【感想・ネタバレ】深川駕籠 クリ粥のレビュー

あらすじ

作者イチ押しの痛快シリーズ、最新刊!

くじけるな。やり直しができるのが、ひとの生涯。
長屋の桶職人の最期の願いを叶えるため、時季外れのクリを手に入れろ!
深川一の疾風駕籠の二人が希望を信じて、
江戸の町を奔る、奔る!

鉄蔵という男は、まこと桜だった。
あんたや番頭のような口先だけで世渡りする手合いが、近頃は大路の真ん中を大きな顔で跋扈している。
鉄蔵も新太郎も尚平も、大口とは縁がない男だ。口数は少ないが、引き受けたことは命がけでこなして生きている。
大きな男は深川の誇りだが、それは身体を張ってひとのために尽くせる男のことだ。
見てくれだけの男はこの土地には無用だ……。(本文より抜粋)

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Posted by ブクログ

駕籠舁きの新太郎、尚平が住む木兵衛店。

そこに同じく住む一人者の桶職人、鉄蔵が最期の願いにクリ粥を食いたい、と二人に頼む…


うなぎが食べたい!!

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2024年08月28日

Posted by ブクログ

読後感とても気持ち良い小説。不思議なのは、通常の小説と違って、後から後から重要人物が出てくるんだけど、違和感というか不自然な感じが全然ないこと。最近の流行りは、伏線張りまくって後で回収という流れだけど、これは全く逆。それなのに、納得感がある。相当の書き手と見た。

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2023年09月08日

Posted by ブクログ

山本一力の深川を舞台にした時代小説は、さすがに面白いですね!深川の長屋に住む駕籠舁きの新太郎と尚平を主人公としたシリーズものですが、今回は、クリ粥となおしの桜の2編というか1つの物語です。今回は、長屋で慎ましく暮らしていた鉄蔵の亡くなる前に最後にクリ粥を食べたいという望みを叶えるべく新太郎と尚平が奮闘するという話と鉄蔵が残した遺産を使ってどうするか?という話なのですが、長屋の大家である木兵衛と長屋に暮らす人たちの人情やまわりの人たちとの縁や人情などが、余すところなく描かれており最高でした!

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2022年10月14日

Posted by ブクログ

初読み作家の山本一力さん。
時代小説は苦手だけど、大変面白く読めた。
優しさに満ち溢れたお話だった。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

たくさんの人々を巻き込んでの人情話
めちゃくちゃ都合良く人が繋がって行く( ̄▽ ̄)

都合良くラストまで突っ走って読み手に考える隙を与えないのが山本一力なのだ‼︎笑

とりあえず今年読むと言った三冊は読み終えた‼︎



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2022年11月18日

Posted by ブクログ

くじけるな。やり直しができるのが、ひとの生涯。
長屋の桶職人の最期の願いを叶えるため、時季外れのクリを手に入れろ!
深川一の疾風駕籠の二人が希望を信じて、江戸の町を奔る、奔る!

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2022年08月29日

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