山本一力のレビュー一覧

  • 深川駕籠

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    男の友情ものとしては、2人で担ぐかごを題材にし、尚且つ駆け比べでの相方に対する信頼感はよく描けていると思うが、多少男の友情を美化しすぎでは…?と綺麗過ぎる内容。

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    2011年09月04日
  • 損料屋喜八郎始末控え 粗茶を一服

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    ネタバレ

    どちらかというと、喜八郎の”ライバル”伊勢屋がメインの1冊。喜八郎の活躍はあまりない。う~む、こんなのでいいのか?(-_-;)

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    2011年08月08日
  • いっぽん桜(新潮文庫)

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    短編集でした。この方の時代小説は今まで読んだ中で外れがなかったので古本屋で購入。自分が時代小説を買うのは珍しいのですが。

    表題の作品なんて現代の企業のようだなあ、なんて思いながら読みました。それを言ったら萩ゆれても武士社会を企業の縦割り社会に置き換えたらそうなのでしょうが。今も昔も人間のやることなんてそんな変わらないのかも知れない。そして人と人との間に通う人情も。現実はつらいけれどもこの世の中、そう捨てたものでもない。読んだ後ほっとするお話でした。

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    2011年08月08日
  • いかだ満月

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    2011/7/10
    鼠小僧である必要あったのかなぁ?と一力さんには最近厳しい私だが、出てくれば読んでます。

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    2011年08月04日
  • だいこん

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    ちょっと期待外れ。人情ものというには険がある。主人公に商才があるのはいいが、言葉を尽くしている割に「まっとうな頑張り」が感じられない。
    いろいろな賞の選考者になるような作家だと知って少し驚いた。

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    2011年09月11日
  • 損料屋喜八郎始末控え

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    うちの家族は私を除いて皆時代小説が好きなのですが自分はあまり読まないのです。なぜか?なぜだろう…。この本は父が購入した本です。
    時代小説はあまり読まない私ですが山本一力氏の『あかね空』は読みました。面白かったです。描写がとても精密でわかりやすいからでしょうか?
    と、言うわけでこの本も両親に面白いよ、と言われて読みました。面白かったです。損料屋と言う職業自体初めて知りました。短編が4本ほど収録されているのですがただの勧善懲悪物にならない様が見事です。是非興味がありましたら一読をお勧めします。

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    2011年07月19日
  • だいこん

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    ネタバレ

     江戸の町で、だいこんという食堂を切り盛りする女性の半生を描いている。少女のときは、火事の隊員たちにお米を炊いて手伝いをするのだが、とても上手いと評判になり、料理をすることに喜びを感じるようになる。母親がそのときに得たお金を元に食堂を開くのだが、災害に遭い、食堂を切り盛りしながら、両親や兄弟たちを健気に支えていく姿を丁寧に書かれた作品となっている。

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    2011年07月06日
  • くじら日和

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    時代小説は未読。池波正太郎氏の作品についての本を以前読んだことがある。エッセイ集は初めて。身近なところに感動のきっかけはあるのですね。

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    2011年08月03日
  • 損料屋喜八郎始末控え 赤絵の桜

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    ネタバレ

    損料屋喜八郎の2作目。
    一作目を読んでいないのは失敗だった。登場人物の多くが、前作からの因縁を背負っているので、「何かあったらしい」としかわからないのが少々引っかかった。前作を読んでみよう。

    年をとったせいか、その物語の世界に入り込むのに時間がかかるようになってしまった。人物名が覚えられないので相関図が描きにくい。何より、その世界特有の言葉を読み飛ばすようになってしまったのは良くない傾向かも。
    情景が浮かぶ、というのは一力さんの作品の特徴だと思う。深川という街が息づいている感覚は見事。

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    2011年04月16日
  • 欅しぐれ

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    乗っ取り一味と商家を助ける貸元の戦い。山本さんの得意パターンだけど、はっきりとケリがついていない。続編があるのかな~・・時代物の勧善懲悪、人情、侠気を織り込んで展開もいいんだけど、型にはまりすぎ。まぁ、その方が読みやすいと判ってるんでけど、もう少し葛藤が欲しいって・・贅沢ですね(笑)

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    2011年04月03日
  • いすゞ鳴る

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     山本一力、これまで何度か作品手に取ったのだが、読み通したことがなかった…。 初めて読んだ作品。 安政の大地震を契機に伊勢参りを企図する「江戸組」と、鯨の豊漁と漁師の安全を伊勢神宮に祈願しようとする「和歌山組」、そしてちょっと唐突に登場してくるのだが、御陣乗太鼓を伊勢神宮に奉納しようとする「能登組」の邂逅と交流の物語。 というとちょっと違うなぁ…。 まぁ、その三組特に、「江戸組」と「和歌山組」が伊勢参りに至るまでの物語がメインで、それぞれが伊勢に赴いてからの物語は結構アップテンポで進み大団円を迎える。  今後、山本一力の作品を読むかどうかは、びみょう…。 

