梨のレビュー一覧

  • 都市伝説解体センター 断篇集 痕

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    キャラクターの関係性など本編の補完をするような感じで楽しめます。
    特に1話はギミックもあって面白いです。
    個性的なキャラクターたちをさらに好きになれます。

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    2026年05月13日
  • 都市伝説解体センター 断篇集 痕

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    あざみと美桜ちゃんの話が良かったです。仲良くなるまでの経緯もですが、あざみーがほんと可愛い^^司書さんの話も富入さんとの会話の雰囲気が好きでした。ガイドさんは毎度笑わせてくれますね(笑)

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    2026年05月04日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    文芸部の大掃除中に見つかったUSB。その中にはかつて自殺した生徒についてまとめた文章が。
    モキュメンタリー系はあまり得意ではありませんでしたが、本作は面白い結論だったからか楽しく読むことができました。
    QRコードを使った仕掛けが印象的でしたが、これはいつまで繋がるんでしょうかね?
    まあ無いなら無いで十分成立する作品だとは思いますがw

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    2026年05月02日
  • その怪文書を読みましたか

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     街中や郵便受け、ネット上で発見された"設定"の怪文書が100点以上収録された本作は意味不明な主張や支離滅裂な文章、不可解な写真資料&QRコードを紐解いて考察する構成が『正体不明の恐怖』をより引き立てて不気味だった。今後郵便受けを見るのが怖いかもしれない。

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    2026年04月29日
  • 拾得物 南贍部学園生徒手帳

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    ネタバレ

    宇原美咲(うはらみさき)という女子生が落としたなんせんぶ学園の生徒手帳。

    ここには一般的な生徒手帳と同様に学則が細かく明記されている。

    しかし、明記されている学則の様子がどうもおかしい。

    例えば校章には当たり前にあるはずの「高」という字がなかったり、「過度に目立つ状態を避けること」や「校区の内外を問わず、他社の通行を妨げないこと」など、極力目立つことを避けさせたりするような校則が多数記載されてある。

    また、放課後に用のない場所や、人目につきにくい暗い場所への集合を”禁止”ではなく促していたり、髪の毛の長さ、色、私服、上着や下着に至るまで、身だしなみや服装を細かく指定したりしている。

    他にも、なぜか自転車の使用は禁止されていたり、就学年限(3年とか6年とか)が設けられていないので、おじいちゃんとかも通っていたり、時間割表では「数学」や「英語」などのありきたりな科目は教えておらず、「道徳」と「倫理」が授業の8割を占めていたりする。

    そして、これらを含む学則全ページには、持ち主である宇原さんが赤ペンで書き込みをしているのだが、どうやら、この宇原という女子生徒、校則を破らないギリギリの隙間を探り、どうにかこの生徒手帳を落として、特定の誰かに拾ってもらうと画策している感じなのだ。

    違和感だらけのこの学校は、なぜこうも生徒を厳しくルールで縛るのか、なぜ持ち主である宇原はわざとこの生徒手帳を落としたのか。

    そもそも宇原美咲って一体何者なのか。

    校則を辿っていくと見えてくる真実。

    この生徒手帳は拾わない方が良かったと思い知ることになる。

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    2026年04月28日
  • SCPって何ですか?: 1

    購入済み

    SCPの導入として秀逸かと

    個人的にはSCPの導入としては秀逸の作品だと思う。
    いろいろな切り口があっていいのがSCPだと思うし、ホラーというジャンルに収まらないのがSCPだと思う。
    これもSCPだし、アレもSCPだし、その中で自分にとって心地よいSCPをえらべばいい
    少なくとも自分は気楽に読めるSCPとして最高だと思ってるし、ちゃんと完結まで見届けたい
    意外と発売を楽しみにしている作品の一つです。

    #ダーク #アガる

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    2026年04月16日
  • かわいそ笑

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    難しかった!
    「今何の話してるんだっけ?」「今誰が語ってる話なんだっけ?」「『私』って誰なんだっけ?」と、かなり混乱しながら読みました。考察とか複雑な話が好きな方にはピッタリな作品だと思います。
    状況がよく分からないまま読み進める箇所が多いため不安感もあいまって、しっかり怖かったです。

    この話も『鬼門の村』に似てる部分があるなぁと思いました。前に読んだ『ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料』の感想でも同じこと書きましたが、この3冊の怖さの共通点なのかも。

