梨のレビュー一覧

  • 禍話n

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    禍話が元々本当に好きで好きで死ぬほど聴いていた時期があり、且つ梨ホラーが大好きな者としてはこの本はかなり家宝。禍話は音声で聴いてこそ真なる怖さを味わえると思っているのですが、梨ホラーの文章というか、文字そのもの、紙面全体がこちらに手を伸ばしてくるような作風がバチっと嵌っていて、かなり怖くて気持ち悪い仕上がりになっていて大満足でした。元の話との差異、ズレについては内容もそうだけれど、タイトルがまた嫌な方向に変換されていて嬉しい。「いながいながいな」は読んでいる途中で声が出ました。気持ち悪すぎて。

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    2025年05月16日
  • 禍話n

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    ネタバレ

    元々梨さんの禍話リライトはnoteで知っていて、「この人の書く物は怖くて面白い」という認識があった。ただ、『かわいそ笑』だったり直近の『ここにひとつの〜』だったりが、小難しかったり前衛的過ぎたりで個人的に微妙…となることが多かった。
    しかし今回のこの作品は、私が惹かれた梨さんの文章だった。不気味で、理解不能なところもあり、物語全体が読んでいて不安な気持ちになってゾワゾワしてくる、梨さんの作品だった。

    ところで、「禍話って本当にある配信なのか」と思って検索したら実在するものだったので、YouTubeでアップロードされていたものを見てみた。私はどちらかと言うと、生身の人間が語る怪談に怖さを覚える

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    2025年05月12日
  • 禍話n

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    「存在しない回」の噂をもとにこの本は作られたという。リスナーから反響のあった怪談はとてもよく出来ているし怖い。そして物語の幕間で交わされるやり取りが段々と不穏な空気を帯び始め、どんどんと次を読みたくなる仕掛けが為されている。読みやすさと怖さが程よくブレンドされた作品だ。ショートホラーが好きな方におすすめ。

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    2025年04月21日
  • つねにすでに

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    ネタバレ

    梨さんの怪異ってなんかほんとにリアルで身近なゆっくり実況とか2chとかがテーマのホラーになっててすごいゾクっとした。あと後半になってくると古のインターネットてんこもりオールスターズが胸熱で笑ってしまった。
    個人的にはtell your worldの歌詞を引用してたり、初カキコニキのworldスペルミスも原文ママで興奮した。古インターネットオタクは読むことをおすすめします。インターネットホラーに馴染めるかも。

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    2025年03月05日
  • ここにひとつの□がある

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    「カシル様専用」がめちゃめちゃ面白かった
    それ以外はあんまりだったな〜
    でも「カシル様専用」があまりに好みの話すぎたのでこれ1話で星5つけちゃう

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    2025年02月17日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    ネタバレ

    傑作。いろいろな意味で切なすぎる青春モキュメンタリーホラーとかいう意味の分からないジャンルになってる。タイトルの意味が回収されるラストの展開は素晴らしい。自死というものに対してホラーというジャンルから向き合った作品で、最後の自死を選んでしまった友人の死に意味を与えるために奔走するのは、かなり切ないけどわかる感情。

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    2025年02月11日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

    購入済み

    素晴らしい才能

    これまた新しい複雑な気持ちを体験することができました。まだ一周しかしてないですが、すぐにまた読み返すこととなると思います。傑作です。

    #深い #アガる #憧れる

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    2025年01月31日
  • 行方不明展

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    東京日本橋で2024年夏に開催された展示の書籍化。フィクションである事は勿論承知なのだが作品の不穏さはあまりにもリアルで行方不明になったという事実が本当にあったのではないかと思わせる。汚い枕は匂いを嗅ぐと激臭がして本物にしか見えない。所在と不在を強く感じる新しい図録。

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    2025年01月27日
  • かわいそ笑

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    ネタバレ

    最高に後味が悪くて、最高でした!!!
    同人界隈の解像度など、どの描写もリアリティが高いからこそ不気味さがひしひしと伝わってくる。
    そしてどういうことなんだ?と読み進めていくとラストは本当に悪意に満ちていて最悪で、これはまんまとやられました。

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    2025年01月19日
  • 自由慄

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    ホラー気分をサクッとつまみ食いしたい人にオススメ。

    物語としての形はほぼ無く、脈絡のない短文が綴られています。
    ストーリーやキャラへの感情移入をしっかり楽しみたい人には向きませんが、短文のひとつひとつが誰の日常にも染み込める普遍的な気味の悪さを持っているのがとにかく良い。
    雰囲気が抜群。
    「おばけが出たよ」とは書かず、
    「室内のハンガーが揺れた。」とだけ書くこの…結果だけで原因(おばけ)の存在を想像させる這い寄りホラーがセクシーッ…!
    これぞアジアンホラー。いい出汁です

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    2025年01月15日
  • かわいそ笑

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    ネタバレ

    ずっと気になっていた梨さんの本を正月なので買って読んでみた。
    「かわいそ笑」、遠回しにこんなに悪意が伝わるタイトルがあるでしょうか。
    「横次鈴」にふりかかる多数の怪異。
    ネット掲示板等に怪談や奇妙な話はたくさん転がっているため、目にすることはよくあるが、興味本位で沢山調べることが恐ろしくなります。
    各話繋がっている部分があるが、その真実は完全に明かされることなく、そして誰にもわからない…
    「これは〇〇さんが実際に体験したお話です。」
    〇〇に自分の名前が入れられた状態で語られる恐ろしさ!
    現代ホラーの最先端を味わえました。