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    2011年08月19日
  • いすゞ鳴る

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    伊勢神宮参拝が、人生の一大事業だったんだと言うことがよくわかる。引率の御師も単なる添乗員ではなく、神宮と参詣者の仲立ちをしている。
    日本古来の鯨漁を大事にしたかったな

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    2011年01月23日
  • 損料屋喜八郎始末控え 赤絵の桜

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     喜八郎の続編が出ているとは知らなかった!あわてて読む。
    「あかね空」より喜八郎の方が好きだったし。
    読み始めて、前作とのブランクが大きすぎて登場人物のつながりがいまいちわからない。
    前作を読んでなくても十分楽しめるけど、知っているだけに。
    前作を読み直すか迷い中。

     この後どうなるの?と気になって仕方がない話がいくつかあって、第3弾あるのかなーとドキドキ。
    そして絶妙な構成。最後はやられた!
    でも、いまいちよくわからなかったな。夫婦になったの?これって?

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    2011年01月11日
  • だいこん

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    今年読んだ「みおつくし料理貼」シリーズが面白くて、似たタイプの本っぽかったので読んでみました。

    長編にも関わらずそれを感じさせないテンポの良さと、飲食店経営というビジネスについて「なるほど」と思わせられるようなためになる部分があって非常に面白かったのだけど、
    つばきの格好良さがわざわざ他人の言葉で明確に「褒め言葉」として出過ぎるところに、やや押しつけがましさを感じてしまい
    勿体なかった。
    個人的には話の筋からそれても、もっと登場人物それぞれの「迷い」とか「悩み」が描かれていたら感情移入が出来たかも…、と。

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    2010年12月25日
  • 深川黄表紙掛取り帖

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    敵役(というか、ヤラレ役というか)としてあちこちの商売に手を出している大田屋という店が出てくる。それについて、とある登場人物のセリフ。
    「それも一から作り上げるんじゃない。ひとが苦労して育てたものを、カネと脅しとで横取りする盗人だ」
    某時代の寵児だった男が、どうしてあれほど嫌われたか、このセリフに集約されている。
    金儲けが悪いんじゃない。そのやり方だ。特に日本人は、↑のような人間を嫌うのだ。人間、嫌われたら最後。周囲がこぞって落とし穴を掘るかんね。

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    2010年12月18日
  • 草笛の音次郎

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    面白くないわけじゃないんだが、どうも音次郎がとんとん拍子で……。藤沢周平を読んだ後だと、余計にそう思うのかもしれない。

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    2010年12月09日
  • ワシントンハイツの旋風

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    デビュー当時、『蒼龍』や『あかね空』で大好きになった山本一力さんですが、最近はどうもいけません。そんな事から、この本も前から気には成っていたのですが、なかなか手が出なくて。
    やはり、ダメでした。
    初期の作品にはどこか挫折感のようなものがあって、それが物語に深さを与えていたように思います。でも最近の作品は、次から次に同じように中途半端な高さの山を作り、それをこなしている感じで、どうもメリハリがなく騒々しく。
    主人公(自伝的小説ですが)の人間性も好きになれないし。。

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    2016年07月31日
  • お神酒徳利―深川駕籠

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    深川の駕籠書き新太郎と尚平は息のあった若者。しかし、おゆきという恋人がいながら世帯を持とうともせず相方の世話を焼く尚平に多少の負い目とともにやきもきしている新太郎だった。そんな二人の周りで起きる3編の事件の話。連作という事で、最初の「深川駕篭」を読んでいなかったのでどうかなと思ったが充分楽しめた。

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    2011年07月16日
  • いっぽん桜(新潮文庫)

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    花を題材にした4編の人情時代小説。
    どの話も温かみがあり読みやすい。
    「萩ゆれて」が好きだなぁ。

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    2010年11月10日
  • 研ぎ師太吉(新潮文庫)

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    江戸深川の十兵衛店に住む研ぎ師太吉を巡る人情話&謎解きミステリー。
    以前は、武家屋敷で刀研ぎまでやっていた腕の良い研ぎ師の太吉だが、今は長屋住まいで料亭や一膳飯屋、魚屋や青菜の問屋の包丁研ぎを生業にしている。仕事への真摯な情熱と確かな腕前で、大川の東西で名の知れた研ぎ師だ。
    そんな太吉が、飯屋の親娘のトラブルに巻き込まれ、結局は殺しの真犯人捜しに奔走することに…。

    相変わらず、山本の話に登場する江戸下町の町人たちは活き活きして人が良くて義理人情に厚くて、みんな素敵だ。それと情景や人物の心情が、まるで自分がその場にいて一緒に行動しているように、スコーンと伝わってくる。
    ただ、今まで読んだ山本の

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    2010年11月09日