    怪異が発生している時の描写は生々しかったです。そもそも文章を脳内で再現…っと危ない。本作の核心を書いてしまうところでした。
    気になる方は是非お読みください。

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    2026年04月15日
  • ここにひとつの□がある

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    題名の「」「」って何だろうって思ったら…本当に箱だった。
    短編集なんだけど、全部が箱を題材にしていて、上手い思った。
    クロスワードを小説で表現したのが本当に上手かったんだけど、会話を聞いてたらゾワワっとする。

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    2026年04月14日
  • 拾得物 南贍部学園生徒手帳

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    ネタバレ

    あーはんはん。そーいう設定なのねと余裕をかましていたら見事に最後に鳥肌たつほどビビってしまったー。

    でもよかったね美咲ちゃん。
    バレなければ最高の形で卒業できるね。

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    2026年04月08日
  • 恐怖心展

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    開催を知って、見に行きたいと思いつつ終わってしまった「恐怖心展」の、図録のような一冊。
    展示そのものに対してはわりとSNSウケ・話題性重視といった認識だったのだけれど、存外かなりよかった。

    恐怖を発症するきっかけは様々でありながら、「ひょんなことから」「なにげない画像から」「誰かの一言から」「ささやかな失敗から」、突然のうちに始まってしまうのが興味深かった。
    そんなことで?という一件が、以降その人を捕え長く長く苛んでいくことになる。予期不安というか、恐怖症に伴う症状として、自分の体が思い通りにならないこともまた恐怖。
    とりわけ、失敗に対する恐怖を抱く人が持ち歩いていたメモと、罪悪に対する恐怖を抱く人が綴ったYouTubeチャンネルの説明文などは鬼気迫るものがあった。
    この現代において、実際の意味で命を脅かす恐怖なんてきっと何一つないのだろうとは思う。
    それでも恐怖は決して外側にあるとは限らず、自分の心の内から勝手に立ち上ってくる。迫ってくる。逃げられない。想像力ってやつは、本当やっかいだ。

    恐怖症を一覧して読んでいると、意外と自分にも当てはまるものが色々あった。
    醜形恐怖、対人関係全般の恐怖はあまり他人事ではなく、過去のあれこれがぶわっと蘇ってくるので危なかった。
    恐怖心やトラウマ、PTSD、強迫観念についてもっと知りたいけれど、知りすぎて深淵を覗いてしまったらと思うと、いよいよ引き返せなくなりそうな気配を感じて怖い。

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    2026年04月02日
  • 拾得物 南贍部学園生徒手帳

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    これを読んでホラーって楽しい!って思った人が梨の他の作品を読んで夜眠れなくなるところを想像してうれしくなっている。

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    2026年03月30日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    ネタバレ

    感想むずかし〜
    QRコードからドキュメント読ませる手法面白い!グッと引き込まれる。
    高校生の病み方は、思春期ならではの自分でも何が原因なのかよくわかってないような、ジリジリとした感じ(をひたすら繰り返す)で読んでて苦しくなる。側から見ると接点のない二人が実は共通項で繋がっていてこっそり親交を深めているというのは、状況が違えば完全に青春もの。
    感想が難しいけど、なんかやるせなくて切なかったな。

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    2026年03月09日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    令和、ホラーも多様化の時代。
    身の毛もよだつようなホラーだけがホラーじゃない。
     

    『令和最恐ホラーセレクション クラガリ』
    アンソロジー

    最初に言っておきますが、
    私、ななこは大のホラー好きです。

    怖ければ怖いほどいい。
    おぞましければおぞましいほどテンションが上がる。
    (たぶんちょっと性格に問題ある。)

    そんな私からすると、
    このアンソロジーは絶叫系というよりは侵食系。
    だから、いわゆる王道の絶叫系ホラーを期待していると、
    ちょっと雰囲気が違うかもしれません。

    でも!

