梨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
梨さんのこういうタイプの(モキュメンタリーっぽい)作品が好きなのでこの本がでて嬉しいです(・ ^ᵕ^・)
比較的高くて読みやすいのでぜひ、(どんでん返しやモキュメンタリーが好きな人には特に!)読んで欲しいです。
表紙の生徒証明書とテープの材質がちがったり、紙が挟まっていたりしてデザイン面でもこだわられているので、自分的には1000円でも納得の値段です!
最初から予測できない展開になり、とても面白かったです。
最初に ん? となったことがどんどんわかっていって、読み進める度に世界に引き込まれました。
⚠️この先ネタバレ含みます
最初の違和感の正体がわかって おおー となり、さらに油断していた最後の最後にまだ1枚あってストーリーとして成り立っていて凄かったです。男性は、地獄で苦しむのかな?
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Posted by ブクログ
ネタバレ梨先生の小説はわかりにくい。視点となる人物や情景、時系列がバラバラに変わるからだ。しかし、終盤に差し掛かると、絡まっていた糸が解けるように、物語が収束していく(全ての謎が解けるわけではない)。この本は読み終わるとホラー小説を読んでいるはずなのに、なぜか妙に胸に爽やかな風が吹き抜ける。
この小説は題材がホラーな青春小説だ。最後なんてとてもカッコいい。こんな青春らしい青春を送ってみたかった気もする(いや、怪異には逢いたくないし、死にたくもないけど)。
ああ、青春小説に仕立て上げたんですね彼女が。精一杯騒いで暴れて一花咲かせて、彼と彼女が主人公になることで、怪異を脇役に追いやることができた。そう考えるに至ったのだから、私の中で、彼女は怪異に勝ったと思う。
この本に死後の世界があるのかわからないけど、きっと2人で死ぬほどつまらない恋愛小説の真似事をして、幸せになっていてほしい。
前作の「かわいそ笑」は読み手が小説を読むことで登場する人物をひどいめに遭わせるというような小説でしたが、これはその逆で、読者がこの本を、彼と彼女の生き様の物語として認識することで救済、怪異への反撃になってるんだと思いました。
面白かったです。梨先生の小説としてはわかりやすい方だと思います。映画化しちゃうかもしれませんね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレイオ(梨)
保護対象イオが人間だってのは分かったけど保護してるのは何だろうと思いながら読んでいたら人間がまあまあ解剖されてて怖かった。
イオはヒトか。そうか。
トラックの転生は人じゃ無いけど人為的には無理だと思います。死ぬのが終わりじゃ無いから出来る所業。怖。
CHURCH-恐界-(内藤了)
悲しいな。お別れが出来なくてデスマスク作って。ヒロム君は地下聖堂に囚われて、お父さん亡くなってどうしようも出来なくなったと思ったらお父さんが悪霊になりかけて。
ヒロム君、お父さんと一緒に天国行けてるといいな。
サイコロあそび(藤ダリオ)
原因の人が生き残ったのか。
生きてるの宏人君と幼くなった風花ちゃんだけど「帰」が出るまで風花ちゃんもサイコロふらないといけないんですかね。
「帰」に賭けるよりも死にたくなりそう。
押し入れの宇宙飛行士(伴名練)
夢か現実か。知っているのは本人達だけでいいだろう。
しゃぐらどりの娘(澤村伊智)
ミイラ取りがミイラに。
最後、政人君が誰か1人でも一緒に助けれたらいいけど。 -
Posted by ブクログ
6編の短編集で、いずれも文芸誌やWEB版で既出済とのこと。
表紙や帯にはその旨の記載はなかったけど、最後のページにちゃんと記されてました。
そうですよね、だいたい初出の記載ってありますよねウンウン。
前読んだ本に初出の記載がなくて、とても残念な思いをしたから…(まだ根に持ってる 笑)
どのお話も面白かったです。
中でも、栗原さんのお話が印象に残りました。
読み終わった後も、例の家のカギに書かれてる「なし」の意味にとらわれてて…名を成しての成し?(おじいさんの家だから) それとも名を成して無いの無し?(おばさんが幽閉されてた家だから) どういう意味なんだろ…
あと、今回の梨(なしの話の後に梨さん、変にツボる 笑)さんのお話、私が今まで読んだ梨さんの他のお話とはちょっと雰囲気が違って…これも良かったです。
一見あの女の子の末路は辛いようだけど、全体的にある意味ハッピーエンド寄りのお話のように感じ、私の中にあった、梨さん=容赦ない人 というイメージが覆りました。
優しさや人間味が梨さんにもあるんだねって…
なんか失礼な言い方になってしまった…すみません。。