オードリー・タンのレビュー一覧

  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    オードリータンの穏やかな感じが好き。IQが高い事でも有名だが、彼女はトランスジェンダーであり、小学校でも周りと上手くやって行けずに苦労して生きてきたらしい。そのことが本書で綴られるが、オードリーの青春や生き方を少しだけ覗き見できるような内容が本書の魅力だ。また、そうした“個性”ゆえ、見ている“世界の違い”が面白い。

    ― 1位だの2位だのという順位のプレッシャーがなくなって、初めて自分の進むべき方向が見えてくる。順位は他人がつけるものであり、それにとらわれることは、つまりは他人が示した道を進んでいるに等しいのです。

    ― 幼いころから、普通の人よりはるかに多様なジャンルの本を山ほど読んできた。

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    2025年10月17日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    ネタバレ

    彼女の思考・仕事・学習・未来観を軸にまとめられた一冊で、どの章も学びが多かった。

    特に印象に残ったのは「知識や体系は一人で抱え込むのではなく、仲間と共創することで築かれる」という視点。競争より共創の姿勢は、今の時代に欠かせないものだと感じた。

    また、SF小説からは未来を構想する思考、詩からは少ない言葉で多くを表すプログラミング的思考を学ぶという着眼点はユニークで刺激的だった。

    さらに「リーダーは管理者ではなくコーディネーター。メンバーが主体的に意見を出せる環境を作ることが役割」という考え方にも共感した。

    教育観については、日本のゆとり教育に似た側面も感じつつ、主体性をどう育てるかという

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    2025年10月02日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    未来のために何かできそうな気がしました。しかし、台湾と日本ではだいぶ状況が違うのかなぁ、とも思いました。

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    2025年09月27日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    筆者の柔和な人柄が伝わってくる文章で、好感が持てました。同時に今まで興味すらもってなかった台湾という国に大いに興味が湧き、いつか訪れてみたいと思いました。1エンジニアとして参加できることにはすぐにでもアクセスして飛び込んでみようと思います。

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    2025年09月17日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    今更感がありますが、仕事でAIを使うようになってきたので、この方の本は読んでおいた方が良いだろうということでページを開きました。
    AIとのかかわり方、使い方の考え方もさることながら、自分としては一番共感できたのが、数学は好きだけど計算は面倒くさいからテクノロジーに頼るという部分。
    オードリータン氏と同列に語るのは流石に憚られるが、自分も数学は好きだけど、センス無さすぎて文系を選んだ人間なので、考え方さえ分かれば難しい計算はAIに任せてしまえば、仕事は大幅に捗るという体験をまさにしているところなので、AIとの関わり方については、氏の考え方を参考にしていきたいと思います。
    新しい著書も早めに手に取

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    2025年09月16日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    彼女の一貫した「共創」と「共好」の考え方は自身が日々考えていることの「小ささ」を考えさせられました。定期的に読み返したい一冊です。

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    2025年09月07日
  • PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)

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    かなり難しい。
    数カ月間少しずつ読み続けていて途中で読むのを諦めようかと思ったが、理解できない部分は軽く流して最近一気に読破した。

    技術の背景には思想が絡んでいるという話は、意識したことがなく新鮮だった。

    人類は立ちはだかる困難をコラボレーションによって乗り越えていけるという、希望を持たせてくれる内容だった。

    Talk to the city使ってみようと思う。

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    2025年08月14日
  • PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)

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    率直に言うと難しい、難解である。その上でボリュームも600ページ以上あり心理的ハードルも高い。
    もちろん自分の理解力の無さが原因である。
    思想、学術用語が多用されており、また言葉以外の背景や文脈を共有している度合いが高く、技術科学的概念が詳細説明無く使われており、理解が難しい。
    最後に鈴木さんの解説があり、その要約が一番分かり易いかもしれないが、出来れば時間をかけて(多分一ヶ月以上は余裕でかかりそう)でも本文を理解したいと思った。

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    2025年08月14日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    55冊目『まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう』(オードリー・タン 語り、近藤弥生子 執筆、2022年3月、SBクリエイティブ)
    35歳という若さで蔡英文政権のデジタル担当大臣に就任した天才プログラマーが、自身の考える「未来」のヴィジョンについて語った教養新書。
    古い考えに固執せず台湾のデジタル民主主義を推し進めた氏から学ぶことは多い。

    〈私が思うITの強みとは、“新しく何かが発明された時、それをとても簡単に、ほとんどコストを必要とせず、他の場所にいる人に使ってもらうことができる“ということです〉

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    2025年07月16日
  • PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)

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    難しい。
    そしてボリュームがすごい。
    だからこそもう1回読みたい。

    ITと社会の将来ビジョンを描いているのだけど、カバーされる分野が多くて、一度じゃ理解できなかった。

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    2025年07月14日
  • PLURALITY 対立を創造に変える、協働テクノロジーと民主主義の未来(サイボウズ式ブックス)

