梨のレビュー一覧

  • 禍話n

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    「存在しない回」の噂をもとにこの本は作られたという。リスナーから反響のあった怪談はとてもよく出来ているし怖い。そして物語の幕間で交わされるやり取りが段々と不穏な空気を帯び始め、どんどんと次を読みたくなる仕掛けが為されている。読みやすさと怖さが程よくブレンドされた作品だ。ショートホラーが好きな方におすすめ。

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    2025年04月21日
  • つねにすでに

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    ネタバレ

    梨さんの怪異ってなんかほんとにリアルで身近なゆっくり実況とか2chとかがテーマのホラーになっててすごいゾクっとした。あと後半になってくると古のインターネットてんこもりオールスターズが胸熱で笑ってしまった。
    個人的にはtell your worldの歌詞を引用してたり、初カキコニキのworldスペルミスも原文ママで興奮した。古インターネットオタクは読むことをおすすめします。インターネットホラーに馴染めるかも。

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    2025年03月05日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    ネタバレ

    傑作。いろいろな意味で切なすぎる青春モキュメンタリーホラーとかいう意味の分からないジャンルになってる。タイトルの意味が回収されるラストの展開は素晴らしい。自死というものに対してホラーというジャンルから向き合った作品で、最後の自死を選んでしまった友人の死に意味を与えるために奔走するのは、かなり切ないけどわかる感情。

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    2025年02月11日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

    購入済み

    素晴らしい才能

    これまた新しい複雑な気持ちを体験することができました。まだ一周しかしてないですが、すぐにまた読み返すこととなると思います。傑作です。

    #アガる #憧れる #深い

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    2025年01月31日
  • 行方不明展

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    東京日本橋で2024年夏に開催された展示の書籍化。フィクションである事は勿論承知なのだが作品の不穏さはあまりにもリアルで行方不明になったという事実が本当にあったのではないかと思わせる。汚い枕は匂いを嗅ぐと激臭がして本物にしか見えない。所在と不在を強く感じる新しい図録。

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    2025年01月27日
  • かわいそ笑

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    ネタバレ

    最高に後味が悪くて、最高でした!!!
    同人界隈の解像度など、どの描写もリアリティが高いからこそ不気味さがひしひしと伝わってくる。
    そしてどういうことなんだ?と読み進めていくとラストは本当に悪意に満ちていて最悪で、これはまんまとやられました。

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    2025年01月19日
  • 自由慄

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    ホラー気分をサクッとつまみ食いしたい人にオススメ。

    物語としての形はほぼ無く、脈絡のない短文が綴られています。
    ストーリーやキャラへの感情移入をしっかり楽しみたい人には向きませんが、短文のひとつひとつが誰の日常にも染み込める普遍的な気味の悪さを持っているのがとにかく良い。
    雰囲気が抜群。
    「おばけが出たよ」とは書かず、
    「室内のハンガーが揺れた。」とだけ書くこの…結果だけで原因(おばけ)の存在を想像させる這い寄りホラーがセクシーッ…!
    これぞアジアンホラー。いい出汁です

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    2025年01月15日
  • かわいそ笑

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    ネタバレ

    ずっと気になっていた梨さんの本を正月なので買って読んでみた。
    「かわいそ笑」、遠回しにこんなに悪意が伝わるタイトルがあるでしょうか。
    「横次鈴」にふりかかる多数の怪異。
    ネット掲示板等に怪談や奇妙な話はたくさん転がっているため、目にすることはよくあるが、興味本位で沢山調べることが恐ろしくなります。
    各話繋がっている部分があるが、その真実は完全に明かされることなく、そして誰にもわからない…
    「これは〇〇さんが実際に体験したお話です。」
    〇〇に自分の名前が入れられた状態で語られる恐ろしさ!
    現代ホラーの最先端を味わえました。

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    2025年01月05日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    ネタバレ

    青臭くて必死な、戦いの記録。
    理生が悠真の自殺を怪談に仕立て上げようとしたのは、きっと怪異だけじゃなくて他の色々なものへの抵抗だったのだと思う。
    怪異以外の現実的な問題を苦に死んだことにはしたくないとか、よくある事件のひとつとして忘れ去られるのが嫌だとか。
    すごく子供じみてるし正しくない行いだとも思うけど、足掻き続ける姿は応援したくなってしまう。

    若い子がこの本の影響で自殺を美化してしまうのではないかって危惧がちょいちょい聞かれるけど、それはないと私は思う。
    理生の狂った理論を真に受けたらどうなるかって想像すると、たぶん「今すぐ自殺してもいい」というより「もっと精一杯戦え」ってメッセージに受

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    2024年12月30日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    怖い話ばかり。
    個人的には、終わった街の描写の表現,見てるよの不気味さが印象に残って、
    左サンプルに楽しく読めたのは。、告発者とブンブン。
    11分と鎖念佛もよかった!

