あらすじ
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チケット即入手困難、渋谷を騒然とさせた伝説の展覧会、禁断の書籍化
展示された怪文書100点以上を大収録!
誰が、どこで、なぜ、この“怪文書”を書いたのか──
掲載されている「怪文書」は、全てフィクションである。
なぜこれほどしつこく忠告するかといえば、端的に危険だからだ。
──ダ・ヴィンチ・恐山
※この書物は普通ではありません
■怪文書(かいぶんしょ)
“ 意味不明な主張をしている文章のこと。
内容は誹謗中傷や被害妄想、非現実的なものが多い。
ほとんどが根拠不明で誤った情報を元にしている。”
──本当にそうなのでしょうか?
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
先生今までありがとうございました。の文章が一番薄気味悪く感じた。
最後のページのQRコードの音源の「あーあ」も聞いちゃったねという後味の悪さがあって良かった。
Posted by ブクログ
解像度の高い怪文書が数多く載っており、目を通す内にこれらの文書は本当に全てフィクションなのだろうかと疑ってしまう程だった。
支離滅裂な内容、誤って使用されているてにをは、読み手の事を考えていない改行、前文のどこにも記載の無い「それ」。
あげればキリがないが、どこか普通じゃない人が書く文章ってこうだよねと納得してしまう、強い説得力がある物ばかりだった。
怪文書から感じられる異常性を怖がる本だと思っていたのだが、途中から恐らく同じ物を指しているであろう「妖精さん」の言葉が目立つようになり、更に恐ろしく感じられた。
現地には行けなかったのだが、これを実際に見ていたら帰り道にある手作りの張り紙がいちいち怖かったと思う。
もしも自分が怪文書を書く側になった時、自分の中では実在している何かをそんな物は無いと一蹴されたら絶望しそうだなとも思った。