山本一力のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「あかね空」を始め、山本作品にたびたび登場する、深川の料亭「江戸屋」の女将、秀弥。
三代目秀弥の娘玉枝が、温かく、時に厳しい目に見守られながら、老舗女将として成長していく物語。
玉枝が様々な人々から、厳しくも優しく教えられたことがすごく心に残る。
◯若いうちから楽することを覚えたらいけません。
◯辛い時は好きなだけ泣いていい。でも、自分が可哀想だとあわれむことだけはいけない。それは毒になる。
◯身の丈に過ぎたぜいたくは、世間様の笑ものになるばかりでなく、江戸屋の暖簾にもさわります。
◯質素とみすぼらしいのとは別のこと。
◯たとえ相手に非があろうとも、あからさまにそれを言いたてたり、 -
Posted by ブクログ
山本一力、これまで何度か作品手に取ったのだが、読み通したことがなかった…。 初めて読んだ作品。 安政の大地震を契機に伊勢参りを企図する「江戸組」と、鯨の豊漁と漁師の安全を伊勢神宮に祈願しようとする「和歌山組」、そしてちょっと唐突に登場してくるのだが、御陣乗太鼓を伊勢神宮に奉納しようとする「能登組」の邂逅と交流の物語。 というとちょっと違うなぁ…。 まぁ、その三組特に、「江戸組」と「和歌山組」が伊勢参りに至るまでの物語がメインで、それぞれが伊勢に赴いてからの物語は結構アップテンポで進み大団円を迎える。 今後、山本一力の作品を読むかどうかは、びみょう…。