梨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレとてもおもしろい展示があると噂には聞いていたものの、地方住みのため東京まで出向くことができず諦めていたところ、書籍という形で触れる事ができた。
途中で出てきたフラフープが、TXQ FICTIONの「飯沼一家に謝罪します」で登場した物に見えてドキリとした。
どちらにも大森さんが関わっているので、全くの無関係ではないのかもしれない。
誰かが「いる」とはどういう事なのだろうかなどと考えてしまった。
幼い子供は度々自分の中だけに存在するイマジナリーフレンドを作り出すらしい。その子供にとっては架空の友達は実際に目の前に存在しているのだろう。
この行方不明展で探されている彼らも誰かにとっては実際に存在 -
Posted by ブクログ
ネタバレ解像度の高い怪文書が数多く載っており、目を通す内にこれらの文書は本当に全てフィクションなのだろうかと疑ってしまう程だった。
支離滅裂な内容、誤って使用されているてにをは、読み手の事を考えていない改行、前文のどこにも記載の無い「それ」。
あげればキリがないが、どこか普通じゃない人が書く文章ってこうだよねと納得してしまう、強い説得力がある物ばかりだった。
怪文書から感じられる異常性を怖がる本だと思っていたのだが、途中から恐らく同じ物を指しているであろう「妖精さん」の言葉が目立つようになり、更に恐ろしく感じられた。
現地には行けなかったのだが、これを実際に見ていたら帰り道にある手作りの張り紙がいち -
Posted by ブクログ
さまざまな「箱」をモチーフにした連作ホラー短編集。どれもこれもが奇妙な読み心地で、そして続けて読むとそこにひとつの物語が見えてくるような気も……?
ひっそりと静かな「邪魔」、ぞくぞくさせられる「放課」、不気味な「カシル様専用」、とどれも楽しめる短編ホラーでしたが。実は怖かったの、「練習問題」と「穴埋め作業」でした。パズル的でちょっと楽しい? と思ったのが甘かったです。どんどん問題がおかしくなっていく……なんなのこれ。「穴埋め作業」、そんなに楽しそうに解かないでよ君たち、という気分です。裏にあるものをいろいろ想像させられてしまってたまりません。 -
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Posted by ブクログ
90年後期〜00年代のインターネット・オタク文化、その界隈にあった お話。
横次鈴が体験した話に関して、
その関係者から梨が収集して執筆した本を、
今あなたは読んでいます。
『やっばりアンソロだとそういう体験も多いですよね・・・・。
だいぶ昔だけど、夏に向けて仲良かった人たちに募集かけてアンソロ主催した時に変な人にあたったことがありました。そのアンソロって特定カプの二次とかではなくて、久しぶりに一次でやりたくなって、オリジナル漫画か小説限定で合同しますーって感じにしました。その大テーマみたいに指定したのが、同人やってる作家を主人公にしよう!みたいなことで、ただエッセイ漫画とかを描いてもいい -
Posted by ブクログ
14歳のみんなに読んでもらおう!ということを前提に考えると、かなり真剣にホラーを楽しんでほしいという意思を感じて大変好ましい。学校生活が怖くなるような話ばかりで作者の皆さんの本気を感じる。梨作品とか、読んだら怖くて夜眠れなくなるんじゃないかな。少なくとも私は眠れなくなるような子供だった記憶がある。芦花公園作品に関してはこれ14歳が読んで大丈夫?トラウマにならない?という老婆心がわいた。怖すぎるんじゃないですかこの話。
ホラーに挑戦する機会をもってほしいという企画自体がすごくいいし、著者の面々がガチガチの豪華陣でいっそ笑っちゃうくらいだ。14歳のみんな、読んで震えあがろうね...... -
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Posted by ブクログ
ホラーは、「大好き!」と「苦手」という人にはっきり分かれる。
私は、「まあ好き」(いきなり矛盾したことを言うが)。
でもお化け屋敷は苦手で、でも入りたくて、必ず誰かを盾にして進んでいく。
本はどうだろう?
本は、まあ好き、と自分で言うくらいなので、本書巻末のおすすめブックリストはほとんど読んでいる。
確かにどれも名作。
さて、本書はホラー、つまりエンターテインメントの魅力を伝えるべく、
有名作家の書き下ろし作品を集め、ジャンルごとに解説も加え他非常に豪華かつ読み応えがある。
どれも短く、そして10代向けのシリーズならではの「日常」を背景にしているので読みやすくもある。
「告発者」はいかにも