オードリー・タンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2024-047
オードリー・タンについては、非常に若くして閣僚になったことや、シリコンバレーで仕事をしていたことを知っていたので、物凄く緻密で、ガツガツした人をイメージしていました。
しかしながら、本書を読んだ限りの感触ではありますが、その思考は案外取っ散らかっていて、非論理的な部分も多く、でも、温かみや思いやりのある人物、という印象に変わりました。
また、デジタル系の人、というイメージも強かったのですが、確かにデジタル系に強い人ではあるものの、それ以上に目的を大切にしている人で、デジタルはあくまでも手段に過ぎない、という考えの持ち主であることもわかりました。
ちなみに、比喩を使った説明がちょいちょい出てくるのですが、それらについては、いただけないというか、ピントが合っていないものが多い印象です…。
とはいえ、未来志向で共同意識が高く、個を大切にしつつ、かつ、インクルージョンを大切にする氏の姿勢は、誰もが見習うべきだと思います。
こういう人を増やしていくのが教育の役割なんでしょうね、きっと。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2024.05
ビジネスや人生の教科書!
以下は、気になることをメモ
台湾のマスク対策のベースは全民保健制度
政府の保険が民間保険と比べても遜色なく信頼されているのは、全民健康保険争議審議会で話し合われるあらゆるプロセスが原稿の一言一句まで透明化されており、どのような作業が進んでいるかも公開されているため
透明性による政府と人の相互の信頼関係によるもの
台湾のコロナ対策
fast fun fair 素早く公平に楽しく
AIはあくまで人間を補助するツール
私とコンピュータの関係は、ジョブズ
精神的な自転車に例えた。
あなたが何をしたいかがあり、自分の代わりに道具を走らせれば良いではない
他人の話を聞くことにより新たな視点獲得できる
①自分自身の生活という角度から物事を見る制限を取り払える
②個人的な経験や背景から述べられたことを通じて、世界はこのような視点でも解釈できると理解できる
未来を学習できる
クリティカルシンキングは父の教え
証拠に基づき論理的かつ偏りなくとらえるとともに推論過程を意識的に吟味する反省点な思考法、物事をクリアに捉えるための思考法
クリエイティブシンキングは母の教え
既存の型や分類にとらわれずに自分の方向性を見つけていく
交換モデルx
ひまわり学生運動
選挙の一票の重さ
インターネットは少人数の声をひろうツール
傾聴の民主主義
イノベーションを進めるほどクリエイティブになる
日本のRESAS
何を勉強したらいいのかわからないのであれば。まだ勉強しないほうが良い
デジタル社会で求められる3素養
自発性、相互理解、共好
能動的に考え、耳を傾け、共通の価値を探し出す
アート教育、アート思考、デザイン思考は、デジタル時代に必須の思考法。既存の可能性にとらわれないようにするため
プログラムには、母国語を自在に使うことが大事
すべてのものにはヒビがある。そしてそこから光が差し込む
不正義に怒りや焦りを感じるなら、建設的なエネルギーに変えて、自問自答してほしい
2度とおこらぬために私は社会に対して何ができるか考えてほしい
怒りは、建設的なエネルギーになり、
前向きな未来の原型を作る道にとまり、
あなたがみつくたビビに他の人が参加し
そこから光が差し込みます
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Posted by ブクログ
昨今の介護・福祉領域でも、しきりにデジタル化ですとか、介護DXなどと言われている今日この頃。自分でもそういう記事とかを目にする中で、いつか彼の言葉で綴られた本を読んでみたいなーと、ぼんやりと思っていました。
一般的な新書本サイズなので、比較的読みやすいサイズ感だと思っていたのですが、内容がかなり濃く、咀嚼するのに相当時間がかかりました。
デジタル担当大臣としての事柄だけに留まらず、SDGs、環境問題、民主主義についても本著では自身の考えを提言している。
また、自身のことを『オープンソースである』と語り、政策や体制においても透明化『オープンガバメント』を実践している稀有な存在であることを知った。
本書のタイトル通り、彼が描く『まだ誰もみたことのない「未来」』という青写真を、隣国の人間ながら眺めてみたいと思わされるような壮大さが綴られていました。