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    2025年01月05日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    ネタバレ

    青臭くて必死な、戦いの記録。
    理生が悠真の自殺を怪談に仕立て上げようとしたのは、きっと怪異だけじゃなくて他の色々なものへの抵抗だったのだと思う。
    怪異以外の現実的な問題を苦に死んだことにはしたくないとか、よくある事件のひとつとして忘れ去られるのが嫌だとか。
    すごく子供じみてるし正しくない行いだとも思うけど、足掻き続ける姿は応援したくなってしまう。

    若い子がこの本の影響で自殺を美化してしまうのではないかって危惧がちょいちょい聞かれるけど、それはないと私は思う。
    理生の狂った理論を真に受けたらどうなるかって想像すると、たぶん「今すぐ自殺してもいい」というより「もっと精一杯戦え」ってメッセージに受

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    2024年12月30日
  • かわいそ笑

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    ネタバレ

    最悪でした。(褒め言葉)

    イラスト?見て唸ったし。
    この本をくれた人に「めっちゃ怖いよ〜…」と文句を言うくらい。
    体験談系の話の寄せ集めって事かな?好き好き、面白い〜と思いつつ読み進めて

    いや、悪意やば……。

    脳内音読について言及するのはやめて貰えませんか?怖いよ。
    あのトイレはOD用の薬の引き渡し場所なのか、ドラッグなのか、売春なのか少し気になった。
    「俺」は何人いるんだ?と思ったけど、ラストの方までいってやっと何となく納得?かな。

    あと、設定的に、ギリ20代の私で通じるくらいだから、それより少し下、20代半ばになるともうわからないかな?
    個人サイトって、スマートフォンの登場後、一気

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    2024年12月29日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    怖い話ばかり。
    個人的には、終わった街の描写の表現,見てるよの不気味さが印象に残って、
    左サンプルに楽しく読めたのは。、告発者とブンブン。
    11分と鎖念佛もよかった!

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    2024年12月23日
  • 自由慄

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    想像してちょっと嫌な気持ちになる、ゾワっとする、そんなフレーズ、自由慄が大量に収録されている。ふとした時になんとなくパラパラみて楽しめる。

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    2024年12月19日
  • 6

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    6つのお話からできているので、寝る前に1話ずつ読み進めてました。
    面白い。怖いというよりも。先が気になって仕方なくて、毎回「寝る前に読むもんじゃないよね、もう1話読んじゃおうかな…」ってなってたから、やっぱり面白いが合ってるかも。
    1話めのROOFyは掴みどころがなかったから、これはちょっと読み進めるの大変かもって思いましたが、2話めからは読みやすかったです。3話めあたりから、もしかしてお話同士繋がりあるのかも…と思い出してからは、前に戻ったり元のお話に帰ったりと。

    どのお話にも共通して、行方不明になったライターさんが絡んでるようだけど、彼はどのタイミングでエレベーターが駄目になったんだろ?

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    2024年10月13日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    ネタバレ

    久々に本を買って読もうと思ったので、感想も書こうかと。
    私が楽しめたのは前提なんだけど、1番読むと楽しめる層に訴求するのが難しそうな話だなぁと思う。ホラーとしてはそんなに怖くはない。モキュメンタリー感もあんまりない。ジャンルとしては青春小説だと思う。人によってはラブストーリーとも読めるかも。私は彼らのことを戦友だなぁと思ったけれど。

    ただでさえ家庭環境が終わってる子供たちが、学校で怪異(現象というかなんというか)に巻き取られ、散々怖い思いをして最終的に命を落とす。
    死にたいと思ってリストカットしたのに痛くて薄皮一枚しか切れない。常に漠然と死にたいのに怪異に殺されるのは怖い。どうしようもなく追

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    2024年10月05日
  • 6

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    あ〜すごい。救いがない。
    ラストになって、今までの章であった話の解説?といいますか、なんといいますか、「これはこういうものでした」とサラサラと触れられていくのですが、これが大層気持ち悪い。
    うわ、うわうわうわ…うわ〜…って感じでした。ほんとに。
    幽霊とか、呪いとか、そういうものよりも高次元な、世界のシステムという恐怖。
    あと、これはこの作品だけの話ではないんですが、著者の梨さんの書く話し手や人物って全員静かな感情しか持ってないんですよね。
    やけに落ち着いているというか、怒りとかそういうアクティブな感情があんまりない。だから尚更、諦念のこもった、救いはない、という形式との相性が良かったんだと思い

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    2024年08月29日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    夏だしホラーでも、と思い読みました。
    様々なジャンルのホラーが解説と共に記載されており、小説としても楽しめましたし、小説を書く際の勉強にもなりました。

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    2024年08月20日
  • 自由慄

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    前から読んで、後ろから読んで。
    ああこう言うふうに紙を折って手紙にするの、やったなあ。そういう懐かしさと、死の気配と不穏さ。
    こんなに短い言葉がこれ程、不安な空気を生み出すの、すごいですよね。死への招待とか不安定な感じとか、すごい。一気読みしました。

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    2024年08月12日