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Posted by ブクログ 2021年10月09日
『損料屋喜八郎始末控え』シリーズ2作目。5編からなる連作。再読。
* * * * *
1作目より更に趣向が凝らされ、楽しませてくれる作品に仕上がっていました。
前半3編の中心は定番どおり喜八郎の活躍なのですが、伊勢屋については人間味溢れる意外な横顔も描かれていて、シリーズの奥行...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月27日
損料屋さんシリーズの続編。
前作は、ちょっと不満が残るモノでしたが・・・
今作は読みやすさ、読み応え、盛り上がりとその他モロモロ、大きくスケールUPしていると思いました。
脇役の面々もいい味出しています。
こりゃ面白い。
最終章は、主人公のみならず読者まで「騙り」にあったような趣向でした。
こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月21日
損料屋喜八郎シリーズの第2弾で5つの短編から構成されておりましたが、相変わらずの江戸深川を舞台に、主人公喜八郎を中心とした、下町義理人情や人と人との絆だったり、いがみ合いつつも、どこかで互いを認め合い、助け合う姿という江戸下町の粋な人間模様や姿勢がすばらしく表現されています。
皆が喜八郎と江戸屋女将...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月18日
なんだか胸がすうっとする。気づくと、口元が緩んでいる。
喜八郎はもちろん男前だけど、一癖ある伊勢屋、笠倉屋もかなりのいい味。読んでいると、喜八郎や秋山と一緒に心のなかで舌打ちしたくなること度々の、どうしょうもない米屋政八も、なんだかちょっと憎めない。そうして、やっぱり一力さんの描く江戸は、なんとも魅...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月06日
内容(「BOOK」データベースより)
上司の不始末の責めを負って同心を辞し、刀を捨てて損料屋を営む喜八郎。不況の嵐が吹き荒れる江戸に新しく普請された、大人気の湯屋「ほぐし窯」の裏側を探るうち、公儀にそむく陰謀に気づく…。喜八郎と仲間たちの活躍、そして江戸屋の女将秀弥との、不器用な恋の行方は?傑作時代...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月11日
喜八郎の続編が出ているとは知らなかった!あわてて読む。
「あかね空」より喜八郎の方が好きだったし。
読み始めて、前作とのブランクが大きすぎて登場人物のつながりがいまいちわからない。
前作を読んでなくても十分楽しめるけど、知っているだけに。
前作を読み直すか迷い中。
この後どうなるの?と気になっ...続きを読む
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