他の著作も読んでみたいなー。
そして、台湾行ってみたいなー。
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天才デジタル相が現時点で語る、これからの未来のことと、そのために私たちができること
デジタル化、ネットワーク化が進む一方、SDGsのような地球規模の課題がある現在、オードリーさんが考える未来と、それに向けて私たちができることをまとめました。
まったく新しい世の中が訪れようとする今、オードリーさんの言葉は「誰一人取り残さない」世の中のためのメッセージがつまった1冊になっています。
これからの世界を知りたい方、今後の社会で何をすべきかを考えたい方は必見です。 -
Posted by ブクログ
オードリー・タンさんの冷静に物事をを見る視点、行動力は素晴らしいです。
「『イノベーションとは、より弱い存在の人たちに優先して提供されるべき』ものであり、それこそが誰も置き去りにしない『インクルージョン』です。私たちの社会には、多種多様な人たちが生きていることを忘れてはいけません。」という視点。
使いにくい、わかりにくい、不便だ、といった問題提起があったときに、すぐに「ではどうすればいい?」と考え解決に向けて対応できるところ。
台湾では「地方創生」と言う言葉を中国語に翻訳せずに使っているということです。
同じ漢字を使う国、文字だけでも伝わることがあるのが嬉しく、お互いのいいところを伝え合って、日本もどんどん若い力でより良い方向に進んでいって欲しいなと思います。
プログラミング思考。
マイノリティの視点。
不正義などに対する怒りを、誰かを攻撃したり何かを非難したりせずに建設的なエネルギーにしていくこと。
この世界は完璧ではない、だからこそ欠陥や問題点を見つけ、それに対して真摯に取り組むこと。
オードリー・タンさんのメッセージは温かくて心に響きます。 -
Posted by ブクログ
IQ180と言われるタン氏は、180は身長の事だと謙遜している。本書ではタン氏の事を「彼女」と読んでいるが、私の知るところでは性を持たない超越した存在と表現していたはずだ。台湾の政治家としての功績もさることながら、タン氏の本の読み方について語っているところが特に印象に残った。タン氏は本を読む時デジタル写真やコピーを撮る様に1ページ1ページ頭にコピーを保存してゆく。翌朝、頭の中の保存データを理解して内容を記憶領域に持って行くと言った具合だ。天才のやり方は我々凡人には真似できないし、理解もできない。タン氏の超越した考え方や幼少期の苦悩などもふんだんに描かれている一冊と言えよう。
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Posted by ブクログ
金銭的な欲求や名誉などは、今の若者には不要なのかもしれない。新しい価値観こそ世界を変えると実感する。
だからこそ、そんな声に合わせ、今までのやり方を変える必要があると感じるのだ。
現状のやり方では、もうとっくに限界が来ている。
それは国家の運営しかり、会社の経営しかり。
今の地球環境を考えても、このまま化石燃料に頼って、大量生産、大量廃棄を繰り返していたら、近い将来に限界が来るのは見えている。
この状況であっても、どこか他人事。
「このままで生きていける」と心の底で思っているから、本気で変えようと思わないのではないだろうか。
これは日本経済が停滞していることと関係があるかもしれない。
「変えよう」と本気で思えば、新たなイノベーションが生まれ、経済が上向きに活性化してもおかしくない。
他人任せにせず、現状に危機感を持ち、行動に移す。
そんなシンプルな事を、お近くの台湾が実践しているというのだ。
これは参考にしない手はない。
オードリー・タン氏の活動は、もちろん個人の能力の高さが際立っているが、それだけに留まらない。
我々に真似できるところは、積極的に取り入れていった方がよいだろう。
タン氏は自身の発表や講演、会議の議事などをすべてオープン化しているという。
これらのことは一部日本でも開始されているが、アクセスしやすさや、内容の確認のしやすさはもっと工夫が必要だろうと思う。
単に見やすくするだけでなく、タン氏の場合は市民の意見を吸い上げて、それらを元にして議論したりする「双方向性」がある。
この点、日本の場合はどうしても一方通行になりがちだ。
ここは情報の送り手の意識もそうであるし、受け取る市民側も「積極的に意見を言う」というよりも、あくまでも受動的な姿勢が標準になってしまっている。
