ジョン・マン 3 望郷編

ジョン・マン 3 望郷編

770円 (税込)

3pt

3.7

WOW! ついに辿り着いたアメリカ本土、ニューベッドフォード港に、ジョン・マンの雄叫びが響き渡る。ハワイ、グアム、南氷洋、ブラジル。そして故郷の土佐・室戸沖では、津呂組の鯨獲りに遭遇。日本の鯨漁に乗組員たちが感嘆の声を上げる中、一人、万次郎は海を見つめ、唇を噛みしめる。仲間が待っている。いまはまだ帰れない――。二年にわたる長き航海と少年の成長。16歳になったジョン・マン、新天地での暮らしが始まる。シリーズ第三弾!

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ジョン・マン のシリーズ作品

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1~5件目 / 5件
  • ジョン・マン 1 波濤編
    660円 (税込)
    土佐に生まれた作家が渾身の筆で描いた初の歴史大河小説。わずか14歳。寺子屋にも満足に通えなかった貧しい漁師が鎖国日本から身ひとつで漂流。初めて西洋文明(アメリカ)の中で暮らした日本人となり、初めて欧米の高等教育を受けた日本人となり、初めて世界の大洋を巡った日本人となり、ゴールドラッシュのカリフォルニアで金を掘り、唯一、自力で帰国を果たした日本人漂流民となった。帰国から2年後、あのペリー艦隊がやってくる。この男がいなければ、日本は植民地になっていたかもしれない。
  • ジョン・マン 2 大洋編
    660円 (税込)
    時代小説の名手が挑む、初めての歴史大河小説。幕末日本を救う中浜万次郎こそジョン・マン、まだ何者でもないひとりの貧しい少年が、大海へ漕ぎ出す! 十四歳になった万次郎は、初めて乗った船で嵐に巻き込まれ遭難するが、伊豆諸島南端の島に流され、五ヵ月後に捕鯨船ジョン・ハウランド号に救助される。船員たちから厄介者扱いされる中、必死に動き、働き、生き抜く。クジラとの格闘を目の当たりにし、日本人として初めてハワイを見、そして一路アメリカ大陸を目指す。シリーズ第二弾!
  • ジョン・マン 3 望郷編
    770円 (税込)
    WOW! ついに辿り着いたアメリカ本土、ニューベッドフォード港に、ジョン・マンの雄叫びが響き渡る。ハワイ、グアム、南氷洋、ブラジル。そして故郷の土佐・室戸沖では、津呂組の鯨獲りに遭遇。日本の鯨漁に乗組員たちが感嘆の声を上げる中、一人、万次郎は海を見つめ、唇を噛みしめる。仲間が待っている。いまはまだ帰れない――。二年にわたる長き航海と少年の成長。16歳になったジョン・マン、新天地での暮らしが始まる。シリーズ第三弾!
  • ジョン・マン 4 青雲編
    682円 (税込)
    アメリカで航海術を学ぶ前に、基礎学力を身に付けるため16歳のジョン・マンこと万次郎は、小学校に入学する。年下の子どもたちとの交流はすべてが楽しいわけではなかった。さらに地元の教会に通うも、ある問題が待ち構えていた。2ヵ月の勉強を経たジョン・マンは、難関に挑む。土佐生まれの作家が精魂込めてえがく、「最初の日本人」ジョン・マンの生涯。シリーズ第四弾!
  • ジョン・マン 5 立志編
    682円 (税込)
    親代わりのホイットフィールド船長による厳しくも愛情溢れる教育を受けたジョン・マンは、航海術専門学校バートレット・アカデミーに合格した。船長が再び捕鯨船で出航するのを機に、樽造り職人のもとで住み込みで働きながら通学することに。慣れない環境で、前を向けたのはかけがえのないバディ=友だちのおかげだった。著者が渾身の筆をふるう歴史大河小説。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

ジョン・マン 3 望郷編 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年06月22日

    ハワイで仲間と別れて、グアムとかフィリピンとかブラジルとか経て、いよいよアメリカ本土上陸に至るまでの経過。誰からも好かれそうな、人懐こいひたむきさとか、仲間を思いやる優しさとか、彼への好感度がいや増します。彼の人物史についての知識が皆無な自分としては、これから過ごすアメリカでの日々とか、おそらく帰り...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月21日

    久しぶりにジョン・マンの続編。
    一気に物語に引き込まれました。
    すごいなぁジョン・マン。
    魅力的な船乗りに、敬意を抱きます。

    0

    Posted by ブクログ 2015年11月10日

    ジョン・ハウランド号は母港ニューベッドフォードに着いた。マンジロウの適応力は若さゆえか素質か、両方だろうな。

    0

    Posted by ブクログ 2015年11月30日

    英語を覚え、捕鯨で実績を積んだ万次郎は、船長や乗組員の信頼を勝ち取り、ますますその力量を発揮する。
    読み手に、あたかも万次郎との一体感を与える著者の筆の冴えに、今後の展開が楽しみ。

    0

    Posted by ブクログ 2015年06月28日

    アメリカの捕鯨船の乗組員となった万次郎。
    前の巻で、すでにアメリカ大陸の土を踏むところまでは描かれているが、この巻では、捕鯨船の航海、捕鯨という仕事と万次郎の捕鯨船乗組員としての成長について、描かれる。
    船長に見込まれた「ジョン・マン」がどの様に成長してゆくのか?続きが楽しみ。

    捕鯨船乗組員の鯨に...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年12月23日

    巻末で、漸く、万次郎は「ジョン・マン」と呼ばれる一人前の捕鯨船乗りになり、初めてアメリカ大陸に上陸する。四国沖で、マッコウクジラを仕留める土佐の捕鯨船をみながら、ハワイで待つ4人の為に、望郷の念に堪えて、ジョン・ハウランド号に乗り続ける決意の重さに、思わず涙腺が緩んだ。

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