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一乃は夫・鉄幹と四歳になる幹太郎と三人、深川冬木町の裏店に暮らしている。日本橋両替商の跡取り娘であった彼女は、かけ落ちして鉄幹と一緒になったが、貧しくとも幸福な日々を送っていた。そんなある日、一乃がにせ一分金を見つける。一方同じ裏店のおあきが人さらいにあってしまう。一乃たちは、おあきを助けるために立ち上がるが……。助け合い、明るくたくましく生きる市井の人々を情感こめて描く長篇時代小説の傑作。 (解説・清原康正)
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Posted by ブクログ
読みやすいので、あっという間に読み終わる。主人公の一乃の語りは、何を言っているのかはわからず、周りの人たちに助けられながら、まんまと人助けを成功する。そしてみんながハッピーエンド。読んでいてスカッとして、ぱーんも牡丹の花火があがるのも気持ち良い。
江戸を舞台とした粋な話しの作者の真骨頂な作品で面白かったです。主人公の一乃はお家柄は良いものの、その性格から長屋の生活を選ぶのですが、一乃を中心に親子や家族の絆や一乃の人柄にふれ粋に感じた義理人情の下町風情の作風にすっかりはまりこみました! 山本一力の作品は、あからさまな見た目はやくざな悪者は逆に粋...続きを読むに感じる良い人柄のような描き方で、金融に絡む真の悪者との対比の描き方が爽快な感じですね! これからも読み進めていきたいと思います!
山本一力の時代長編。 ミステリー要素で言えば、宮部みゆきの時代物に及ばないものの、数字や金額の確かさ、時代考証や当時の職業などの設定は山本一力の方が1,2枚上手か。さすが!
一乃は、夫・鉄幹と四歳になる勘太郎と三人で 富岡八幡宮の近く、冬木町の長屋に暮らしている。 大店の跡取り娘でありながら、駆け落ちして 鉄幹と一緒になった一乃は、貧しくても幸せな 日々を過ごしていたが…。
少しミステリー要素が入ったような時代小説。ちょっと都合の良い終わり方に疑問はあるが、主人公の一乃がいきいきと描かれている。作者得意の?改鋳ネタを今回もベースにしている。そういうところはうんざり感がなきにしもあらず(´・_・`)
すっとする。 せいせいする、って意味ではなく、つっかえていたものが取れるって意味で。それこそ、大輪の花火を見たときみたいにね。
偽金つくりの陰謀に巻き込まれ 誘拐された少女を助け出すために、長屋の仲間たちが立ち上がる! 前半は、どうにも入り込めない。 後半は一気呵成という感じ。 主人公の「一乃」という女性が、なんとも無茶というか 猪突猛進というか・・・w 明るくたくましい、江戸の庶民の底力!ってのは 作者のオハコだね
主人公一乃は日本橋の大店両替商の娘。明るく思い切りの良い性格。そんな娘が寺子屋で子供に勉強を教えている鉄幹に恋をした。鉄幹は賢く良識を持ち慎重な性格。貧乏長屋暮らしだ。そんな二人が親の反対を押しきり裏店で所帯を持つ。大店の娘として育った一乃であるが、貧乏裏店暮らしであっても明るく暮らしている。夫を助...続きを読むけて野菜の棒手振りをして暮らしを立てている。この主人公の心のあり方、生き方が何とも魅力的である。そんな主人公の住む裏店に起こった人さらい事件。その裏にはロシアとの抜け荷貿易と偽金造りも絡んだ陰謀があった。あくまでもポジティブな主人公。そんな主人公の行動が周りを引っ張り、困難な状況を打開する原動力になる。主人公も周りの人々も魅力的に描かれている。山本一力氏らしい小説です。
読みはじめからあまり入り込めなかった一冊。 一乃の性格が少しずれた感じで共感できず。 松次郎や鉄幹などせっかくのいい脇役がもったいない。 贋小判のくだりも少し難しく最後まで惰性で読んでしまったかな。
私が読んだ彼の作品の中では、今のところ一番マイナス評価。 キャラクター設定が甘いというか、他の作品ほどそれぞれの登場人物の過去や想いが弱い。 でも最後が丸く収まる安心感は良い。
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