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    2024年12月23日
  • 自由慄

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    想像してちょっと嫌な気持ちになる、ゾワっとする、そんなフレーズ、自由慄が大量に収録されている。ふとした時になんとなくパラパラみて楽しめる。

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    2024年12月19日
  • 6

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    6つのお話からできているので、寝る前に1話ずつ読み進めてました。
    面白い。怖いというよりも。先が気になって仕方なくて、毎回「寝る前に読むもんじゃないよね、もう1話読んじゃおうかな…」ってなってたから、やっぱり面白いが合ってるかも。
    1話めのROOFyは掴みどころがなかったから、これはちょっと読み進めるの大変かもって思いましたが、2話めからは読みやすかったです。3話めあたりから、もしかしてお話同士繋がりあるのかも…と思い出してからは、前に戻ったり元のお話に帰ったりと。

    どのお話にも共通して、行方不明になったライターさんが絡んでるようだけど、彼はどのタイミングでエレベーターが駄目になったんだろ?

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    2024年10月13日
  • お前の死因にとびきりの恐怖を

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    ネタバレ

    久々に本を買って読もうと思ったので、感想も書こうかと。
    私が楽しめたのは前提なんだけど、1番読むと楽しめる層に訴求するのが難しそうな話だなぁと思う。ホラーとしてはそんなに怖くはない。モキュメンタリー感もあんまりない。ジャンルとしては青春小説だと思う。人によってはラブストーリーとも読めるかも。私は彼らのことを戦友だなぁと思ったけれど。

    ただでさえ家庭環境が終わってる子供たちが、学校で怪異(現象というかなんというか)に巻き取られ、散々怖い思いをして最終的に命を落とす。
    死にたいと思ってリストカットしたのに痛くて薄皮一枚しか切れない。常に漠然と死にたいのに怪異に殺されるのは怖い。どうしようもなく追

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    2024年10月05日
  • 6

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    あ〜すごい。救いがない。
    ラストになって、今までの章であった話の解説?といいますか、なんといいますか、「これはこういうものでした」とサラサラと触れられていくのですが、これが大層気持ち悪い。
    うわ、うわうわうわ…うわ〜…って感じでした。ほんとに。
    幽霊とか、呪いとか、そういうものよりも高次元な、世界のシステムという恐怖。
    あと、これはこの作品だけの話ではないんですが、著者の梨さんの書く話し手や人物って全員静かな感情しか持ってないんですよね。
    やけに落ち着いているというか、怒りとかそういうアクティブな感情があんまりない。だから尚更、諦念のこもった、救いはない、という形式との相性が良かったんだと思い

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    2024年08月29日
  • ジャンル特化型 ホラーの扉 八つの恐怖の物語

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    夏だしホラーでも、と思い読みました。
    様々なジャンルのホラーが解説と共に記載されており、小説としても楽しめましたし、小説を書く際の勉強にもなりました。

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    2024年08月20日
  • 自由慄

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    前から読んで、後ろから読んで。
    ああこう言うふうに紙を折って手紙にするの、やったなあ。そういう懐かしさと、死の気配と不穏さ。
    こんなに短い言葉がこれ程、不安な空気を生み出すの、すごいですよね。死への招待とか不安定な感じとか、すごい。一気読みしました。

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    2024年08月12日
  • 6

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    ネタバレ

    天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道
    それぞれに世界に必ず苦しみが待っており永遠に繰り返す救いのないお話。
    色々な考察が出来そうで個人的には好きな作品です。

    6章の5階(人間道)に住んでいる主人公が落ちた後、どこかの階(六道の6種の世界)の住人になると言っていたので永遠にぐるぐるとそれぞれの世界の苦しみを味わい続けるのかな?
    本当に救いがなさすぎる…
    だから5章の幽霊は苦しみから逃れるために輪廻から外れた?

    目次の意味
    1章→ ROOFy(屋根付き)天道?
    2章→ FIVE by five(はっきりと聞こえる、順調な)人間道?
    3章→FOURierists(フーリエ主義?)修羅道?

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    2024年07月27日
  • 自由慄

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    ネタバレ

    短い自由律短歌の連続なのに、毎回きちんと怖い。
    面白かった。
    セーラー服の少女が屋上から地面を見下ろしている様子が脳裏をチラつく。
    最初は詩集かと思っていたのに、通して読めば関係性が薄らと見える。



    以下、特に好きだったもの



    朝焼けに黒い液体をまきちらして、夜を散骨するように

    いっぱい名前を呼んでくれた、死体になってはじめて

    夢に出てきた故人にふれると、ブラウン管に
    指でふれるときと全く同じ、やわらかな拒絶の触感がする

    空が肌色のときだけ現れる鉄塔

    一匙のくすりの粉をわけあった日が
    プラセボになれますように

    静物画みたいな葬儀だった

    名札の安全ピンが初めての自傷だった少女

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    2024年04月29日
  • コワい話は≠くだけで。 3

    ネタバレ 購入済み

    良い怖さがある

    この作品は絵の綺麗さとギャップがとても良くて良い感じにゾッとさせられます!
    実話系怪談、、まだまだ先生の読みたいけど、、、

    #ダーク #ドキドキハラハラ #怖い

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    2024年04月27日
  • 自由慄

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    ネタバレ

    学生時代にあの形の手紙をまわしあっていたから懐かしさと少し寂しさを感じた

    から私に送られる追悼句集

    2回目を読むのが楽しみ

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    2024年04月18日