台湾の選挙や政治的意見の発信などでは、65歳以上と15歳が活発だという。
これは相当に日本と異なる点だ。
もちろん国家の歴史が異なるのだから、一概に違いを指摘して良し悪しの判断をする訳にはいかない。
しかしながら、少なくとも15歳世代が政治に対して意見を活発に言うというところは心強い。
今後の日本の未来を考えると、今の高齢者よりも若者世代の声をもっと積極的に聞くべきだ。
ここはまずは「対話する姿勢」だという。
これも、実は単純であるが奥深い指摘だ。
我々世代は若者の意見を聞いているだろうか。
そういう機会を設けているだろうか。
確かにデジタル化などツールをもっと活用して、対話するハードルそのものを下げるという手もある。
ここがタン氏の上手いところであり、日本が全然遅れている所なのだ。
コミュニケーションツールを積極的に使うことで、まずは相手の価値観がどういう部分にあり、自分の価値観と何が異なるのかを共有できる。
様々な価値観を排除するのではなく、相手の話を聞く姿勢がこれらデジタルツールを活用すれば、出来る可能性があるのだ。
そう考えると、スマホをもっと便利に使いたい。
老人にはまだまだスマホを使うハードルが高いだろう。
そういう点も改良しつつ、対話をしていこうと前に向かうことが何よりも大切だと感じる。
コロナ対応では、タン氏の声がけのお陰で一気にデジタルツールが構築された。
これによって、マスクの在庫状況が分かったり、コロナ対応の様々な施策が進んだという。
しかし、コロナ問い合わせの電話対応は人間が行ったという。
スマホを使いきれない老人などを、切り捨てないためにどうするかを試行錯誤したという。
要はバランスなのであるが、みんなにとって居心地がいい世界というのは、明確な唯一の正解がある世界ではない。
みんなの価値観をすり合わせながら、その時のみんなの居心地のよさそうなポイントを見つけていく。
人によっては我慢が強いられるかもしれない。
人によっては、金銭的負担が多かったりするのかもしれない。
タン氏は「ソーシャルイノベーション」と言っているが、対話を繰り返せば必ずその時の最適解が導き出せるはずなのだ。
大事なのは、自分の欲を出さないこと。
「社会にとって一番よい方法は何なのか?」
その問いに応えるべく対話を繰り返すということ。
そのためにデジタルの力を積極的に活用しようということなのだ。
我々はこれらツールを使いこなせるように、確実に賢くなっているはずだ。
課題を解決すべく、デジタルの力でチーム力で突破できればと思っている。
そういうチームを作り上げていきたい。
(2023/5/31) -
Posted by ブクログ
台湾のIT大臣として台湾社会の問題解決をしてきたオードリー・タンが、問題解決をどのように捉えているのかがわかる一冊。本のタイトル通り問題解決への4ステップと、問題解決の際にオードリーの大事にしているキーワードがふんだんに盛り込まれており、オードーリーがどんな人かよくわかります。
日本の政治家はもちろん、たとえば学校の生徒会とか、会社の総務部とかの人も自分ごとに置き換えて考えれることろはあると思います。
恥ずかしながらオードリーのことはこの本を読んで実態を知りました。天才と呼ばれるもそうではないと思っている理由を論理的に語っていたり、病弱だった子供時代や学校に行かなくなり独学していた頃の体験からくるマインドの話が興味深かったです。
ほかにも
・SDGsの番号が若いほうがより基本的な、日常生活で実践しやすい目標
・タピオカミルクティーはオープン・イノベーションの象徴
など、「へーそうなんだ」的な内容も書いてあって面白かったです。
たまに日本のことについても触れていたりしますが、日本の読者に向けたインタビュー記事なのかな? -
Posted by ブクログ
ハッカーの意味合いが違った。
=コンピューターや電子回路に詳しく、技術的な課題をクリアする人
自分の思いついたことをオープンにして、他のひとに役立ててもらう
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反復性が高い仕事はITや機械に任す。
人間はお互いのコミュニケーションに注力していこう!
台湾の「デジタル民主主義」
ハッカーの心得
①この世界には面白いものが待っている
②自分の思いついた問題解決の方法をシェアしよう
(ほかの人が時間を無駄にしないように)
③単調でつまらないことは機械を使って自動化しよう!
④わたしたちは自由とオープンデータを追求する。どんな権威主義にも抵抗する。
⑤たえず学習する。