山本一力のレビュー一覧

  • 梅咲きぬ

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    1年半くらい前に、暇つぶし用に買った本。
    暇つぶし目的だっただけに、読み終わる頃には
    半年近く過ぎていた気がする……

    江戸のとある名門料亭に生まれた女の子が、
    3代目おかみである母の背を見て育ち、
    4代目として1人前に成長するまでが
    書かれています。

    立ち回りあり、親類との別れあり、
    初恋の風化する様あり、と、
    主人公の半生描いているだけに、
    それなりに色々起こっています。
    ん〜…でも、基本”性善説”な話だなぁ、と。

    主人公の4代目は、山本氏の他の作品にも
    度々登場しているそうです。
    なので山本氏の作品のファンならそれなりに
    楽しいかもですね。

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    2009年10月07日
  • お神酒徳利―深川駕籠

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    「深川駕籠」シリーズ第2段。
    新太郎と尚平との友情の方が、 尚平の想い人「おゆき」よりも優先する関係に少し歯がゆさを感じる。
    しかし、「おゆき」の誘拐事件を切っ掛けに尚平との関係が深まっていくことを期待。

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    2026年01月17日
  • かんじき飛脚(新潮文庫)

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    1)そもそもの設定に無理がある->宴の直前に内室急病という言い訳で十分通る。
    2)最後の襲撃シーンが変->もっと簡単で有効な襲撃の仕方があるし、それはこの本の中でも使われている。

    いきなり欠点を上げるのも気が引けます。しかし、有る意味これらは些細なことかもしれません。先日読んだ「大誘拐」も突っ込もうと思えば突っ込むところが有ったはず。でもそれが気にならないのは、物語そのものが面白かったから。逆に、この作品でそうしたアラばかりが目に付くのは、作品としての力が下がっているからだと思います。
    中には良いシーンもあるのです。特に中盤はなかなか読ませます。でも何だか書き急いでる、もっと言え

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    2016年08月07日
  • 損料屋喜八郎始末控え 赤絵の桜

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    どうやら損料屋喜八郎についての続編のようだが最初を読んでいなくても話はわかる。短編形式ではあるが話はどことなく繋がっているが、今日ひとつ繋がりの意味がつかめないきもした。3.5。

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    2009年10月07日
  • ワシントンハイツの旋風

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    著者を思わせる謙吾の青春物語。
    また、一力版『ヰタ・セクスアリス』。

    厳しい境遇のなかで、チャンスを生かし前向きに生きる姿勢は時代小説で扱う人々と重なる。現代版の成功物語としては高杉良の企業小説の方がだんぜんおもしろい。

    そういう視点から読めば、女性遍歴は言わずもがなという気もする。

    ただし、一力ファンで彼の青春時代をあまさず知りたい人にとっては魅力だろう。



    作成日時 2007年11月18日 10:24

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    2009年10月04日
  • 峠越え

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    江戸時代の深川を舞台にした成功物語。例によっての山本節です。
    しかしどうも軽すぎますね。都合が良すぎると言っても良いですが。
    陽性の時代劇が山本さんの持ち味ですが、それにしても影が弱すぎます。無いわけでは無いのだけど、なんだか無理やり作ったようです。書割の舞台の上で主人公が踊っている感じがします。
    デビュー当時は私生活面での鬱屈(膨大な借金)もあり、それが強い影と、その裏返しの光を作っていたのかもしれません。しかし、最近はその陰影が薄れたり嘘っぽくなっているような気がしてなりません。
    =========
    もうひとつ気になったこと。
    私は時代考証を気にしない方なのですが、それにしても。。。
    江戸

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    2016年08月07日
  • 損料屋喜八郎始末控え

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    損料屋ってなに?
    江戸の昔は鍋釜などの日用品を僅かな銭で貸す商売があったそうな。それが損料屋だそうで、本来は年寄りの生業なのだけど、喜八郎はバリバリの現役男前。
    札差の米屋・喜八郎Vs伊勢屋・笠倉屋の神経戦。

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    2009年10月04日
  • 梅咲きぬ

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    江戸の老舗料亭江戸屋女将4代目「秀弥」の半生を描く
    江戸の料亭女将の所作の気品が漂う
    日本人ならこうありたいという理想の姿がここにある
    騙り集団を懲らしめる件は爽快!
    現代はこんな粋な人間は男女問わず少なくなりました

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    2009年10月04日
  • 欅しぐれ

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    期待してたのにちょっと期待先行だったかな。大店のあるじと賭場の貸元、ふとしたことから立場の違いを越えた男と男の腹を割った付き合いが始まる。やがて大店の乗っ取りの企てが明らかになり息を引き取る大店の主は後を貸元に託す。そして乗っ取りの仕掛け屋一味との対決が始まる。いまいち付き合いが始まるきっかけが強引な感じがする。乗っ取りの黒幕の意図もちょっと弱いって言うか、登場も少ないせいか影が薄すぎると言うか。乗っ取り屋一味も親分意外ちょっと間抜けが多いし、敵にしては不十分。ま、そんなこんなでも山本一力の世界は生き生きとしている。男気、ここぞと見込んだら信じついていく、そんな虚構の世界にほっとする。2005

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    2011年07月16日
  • 欅しぐれ

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    面白い。男気、品の溢れる作品。
    ただ、尻すぼみな感じは否めない。
    続編がいずれ出るのでは??と思ってしまう。

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    2009年10月04日
  • 深川黄表紙掛取り帖

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    定斎売りの蔵秀とその仲間が知恵で様々な問題を解決していく、連続短編集。
    江戸の地図が欲しくなる。
    一力さんらしい作品。

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    2009年10月04日
  • 損料屋喜八郎始末控え

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    面白かったです。損料屋という職業については、表の稼業なだけにあまり出てこないのですが、初めて知りましたねえ。鍋釜を貸してお金を取る職業ですか。でも、実は元々同心だったので、元上司の仕事を裏で手伝っている感じですね。連続短編集なので、もしも続きがあるなら読みたいです。

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    2009年10月04日
  • 欅しぐれ

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    あまり読まないタイプの作品だったのですが、あまりの作品の魅力の力強さに面白く一気に読んでしまいました。

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    2009年10月04日
  • はぐれ牡丹

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    私が読んだ彼の作品の中では、今のところ一番マイナス評価。
    キャラクター設定が甘いというか、他の作品ほどそれぞれの登場人物の過去や想いが弱い。
    でも最後が丸く収まる安心感は良い。

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    2009年10月04日
  • ほうき星【上下 合本版】

    購入済み

    季節の描写に違和感

    話はまあまあ面白かったので最後まで読んだが、作者が旧暦を理解していないと思わせるところが多々あって残念な作品だった。
    出だしで八月二十日を夏のように書いてあるが、天保六年八月二十日は新暦では1835年10月11日頃なので違和感があった。
    物語の中にあちこち日付と季節の描写があるが季節感がおかしく作品を楽しめなかった。
    例えば、天保九年八月晦日(二十九日、新暦1938年10月17日頃)の午後4時台に幼い主人公が行水するくだりがあるが、かなり寒いと思う。
    師匠が主人公が家紋をすべて習得する期限を五月三十一日としたが、旧暦には三十一日は無い。
    嘉永元年に「川開きすると間もなく梅雨入りをむかえた」とあ

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    2020年01月08日