    ・令和っぽいホラーを体験したい人
    ・ノスタルジー×不穏が好きな人
    ・新しい作家さんを開拓したい人

    にはぜひ読んでほしい一冊。

    ✧

    6つの短編が収録されています。

    『オシャレ大好き』背筋
    『近畿地方のある場所について』の背筋さん、
    やっぱり不穏の作り方がうまい。
    ラスト、「え?どういうこと?」ってなるのに、
    ちゃんと嫌な感じだけ残る。
    お客さんがあんなこと言ってたら、私なら即閉店。

    『鶏』澤村伊智
    これ読んだあと、チキンナゲットにためらいが生まれる。笑
    怖いというより、気持ち悪さが静かに残るタイプ。
    嫌な余韻の名手。

    『金曜日のミッドナイト』コウイチ
    正直に言うと…よくわからなかった。
    そしてあまり怖くなかった。笑
    でも合う・合わないがあるのもアンソロジーの醍醐味。

    『警察が認めた<最恐心霊物件>』はせやすひろ×クダマツヒロシ
    今回いちばん「うわ、やめて」ってなったのがこれ。
    ステンレスの鍋とかシンクとか、
    ああいう映り込み系は本当反則です。
    今夜ちょっとキッチン見たくないかも…

    『余った家』栗原ちひろ
    あの<オペラシリーズ>の栗原ちひろさん!?
    …と懐かしさも込みで読む。(もう20年も前か!)
    派手な怪異はないのに、
    家族のズレが、じわじわにじみ出る感じが怖い。

    『恐怖症店』梨
    私のベストはこれ。恐怖を商品化する発想が、もう天才。
    恐怖症を売る女と、その助手の少年。
    この2人の関係を解くミステリー要素もあって、どこか切ない。
    恒川光太郎さん好きな人は、たぶん刺さる。

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    2026年02月21日
  • 6

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    第一話の冒頭を読んでいる時は、不思議すぎて何を読んでいるんだろうと思ったが、徐々に内容が分かり、話数が進んでいくと、なかなか面白かった。
    程よく不気味。
    6の話を重ねていった結果、得られるのは理解というより残酷な悟りのようなもの。
    なるほど、6かぁ。

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    2026年02月12日
  • 学校の怪談じゃ、ものたりない? 君に綴る5つの恐怖

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    おおー、梨さんの『イオ』がヤバい。
    イオの正体に勘づいた時点では「どこが怖いんだろう」と思った。
    だけど最後の数ページで意味が分かった瞬間、ゾッとした。
    デスゲームとしては結構面白い『サイコロあそび』だけど、結末が嫌すぎるな。
    どっちに転んでもバッドだわ。
    おそらく中高生向けのアンソロシリーズなんだろうけど、大人でも十分楽しい。

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    2026年01月31日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    ホラー作品には様々なジャンルがあることが分かりました。それぞれのお話の後にもっとホラーを楽しむための解説があって、良かった。面白かったです。

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    2026年01月25日
  • ここにひとつの□がある

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    □にまつわる短編8集。あ~、なるほどこういう感じね、と1話から読んでいたけれど途中からわからなくなる部分も……ただ、意味はわからなくても怖い、美しい、退廃的、というイメージが残るのでやはり□のイメージがつたわっているのかしら

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    2026年01月20日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    表紙とタイトルに惹かれて購入しました。幽霊や、こういうテイストの作品が好きな私にとっては結構好きな本でした。また夏になったら読み返したいと思います。

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    2026年01月19日
  • 令和最恐ホラーセレクション クラガリ

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    良かった。今っぽい。いわゆる昔からのホラーなのかというと少し疑問もあるけど、今っぽい現代を表現するホラーとしてはぴったりという印象。けれども決してギミックに逃げていない、それぞれしっかり短編小説であるところはすごく好感がもてた。ほかの作品をみてみたいと思う作者もいたし、背筋さんとか梨さんとか、こういうのも書けるのかと思うような作品もあった。

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    2026年01月15日
  • 恐怖心展

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    子供の頃友達に「ニンジンは土の味がするから苦手。」と言われた事がある。それまでニンジンが嫌いだと思った事はなかったのだが、それ以降なんとなくニンジンの味の奥に土の風味があるような気がして食べるのを躊躇するようになった。ちょっとしたきっかけで「恐怖心」を自覚する、という文章を読んでまず真っ先にそれを思い出した。

    この本で紹介されている「恐怖心」も、文章で読むだけで嫌悪感に苛まれる物もあれば写真を舐めるように見ても何も感じない物もある。
    人の数だけ怖いものがあるのだろうなと感じた。

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    2025年12月31日