梨のレビュー一覧

  • 恐怖心展

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    子供の頃友達に「ニンジンは土の味がするから苦手。」と言われた事がある。それまでニンジンが嫌いだと思った事はなかったのだが、それ以降なんとなくニンジンの味の奥に土の風味があるような気がして食べるのを躊躇するようになった。ちょっとしたきっかけで「恐怖心」を自覚する、という文章を読んでまず真っ先にそれを思い出した。

    この本で紹介されている「恐怖心」も、文章で読むだけで嫌悪感に苛まれる物もあれば写真を舐めるように見ても何も感じない物もある。
    人の数だけ怖いものがあるのだろうなと感じた。

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    2025年12月31日
  • 行方不明展

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    行方不明になられた側の悲しみや祈りの合間合間に行方不明になった側の願いが散りばめられているのが良かった。不在の手触りに恐怖するだけじゃなくて、いなくなる、なった存在への感情と生まれる物語性に惹きつけられる。
    書籍だけでも楽しめたけれど、展にも行きたかったな。

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    2025年12月22日
  • ここにひとつの□がある

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    小説という概念を壊す、梨ワールドが炸裂していた。最初の話は普通の怪談話、という感じだが、『練習問題』や『穴埋め作業』などは梨さん特有の別の形式で書かれる作品だなと思った。こういうの作るの上手だな〜、なんか段々不穏になって気づいた時にはもう取り返しがつかないくらい狂ってる感じ。ただオチがどういうこと?って思う時もあって(これは私の理解不足だと思う)しっかり分かっていないのが勿体無いなぁ…とおもうわけです…。あと付録で赤い折り紙が入っていました。体験型ホラーって感じでワクワクするね。
    追記 折り紙折ったんですけど下手すぎて15分かかりました。大きな箱って何?ってなりましたが気合いで読めました。怖い

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    2025年12月20日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    最近活躍している作家さんが多く、気になったので読みました。好みの分かれる所かな…

    梨さんのお話は良かったと思います。

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    2025年12月19日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    怪談ドラマ特番を観終えた読後感。様々なジャンルの話が入っていて楽しい。背筋「オシャレ大好き」は、今のSNSインフルエンス社会における怪談であり、バズりを追いかける人間の闇を描いたホラーでありつつ、日常が徐々におかしくなる演出がよい。最後の梨「恐怖症店」はもはやベン図を書くならホラーとファンタジーとヒューマンドラマという作品であり、人間の心を描いておきながら世界観の奥行きが素晴らしい作品。恐怖症を売買する店主とお手伝いの少年とお客さんが織りなす物語、もっと長編で読みたい。最後の梨「恐怖症店」はもはやベン図を書くならホラーとファンタジーとヒューマンドラマという作品であり、人間の心を描いておきながら

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    2025年12月14日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    いわゆる理不尽な怪異に襲われて、とはまた違うテイストのお話でした。
    ひとりの青年がさいごまで頑張って頑張って生きた証を残す話。
    不健全な2人の関係が、青春さの中にどこかエロティックさまで感じさせる本作でした。
    何度か読もうとして途中でやめて、を繰り返し、ようやく本腰を入れて読みましたが、序盤を乗り越えるとどんどん面白くなり、答え合わせのある後半はより一層のめり込んでしまいました。
    一人称で進みますが、後半はもう読んでいて痛々しくて。 切なくてつらくて、尾を引く余韻の残る終わり方でした。読み終えた後はずっと胸がザワザワしていました。あの男子学生を許せる気がしません。

    表紙のデザインが作中で触れ

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    2025年12月11日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    ネタバレ

    最近ブームの背筋さん、梨さんの短編集があるということで気になり購入。

    どれも読んでいる途中で「なんか言葉に出来ないけど違和感あるな」と思い、読み進めていくと最初はよくわからないなーっていう印象だけど、よくよく考えると不気味な話が多い。

    背筋さんは『おしゃれ大好き』というタイトルで題名で気軽に読み始めたらいい意味でタイトルあってないなという印象。
    梨さんは感情をテーマにホラーというよりファンタジー要素満載。少し難しかったが、感情の大切さが伝わってきた。

    他の著者の方々も初見の方もいたが、それぞれの良さが短編集で味わえて贅沢な気分になった。特に澤村さんの『鶏』はオチが予想つかなかったが、Q氏

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    2025年11月29日
  • ここにひとつの□がある

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    ホラーでどこまで遊べるかという意欲作。「カシル様専用」読むとメルカリとか使いたくたくなるよね……。梨さんはホラーを体験させることを追求してるイメージなのだけれど、「穴埋め作業」「箱庭」まさにそれなのかな。

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    2025年11月16日
  • かわいそ笑

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    Audibleで
    ながら聴きで内容がところどころ頭に入ってなくて、終わったあと、もう一回!っておかわりしちゃったくらいにはおもしろかった
    これは文体で読むべきものだと思う

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    2025年11月08日
  • 自由慄

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    ネタバレ

    小説ではなく、詩集。

    クスッと笑えるようなものから、前後の出来事がありありと想像できてしまうぐらいの一文もあって、ドキッとする。
    ホラーとギャグは紙一重なところ、それを手紙(自由慄)という形式で見せてくるのは、すごく良い。そういうやり取りなら、少し笑ってしまっても、作品の全体の雰囲気は崩れたりしない。ちゃんと、気持ち悪さと怖さがある。

