オードリー・タンのレビュー一覧
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コロナ対応で一躍注目を浴びた台湾の閣僚(デジタル担当政務委員)による初著作。タイトル通り、20時間に渡って行われた中国語のインタビューがベースとなった模様。中国語の元本があるのではなく、プレジデント社の企画により実現しているため、日本の読者に向けた内容となっている。
2020年11月の発売であり、序章は台湾のコロナ対策。本論は、デジタルやテクノロジーが世の中をどう変えるか、人間がテクノロジーを活用する視点はどうあるべきか、というもの。また彼女(彼ではなく)の半生におけるいくつかのパーソナルなマイルストーンも紹介しており、稀代の天才の半世紀となっている。
彼女は1981年生まれ。中学生の時に -
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ウクライナ戦争から予想される、西洋(欧米)の敗北という書籍の流れを踏襲し、今後の世界の見通しが書かれている。
興味深いのは日本の出版社から刊行されているので、論点が「日本はどうするのか?(どうなるのか?)」が描かれている点。
当然ながら朝日新聞が刊行しているので左派的な見方が多く、当然ながらアメリカファーストなトランプが大統領の非難は多い。
もちろん共助という考え自体は悪いとは思わない。
経済的合理性、効率が進展し、自由主義が蔓延している現代社会では、格差が開き、断絶が起きていると感じることが多い。
こういった権力の集中や民族の分断が加速している世界で、どのような切り口があり、そういった対 -
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エマニュエル・トッドとオードリー・タンまでの章はメッセージが明確で面白い。
それ以降については、とにかく自分の発言に責任を持ちたくないのか、どっちつかずなよく見る中庸な意見しかなく、つまらない(そういうのは社説や記事で読んでるからわざわざ本で読む必要がないと思っている)。
勿論、学者やインテリの態度としてそんな簡単にスタンスを踏めないのはわかるし、
この世の全てのことはグレーなわけでそんな簡単に白黒つけられないのも重々承知だが、
周知の事実として、グレーなことしかないこの世の中を語る時に「この問題は、(この世の常ですが、)グレーなのです!!」と言われてもねぇ…と思ってしまう(笑)
そんな -
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オードリータンの来歴と思考の一端を紹介する内容
突き抜けている人ならではの、その人の視野や世界の広さを感じることができて、心地よかった。
そして、自分が天才ということが彼女の人生を駆動していく、疎外されるが、そこから自分の生き方を作っていき、知や能力でつながるコミュニティや連帯に幸せを見出しているというところが興味深かった。
読む中で、オードリータンが、注目を集めるのはなぜだろうとおもった。文章では彼女の天才性が非常に強調されていたように思う。ユニークなキャリアをもった天才を、我々はヒーローとして興味を惹かれているのかなと思った。
一方で、彼女のように知や能力でつながるコミュニティで生きる -
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本は分厚いが、要約は鈴木健氏の解説にのっている。
PlURALITYとは
人間は平等でありながら異なるを前提に社会的差異を超えたコラボレーションのための技術
集団による制限より個人の自由に重きを置くリバタリアン(ピーターティール達)ではなく、技術オリエンテッドで世界を変えようとするテクノクラート(サムアルトマン)でもなく、混沌とトップダウンの間の狭い回廊を広げる方法としてPLURALITYを提言する。一人一票の民主主義による混乱ではなく、超人(独裁王)の支配でもなく、多元的な価値観を尊重しつつ、少数にも優しいアウフヘーベンされた合意形成手法を指すものと理解した。新たな方策による合意だけではな -
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こういう考え方ステキだなぁって部分といやそれは違うよって部分があって、そもそも国が違うんだから全肯定はできないよなぁ。そうだよなぁ、ってところ。
台湾はみんな国の政治をよくしようとする姿勢があって、それらを拾い上げようと工夫を凝らすところはとてもステキ。我が国に一番足りないところだと思う。田舎から5Gを導入して、教育格差を埋めるというのもとても革新的である。
AIに仕事を奪われる云々の騒ぎに関しても、そんなこたぁないよと優しく解説してくれる。
総括で「日本の地方創生は素晴らしい」と語ってくれたが、それだけは否定させてくれ(›´ω`‹ )
日本で地方創生はムリだ。地方創生をするには、台湾のよ -
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エマニュエル・トッドをはじめとする対談集をまとめた一冊。一見、表紙の方々が一堂に会して対談したものと勘違いして購入してしまったが、それぞれ別々に開催されたイベントであった。『西洋の敗北』を出版した後の反響や、不安定な国際情勢において日本の良さをどのように生かしていくか、示唆を与えてくれるもの。親日家であるエマニュエル・トッドが広島の原爆資料館を視察してもなお、日本の核武装を推奨していることについて、いろんな対談者が質問しており、興味深い内容であった。東アジアにおいて日本が極めて微妙なパワーバランスの中に位置していることを痛感させられた。
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