は土佐出身者。土佐愛を感じます
    あれもこれも上手く行き過ぎな気もしましたが、ひなに雅乃とのこと「一筋縄じゃあ、いかねえぜ」

    次は辰之助の話を書いて欲しいな

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    2023年11月15日
  • 落語小説集 子別れ

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    あんなに楽しい時間だったのに、同じ落語の物語で同じ感じで軽くなって読んでみたが、どうにもこうにも苦手。ゴツゴツした一力さんの好きだと思ったのに、単なる思い込みかな、読むのを中断する。以上

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    2023年10月30日
  • 深川黄表紙掛取り帖

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    主人公は定斎という薬を売り歩く若者、蔵秀。蔵秀と仲間3人が深川を舞台に厄介事を面白おかしくカッコよく解決していくお話
    定斎とは夏バテ防止の薬らしい。そんな薬が江戸時代で売られていたんですね
    一番カッコイイのは実は父親の雄之助

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    2023年10月27日
  • あかね空

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    中盤、家族関係が希薄になる部分で嫌な辛い気分になったが最後でまあ納得。解説の家族力という言葉に考えさせられた。

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    2023年10月17日
  • つばき

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    『だいこん』の続編。

    浅草から深川に移転し、新たに一膳飯屋〈だいこん〉(二代目)をオープンしたつばき。
    習慣や仕来たりもわからない新しい町で、旧知の渡世人・“閻魔堂の弐蔵”に何かと教えてもらいつつ、深川に馴染もうと奮闘する日々です。
    そんなつばきに、深川でも名の通った廻漕問屋から大口の注文が舞い込みますが・・・。

    相変わらず、料理やお弁当のメニューに関してのアイディアは冴えているつばきですが、まだ年齢が若いということもあってか、経営者としての未熟さが目立った印象です。
    気っ風が良くてストレートなのが、つばきの長所ではあるのですが、今回はそれが裏目に出て自身の思い込みで突っ走ってしまい、大切

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    2023年09月12日
  • だいこん

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    久々の山本一力さん。

    飯炊きの技と抜きん出た商才を持ったつばきが、若くして一膳飯屋〈だいこん〉を切り盛りする、成長と家族の物語です。

    主人公・つばきは、三姉妹の長女。腕のいい大工の父・安治が博打で多額の借金を負ってしまい、一家は苦しい生活を強いられます。
    ある時、炊き出しの手伝いをしたのを機に、飯炊きの才能を見出されたつばきは、9歳にして火の見番小屋の賄い係を担当することになります。
    同じく賄いをしていた、つばきの母・みのぶは娘の飯炊きだけではない商才にも気づき、ゆくゆくはつばきに飯屋を開かせたいと思うようになりますが・・・。

    結構なヴォリュームで、読み応えガッツリの人情噺でした。
    序章

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    2023年09月09日
  • たすけ鍼 立夏の水菓子

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    昔も今も、いわゆる「反社会勢力」というものは、巧妙な手口で「渡世」している、ということだと思った。ただ、今回は、染谷さんの顔の広さがものを言ったのであって、今一つ、なんというか、”?”だった。

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    2023年09月04日
  • 亀甲獣骨 蒼天有眼 雲ぞ見ゆ

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    山本一力さんの作品を最後に読んだのはいつだったか?と思い出せない程、久しぶりに手にとりました。中国を舞台にした時代小説、史実も混ぜた謎解きかと思いきや…180ページ辺りから急展開。帯に書かれた「幻想」の意味がわかりました。急展開過ぎて頭が、心が追いつかないところもあったけど、全体を通して楽しめたし、読みやすい文体で、時代小説っていう印象が薄かったです(あくまでも文体、表現、ことばの話)。

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    2023年07月04日