山本一力のレビュー一覧

  • いっぽん桜(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    人情時代物…らしいが、くどくなくらず、さっと抜けていく涼しさがある。が、さっとしすぎていて、おそらく内容は忘れてしまうだろうなぁ。
    表題作のいっぽん桜が一番よかったかな。

    0
    2016年02月25日
  • 損料屋喜八郎始末控え

    Posted by ブクログ

    上司の不始末の責めを負って同心の職を辞し、
    刀を捨てた喜八郎。
    庶民相手に鍋釜や小銭を貸す損料屋に。
    元上役やいなせな仲間たちと力を合わせ、
    巨利を貪る札差と渡り合う。
    田沼バブルのはじけた江戸で繰り広げられる
    息詰まる頭脳戦。

    0
    2016年02月28日
  • 千両かんばん

    Posted by ブクログ

    人生の挫折からの 起死回生。江戸深川の人々の 馴れ合いでは無い人情。自身の腕と生き様に 厳しくも熱い想い。そんな人々が織りなす千両かんばん作り。大店大木屋の猪牙舟かんばんは、立春の陽を受けて今、目隠しの帆布が外される。

    0
    2016年02月07日
  • あかね空

    Posted by ブクログ

    希望を胸に身一つで上方から
    江戸へ下った豆腐職人の永吉。
    己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみ。
    夫婦となった二人は、京と江戸の味覚の違いに
    悩みながらもやっと表通りに店を構える。
    彼らを引き継いだ三人の子らの有為転変を
    親子二代にわたって描いた時代小説。

    0
    2016年01月10日
  • ジョン・マン 3 望郷編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    巻末で、漸く、万次郎は「ジョン・マン」と呼ばれる一人前の捕鯨船乗りになり、初めてアメリカ大陸に上陸する。四国沖で、マッコウクジラを仕留める土佐の捕鯨船をみながら、ハワイで待つ4人の為に、望郷の念に堪えて、ジョン・ハウランド号に乗り続ける決意の重さに、思わず涙腺が緩んだ。

    0
    2015年12月23日
  • ジョン・マン 2 大洋編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2011年発行のこの太洋編から読み始めたが
    面白かった!
    あの有名なジョン万次郎の物語を長編作に仕上げてある。
    この本は、鳥島に漂流後、仲間の5人と共に
    アメリカの鯨油を取るための捕鯨船に救助されるところから
    始まっている。
    異文化の漂流者をジョン.ハウランド号のクルーたちが
    いかに扱い迎えたか。
    ホイットフィールド船長の等しくまっすぐに人を見抜く目、
    リーダーシップ、これは大きい。

    人と人の間には、言葉よりも心が大事だったのだろう。
    どんな風に迎えられ、同じく働き仲間になったのか。

    このシリーズ

    ジョン.マン 波濤編、太洋編、望郷編、青雲編、立志編、
    なんと5冊も!第1巻とも言える波濤

    0
    2015年12月05日
  • ジョン・マン 1 波濤編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第2巻から読み始めてしまった『ジョン.マン』
    第1巻の『波濤編』読み終えました。

    万次郎が故郷を追われ、商人船で逃げるように
    他の地へ、新しい仲間と仕事。
    信頼も受け新造船で、祝福を受け太洋へ。

    漁場を探して遠出をし、嵐にあってしまう。

    そこで偶然に彼らを救うのは、
    アメリカで急激に数を増やした捕鯨船。

    その船も新しい門出2度だった船だった。
    船長の人柄、賢さ。
    とても魅力的に描かれている。

    また始めは炊事係として働く万次郎の
    船上での料理も見所の一つ。

    まだまだあと3巻分楽しめるかと思うと。
    嬉しさも、こみ上げてくるというものだ。

    0
    2015年12月05日
  • ジョン・マン 3 望郷編

    Posted by ブクログ

    英語を覚え、捕鯨で実績を積んだ万次郎は、船長や乗組員の信頼を勝ち取り、ますますその力量を発揮する。
    読み手に、あたかも万次郎との一体感を与える著者の筆の冴えに、今後の展開が楽しみ。

    0
    2015年11月30日
  • 研ぎ師太吉(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    一徹な職人気質の研ぎ師が主人公のサスペンス。人情味溢れた下町の温かさが心地よい。場面説明が冗長。かおりが関わりの浅い太吉をのみ頼る結びつきが釈然としないが、さらっと楽しめる小説。2015.10.31

    0
    2015年10月31日
  • かんじき飛脚(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    江戸時代中期、幕府の緊縮政策に喘ぐ旗本・武家は世の経済を停滞させていた。その状況を打破すべく幕府がとった方法は、旗本を配下に置く外様大名への発破であった。時を同じく、幕府から宴(=呼び出し)を持ちかけられた加賀藩と土佐藩は、公儀に対して、それぞれに知られたくない状況を持ち合わせていた。なんとしても宴の折にそのことが呈しないよう、加賀藩は国許からあるものを飛脚を使って取り寄せる。当然、公儀もそのことは内偵しており、阻止せんと御庭番に命じる。
    幕府と大名との思惑の狭間で、使いとして責務を全うしようとする飛脚にスポットライトを当てた時代小説。

    時代背景の描写はともかく、中盤~終盤にかけての展開には

    0
    2015年08月15日
  • 道三堀のさくら

    Posted by ブクログ

    龍太郎!あんたにはもっとええ人がおる!!
    団四郎!あんたがはっきりせーへんから困ることになるねん!!

