【感想・ネタバレ】その怪文書を読みましたかのレビュー

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Posted by ブクログ

街中やポストに時折現れる意味不明な主張や文書を集めた本。統合失調症という言葉でまとめれば簡単かもしれませんがその主張はどう形成されていくのか?考えずにはいられないものばかり。とはいえ深読みは厳禁かもしれません。なぜならそれが分かってしまったらもはや…

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2024年01月11日

Posted by ブクログ

2023年春に渋谷で開催された、考察型展覧会「その怪文書を読みましたか」。
展示された怪文書100点以上を収録し、書籍化。


お化け屋敷のプロデュースなどを行うホラーカンパニーの株式会社闇と、怪談作家の梨さんが仕掛けた考察型の展示会「その怪文書を読みましたか」の書籍版です。
この展示会行きたかったけど行けなかった……!!

街中などに貼られる「怪文書」。多くは意味不明な主張をしたり、誹謗中傷や被害妄想など、根拠が不明なものが多いと思われていますが、本当にそうなのか?
その裏に隠されているものが何かあるのではないのか? そんな考察が出来る1冊です。
書籍版だとネタバレに近いQRコードなどが載ってしまっているのですが、実際展示会へ行った方のレポなんかを読むと、現地へ行った場合だともっと考察の余地がある雰囲気だったようです。
書籍版出て嬉しかったですが、やっぱり現地行きたかったなあという気持ちが増しました。

怪文書に関係するホームページなどが実際に閲覧できるようになっていたり、精神的に追い詰められた雰囲気を感じるフォントや筆跡など、当然ではあるのですが怪文書に対する解像度が高くて、現実と非現実の境が曖昧になる感じがとても楽しい。


ちなみに、株式会社闇さんのホームページも凝っててとても面白いのでお勧めです※音量、及びホラー苦手な方は注意

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

渋谷で開催されたという古い言い方をすれば「電波系」の怪文書を集めた展覧会を書籍化した(体の)本。
調べれば判ることだと思うが(そしてわざわざ調べる気もないが)、とりあえず本を読んだかぎりではこの本に掲載されている怪文書の類いが実際に実在したものを著者が採集したものなのか、それともフェイク・ドキュメンタリーとして創作したものなのか判断はつかない。怪文書に関する解説に具体性が希薄なのでフェイクっぽい印象を受けるがあくまでそう感じる程度。
さらにいえば、渋谷で開催された展覧会も本の中では具体的な日時や場所も明記されておらず本当にあった展覧会なのかも定かではない。
この本物とも偽物ともつかない感じを作者としては楽しんでもらいたいのかもしれないが、単なる雑な作りの本なだけかもしれない。
読後の感想としては微妙といったところか・・・

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

渋谷で開催された展覧会の書籍化。かなりの数の怪文書を見ていくフォトブックのようだが、章ごとにテーマがあり収集者によるコメントが差し込まれている。我々読者はそれを見ながらいくつかの共通点に気づいていき、考察させられていく。書籍でも十分面白いのだが、展覧会に実際に行けたら最高に面白かったと思う。本書ではある程度整理されたものを一気に読むことができるためよほど察しが悪くなければ誰でも同じような答に行き着きそうだが、現場で仲間と頭を捻るような見方ができたらまた違ったかもしれない。怪文書の作り方が上手すぎる。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

本で読んでも充分異様さは伝わりました
展示会に実際に足を運んでいたらもっと…と思います

昔、何言ってるのか分からない木のお手製の看板を見たような記憶があるような、無いような…

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

展覧会を一冊にまとめたもの。
実際に会場で実物を見るのと、本で見るのとでかなり受け取り方に差が出る気がする。
実際に見たら冷静に見られないかもと思うものも、本だとさらりと見れてしまう。
展覧会に行ってみたかったと思う。

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2024年01月05日

Posted by ブクログ

今年の3月に渋谷で開催された展覧会での資料をまとめた本。資料は怪文書ばかりで(中には動画もあったみたいだけど、画像として掲載されていた)、何か文章が載っている訳ではなく、展覧会の図録みたいな趣きの本でした。
怪文書は梨さんが収集されたという設定らしくて、色んなパターンの怪文書が掲載されていた。怪文書はそれぞれ、お誘いパターン、助けを求めてるパターン、注意喚起してるパターンなどがあり、中にはほんとによく分からないものも混ざってるので、ずっと見てるとしんどくなってくる。。あと、怪文書に怪文書で答えてるみたいなやつも見受けられたりしました。意図的なのかな…分からないけど。

関連資料として、いくつかQRコードが載っていて、アクセスすることでも更に楽しめました。私は洒落怖のスレが面白かった。流れが自然で、実際ありそうにも思えて、それがちょっと怖くて良かった。

ビデオレターの資料は掲載画像では何かよく分からないままだったので、これにもQRコードで、実際展覧会で流れてた音声付き動画を用意して貰えると良かったのにと思ってます(展覧会行かれた方のXを漁って、どんなんだったか知りました)。

3にしたのは、考察すごく好きという訳でもないので。もう少し読み物的な要素も含まれてるんじゃないかと、読む前に勝手に期待してしまっていたのも悪かったのかもしれない。すみません。考察好きな方にはハマる本だと思います。

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2023年12月30日

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