山本一力のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最近ずっとご無沙汰していた山本一力さん。
デビュー当時は良かったんですけどね、どうも次から次に出版されるようになって、粗さが目立ってきたような気がします。
しかし、この作品はマズマズでした。
水売りについての解説が何度も繰り返されたり、ストーリーが成立してないところなど、若干粗い感じは無い訳ではありません。
しかし「真っ正直な商人/職人を描く」という山本さんらしいストーリーなのですが、そこに適度なひねりを入れることで、軽くなり過ぎないようにしています。いよいよ悪役登場!と思ったら、これが善人だったり、善人と思っていた人間がグズグズになったり。これらを私は良い方のひねりと見ましたが、山本さんらし -
Posted by ブクログ
「あかね空」を始め、山本作品にたびたび登場する、深川の料亭「江戸屋」の女将、秀弥。
三代目秀弥の娘玉枝が、温かく、時に厳しい目に見守られながら、老舗女将として成長していく物語。
玉枝が様々な人々から、厳しくも優しく教えられたことがすごく心に残る。
◯若いうちから楽することを覚えたらいけません。
◯辛い時は好きなだけ泣いていい。でも、自分が可哀想だとあわれむことだけはいけない。それは毒になる。
◯身の丈に過ぎたぜいたくは、世間様の笑ものになるばかりでなく、江戸屋の暖簾にもさわります。
◯質素とみすぼらしいのとは別のこと。
◯たとえ相手に非があろうとも、あからさまにそれを言いたてたり、