    好きだなと思うのに、多分、万人受けしないので人に勧めるのは難しい作品。
    この作家さんの言葉選び、好きなんだよなあ。

    年代的には何だか刺さるものが多かったように感じる。ブラウン管の画面を触った時のあの感覚は、今はもう伝わらない人も多いだろうなあ。
    今は画面に

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    2025年11月01日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    ホラーアンソロジー。どれもこれも怖い、としか言いようがありません。
    お気に入りははやせやすひろ×クダマツヒロシ「警察が認めた〈最恐心霊物件〉」。実話恐怖ものだからこそのリアルな恐怖感がとんでもないです。ひっそりとしたわけの分からない怖さも、ぐいぐい来るパワフルな怖さも両方ある……! たしかにこれは最恐の物件です。嫌すぎる。
    栗原ちひろ「余った家」も怖い……というより、これは一番嫌な物語でした。普通ではないルールに支配された家から逃れようとする主人公。おかしいのは自分の置かれた環境なのか、自分自身なのか。どのように生きるのが幸せなのか、基盤が揺らいでしまう感覚がとても危うくて不安な作品でした。

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    2025年10月26日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    学校の怪談じゃ、ものたりない?

    実在する話と架空の話を混ぜながら話すと嘘と本当の境界が曖昧になる…ありそうな?都市伝説的な怖い話。みんな楽しめました。

    #怖い

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    2025年10月26日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

    購入済み

    読み応えあり

    読み応えありました。それぞれの作品、みな怖かったです。

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    2025年10月18日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラーのジャンルを5W1Hに分類したアンソロジー。このジャンルの分け方納得!
    平山夢明さん/さよならブンブン、雨穴さん/告発者、五味弘文さん/とざし念仏 が特に面白かった。
    自分がどのジャンルが好きかのヒントになりました!

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    2025年10月09日
  • SCPって何ですか?: 1

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    ゾワゾワする

    SCPに関する漫画を描くことになった、2人組の漫画家の話。SCPについての解説漫画と、体験談風にSCPを描いた漫画の、2部構成になっています。SCPについてはそこまで詳しくないのでフンフンと読むことができました。都市伝説的な内容を集めたもの、という認識なので、それ自体は、決して全てがホラー的な内容ではなさそうなのですが、この巻で描かれるのは、ある程度の怖さを伴う内容と思ってもらっていと思います。
    そして、要所要所でゾワっとさせる描写や、意味のわからない部分もいくつかあり、全体的に気も悪い肌感覚がありました。
    モキュメンタリーてきな要そもあり、梨氏がせいさくにさんかさていることからも、ありきたり

    #ドロドロ #ダーク #怖い

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    2025年09月23日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    そこまで怖くはないので最恐というタイトルについては誇大広告だなあと思うものの、各短編の面白さはたしかなものだったので満足。

    オシャレ大好き/背筋
    希死念慮に反応して、特定のブランド物を購入・着用することで発動する呪いか〜。羊の話とそこまでリンクしてるかな?という疑問はあるけどこれはどちらかというと着飾る者としての暗喩なのかな。
    店員同士の値踏みトークがいちばん怖い。

    鶏/澤村伊智
    カニバじゃないですかこれ。そうだったら嬉しい。
    Q氏は姿こそまだ成ってないかもしれないけれど、死に引寄せられている、もしくは死を引き寄せているっぽいからもう手遅れなのかもしれない。自我の外側にいるよね、鶏が。

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    2025年09月17日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    好きな作家さんがいたので読みました。
    個人的には梨さんの恐怖症店が好みでした。どことなく恒川光太郎さんの『風の古道』のような雰囲気を感じ、郷愁に駆られました。最後の別れのシーンも決してハッピーエンドではないものの、読後感が良かったです。

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    2025年09月11日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    ホラー作家さん6名による短編集。どれも湿度のあるホラーで不気味で気持ち悪さが残るのがとてもよかった

    背筋さん『オシャレ大好き』がいちばん好き。女子の「真似したい」が伝染していく先にあるものは狂気だと改めて思った。共感できた自分もヤバいかも

    澤村一穂さん『鶏』怖いというより気持ち悪かった。小説なんだけどまるでモキュメンタリーを読んでいるかのような気持ち悪さ

    コウイチさん『金曜日のミッドナイト』街全体がどこか奇妙。でも外から見た「奇妙」は中にいると分からない。こういうこと、ありそうだなと思えてしまった

    はやせXクダマツ『警察が認めた最恐心霊物件』これは怖かった。YouTubeで聞いたことが

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    2025年09月08日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    内藤さんは怖いし、面白いし、救いがあって、ホラーなのに読後感が爽やか。
    他の方のは…恐いです…読後もじわじわ恐いんだけど、私だけ?教えてほしい~ティーン向けかと思いや、ホラー過ぎるのですが…泣
    というか、こういうのが最近のホラーの主流?流行りなのかなぁ~こわい…

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    2025年09月02日
  • かわいそ笑

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    話はまあまあ。昔のネットの感じが味わえる構造?になっていて面白かった。たまによくわからなくなる時があるが、わかる名前が出てきた時に全てが繋がっていることに気がついた。
    QRの仕掛けがあるのも面白いが、読み取ってもよくわからず。考察を見るとなるほどな〜と思えるものが一つ二つあるくらい。
    私も加害者。

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    2025年09月02日