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時代小説の名手が挑む、初めての歴史大河小説。幕末日本を救う中浜万次郎こそジョン・マン、まだ何者でもないひとりの貧しい少年が、大海へ漕ぎ出す! 十四歳になった万次郎は、初めて乗った船で嵐に巻き込まれ遭難するが、伊豆諸島南端の島に流され、五ヵ月後に捕鯨船ジョン・ハウランド号に救助される。船員たちから厄介者扱いされる中、必死に動き、働き、生き抜く。クジラとの格闘を目の当たりにし、日本人として初めてハワイを見、そして一路アメリカ大陸を目指す。シリーズ第二弾!
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Posted by ブクログ
大洋編も★5つ なぜなら読んでる最中に数回泣いてしまったからです。 波濤編、大洋編共に万次郎は出会いに恵まれていたんだと思うけど、貧しいながらも良い家庭教育を受けたんだろうなと感じる。 そして心が強い、、古き良き日本人。
幕末のジョン万次郎を取り扱う大河シリーズの第2巻。 米国にたどり着くまでの半生が描かれている。 早く次が読みたい。
鳥島で救助された一行はハワイに着き、万次郎はジョン・ハウランド号に残り他の4人はハワイに残ることになる。万次郎がジョン・マンと呼ばれるようになるまでのお話。宇佐浦の漁師仲間や生存を信じる網元、中ノ浜の母の様子も語られる。日本には外国船が近寄れないこの時代を、万次郎はどう生きて戻ったのか‥‥
第2巻。 米捕鯨船に救助されてから、クルーと打ち解け船員となり、米本土上陸(寸前)まで。 時間が行ったり来たりで、ちょと読みにくい。
なるほど、こうやって渡米を果たす訳ですね。今で言うところのイメージとは全く違うニュアンスを持つ”ハワイ”も、当時の様子が浮かび上がってくるようで楽しかったです。ジョンマンっていうタイトルの意味も明らかにされて、これからいよいよ彼の大活躍が始まるんでしょうか。
ジョン万次郎の生涯を描いた歴史小説の第2巻 万次郎がアメリカの捕鯨船に救出され、捕鯨船の船員となりアメリカ本土の港に行くまでが描かれる 万次郎の子供らしくいろいろなことに興味を持ち、捕鯨船の船員から、かわいがられる姿が目に浮かぶ様。 一人前のウォッチマンとして成長した万次郎は、アメリカ大陸で何を見...続きを読むる、何を考えるのだろう。
鳥島に漂着しジョンハウランド号に救出された5名は捕鯨船の乗組員として航海を続けることとなる。 万次郎は捕鯨員としての才を買われ、また万次郎自身も日本へ帰るための金を稼ぐためにジョンハウランド号の一員となり遂にアメリカまで渡ることとなる。 一方。土佐宇佐浦では徳右衛門が万次郎の消息を探し求める。
万次郎達がアメリカの捕鯨船に救助されてからの話。言葉のわからない船員達と打ち解けて行くには、誠実さが大事と言うことを教えてくれます。日本人は、こうありたい。
2011年発行のこの太洋編から読み始めたが 面白かった! あの有名なジョン万次郎の物語を長編作に仕上げてある。 この本は、鳥島に漂流後、仲間の5人と共に アメリカの鯨油を取るための捕鯨船に救助されるところから 始まっている。 異文化の漂流者をジョン.ハウランド号のクルーたちが いかに扱い迎えたか。 ...続きを読むホイットフィールド船長の等しくまっすぐに人を見抜く目、 リーダーシップ、これは大きい。 人と人の間には、言葉よりも心が大事だったのだろう。 どんな風に迎えられ、同じく働き仲間になったのか。 このシリーズ ジョン.マン 波濤編、太洋編、望郷編、青雲編、立志編、 なんと5冊も!第1巻とも言える波濤編を 予約したのは言うまでもありません。
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