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    PLURALITY多元性 オードリータン他
    サイボウズ式ブックス
    本文だけでもこの550ページに及ぶ
    紙による本は3,000円だけれど
    本来の公式サイトでダウンロードすれば
    日々更新する生きた最新版に無料で参加できる
    時代を先取りした最初の一行目から
    「目から鱗」の異次元では無いか‼︎

    コンピュータもインターネットもSNS も
    軍事用に開発されたものだしそのルールや仕組みを作る管理者がそこから生まれる情報も富も権力も独り占めして格差社会を広げ中央集権体制を広げてきた

    しかし一方でシンギュラリティと呼ばれるAIが管理者の手を離れて自己管理するようになると民衆も解放されて
    競争原理社会から逃れ

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    2025年06月15日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    語り下ろしですが,彼女の思想体系が垣間見える。ギフテッドならではの苦悩と,それを救ったインターネット上のコミュニティ。「共好」(「共同で仕事をする」という意味のネイティブアメリカンの"Gung Ho"の中国語訳。)がキーワードか。競争よりも共創。

    スラッシュワーカーの時代にこそ,ひとつのテーマを徹底的に追求することに価値が出る。「数年も経てば,職業や肩書きではなく,探求するテーマそのものがアイデンティティになる時代が来ると考えられる。」

    「役に立たない人」になるために学ぶ,というのは,平井先生の言っていた,「知識は陳腐化する」という金言と通じるものがある。
    「人が「モノ

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    2025年04月14日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    すごく良かった!
    リーダーとして責任は取るけど、管理しないこと。命令を下す代わりにみんなが自主的に考えて行動する環境を作ることなど参考になりました。

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    2025年03月20日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    コロナ禍のマスク不足の折、在庫管理アプリを開発した台湾のデジタル担当大臣というニュースで彼女を知った。
    当時観たいくつかのインタビューを通じて、天才、という印象を持っていた。

    そんなオードリーの思考法、仕事法を紹介している本著は、天才の頭の中を覗かせてもらっているようで、興味深く読みやすかった。
    自分にとっては新鮮、斬新な考え方が多く、刺激になった。
    特に印象的だったのは以下3つ。意識していきたい。


    1.大人になって他人と自分を比べることがなくなった理由

    このめぐるましく変化する社会の中で、絶対的な正解は存在しない。
    1つの正解を一部の権力者や能力保持者が導きだすのではなく、みんなで協

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    2025年03月16日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    ITを通じて誰1人取り残さない社会を目指していることが伝わった。あの有名なマスクアプリが、実は一個人のアイデアで作ってみた程度のものから出発したことに驚いた。非営利目的でそんなことができてしまう、台湾の開かれたイノベーションの場に感心した。
    14歳の子がストロー無くしましょうと投稿したことで、5000人以上の請願書が集まり、それが実現したことにも驚いた。本当に誰でも政治参加できる国だなと思った。
    オードリータン自身は、中学校中退しているものの、学校教育を否定もせず、あくまで個人に合った学習法が大事だと提唱していた。

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    2025年03月16日
  • オードリー・タン 私はこう思考する

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    n=1
    n=オードリータン

    成功する人は、与える人。
    与えれば必ず成功するわけではないけれど。
    与える余裕が、人を魅了する。

    オードリータンは、ギバーの頂点。

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    2025年01月19日
  • まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう

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    2020年代の思想のひとつとして読みました。

    理想論すぎるところはあるかもしれませんが、コロナ前とは色々なことが変わった世の中で、生き方や考え方のヒントをいただけたように思います。

    SDGsへの向き合い方、とても腑に落ちました。

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    2024年12月31日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    台湾の政治のスピード感や民主的な様子を見ると、日本の政治が滞留した泥水のように思えてきます。

    もちろん、本書を読んで、手放しでオードリー・タン氏の手腕や台湾の政治などを手放しで礼賛することは避けるべきと思います。
    しかし、日本のデジタルに関しては、ビジネスの面でも政治の面でも、先進国の中では圧倒的に他国に後れをとっていると感じられてなりません。

    本書を読んで我が国を振り返り、政治状況等を見ていても、デジタルをよりよく活用しよう、使える技術として人々の生活や幸せに活用しようという機運が薄いと感じられてなりません。

    デジタルも使い方によっては多くの人を救うことできるし、多くの人を幸せにするこ

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    2024年12月20日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    AIと人間の関係の理想の一つは、ドラえもんとのび太の関係である。
    インクルーシブ、誰も置いていかない。そのためのクリティカル&クリエイティブシンキングを持った人物の話。

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    2024年11月23日
  • 天才IT大臣オードリー・タンが初めて明かす 問題解決の4ステップと15キーワード

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    天才IT大臣オードリー・タンは解決策を独占しない。問題解決を共有し説明責任を果たし多くの人々を巻き込む。情報は誰でものものとし未来の世代へもつながる設計を重視する。技術を小手先の力とせず社会全体の視点から考える。その透明性と包括性がデジタルの時代に新たな可能性を開く。孤高ではなく共創を選ぶその姿勢に人々の信頼と未来への希望が宿る。個の力ではなく集団の知恵が未来を照らす道筋を示している。爪の垢でもいただきたい。

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    2024年11月16日