    一力さんの物語に出てくるのは
    みんな漢気あふれるいい男ばっかりやのに
    今回の若者たちは、ちょっとおしい。
    いや、二人ともほんまかっこいいんですよ。対恋愛を除いては。

    0
    2015年08月08日
  • ジョン・マン 1 波濤編

    Posted by ブクログ

    ジョン万次郎を描いた歴史大作という触れ込みだが、この巻は、ジョンの生い立ちと、遭難しアメリカの捕鯨船に救助されるまでの出来事。
    次巻以降に期待。

    0
    2015年08月05日
  • ほうき星 下

    Posted by ブクログ

    自分の恋心は捨て、健気に絵師として生きて行こうとするさちの運命が気になって読み進めはしたものの、土佐への旅以降の展開は激しさはあるものの、何かひっかかりを感じてしまった。時間、場所、出会い、それぞれ距離がある分、都合よすぎる展開に思えてしまったから?

    0
    2015年08月05日
  • ほうき星 上

    Posted by ブクログ

    今でいう流れ星は昔縁起が悪いものとしてみられていたようで、その星の元に生まれたさちの運命を何かしら暗示するものかと思いつつ、女絵師として懸命に生きて行く姿は山本一力さんらしい作品。

    0
    2015年08月05日
  • 朝の霧

    Posted by ブクログ

    機内Wi-Fi繋がらず、諦めて読書。ここで作業する予定だったからスケジュールの狂いは痛い。さて、この人の作品には珍しく、戦国武将とその妻、と言うプロット。波川玄蕃と言う、長宗我部元親支配下の武将の話。山本一力のもう一つのベースである土佐ものだが、時代と登場人物が普段と全く異なるのに、機微の描き方が割と似通うのでちと違和感。史実に脚色を加えたものとは言え、元親があまりにも卑屈な人物に描かれるのもなぁ。この人のうまさは市井の人々の暮らしと心意気を文にするとこだから、やはり損料屋喜八郎シリーズとかのがフィット感は良い。まあでもたまには。江戸もの描き飽きたのか、最近土佐もの大作系多いよねえ、次はジョン

    0
    2015年08月04日
  • いかずち切り

    Posted by ブクログ

    いや~かっこいい!
    問題は、登場人物が多い・かつ関係性が複雑なので
    覚えるのが大変(自分の問題。。)
    途中で挫折しかけたけれど、展開のおもしろさから
    結局最後まで読み切りました
    (ところどころ没頭して、2回ほど駅を乗り過ごすはめに・・)

    最後七千両の使い道にしびれました。

    0
    2015年07月04日
  • ジョン・マン 3 望郷編

    Posted by ブクログ

    アメリカの捕鯨船の乗組員となった万次郎。
    前の巻で、すでにアメリカ大陸の土を踏むところまでは描かれているが、この巻では、捕鯨船の航海、捕鯨という仕事と万次郎の捕鯨船乗組員としての成長について、描かれる。
    船長に見込まれた「ジョン・マン」がどの様に成長してゆくのか?続きが楽しみ。

    捕鯨船乗組員の鯨に対する敬意が直接的に描かれているのは、死を賭して鯨を捕らえる人たちの、海上で最大の生物に対する純粋な気持ちなのだとは思うが、近年の捕鯨禁止の風潮に対してわざわざ書かれたものと思ってしまう。

    0
    2015年06月28日
  • だいこん

    Posted by ブクログ

    気風が良くて器量の良い、みんなから愛される
    つばきが商う一善飯屋「だいこん」。
    人情たっぷりの細腕繁盛記。
    つばきが深川へうつってからの作品もあるのかな?

    0
    2015年05月11日
  • 梅咲きぬ

    Posted by ブクログ

    山本一力さん、けっこう好きな歴史小説家さんです。
    年末も残すところ2、3日というタイミングで、何か年内にさくっと読み終わりそうなものということで積読本の中から選んだのがこの本です。

    あらすじ
    舞台は江戸中期の深川の料亭「江戸屋」。女将である三代目秀弥の一人娘の玉枝が物語の主人公です。
    物語は玉枝が6歳の夏から始まります。老舗の料亭の一人娘として、母親である三代目秀弥を継ぎ、四代目秀弥となることを子どもの頃から定められ、期待される中で成長していく玉枝と、彼女を温かく、時に厳しく見守る母親を始め周囲の人々との触れ合いを描いた作品。
    主人公である玉枝の将来の姿である四代目秀弥は、山本作品にはたびた

    0
    2015年03月15日
  • ジョン・マン 1 波濤編

    Posted by ブクログ

    久しぶりの一力氏の大作、第一巻。
    知っているようで知らない万次郎のことを知れるのも楽しみにしながら読み始めた。
    これからがいいんだろうな。

    0
    2015年03月01日